【10月29日速報】後楽園ホールのボクシング試合結果・全6試合
2026年10月29日、東京・後楽園ホールでは大橋プロモーション主催のプロボクシング興行が開催された。試合開始は17時45分。JBCが公開した試合報告書には、全6試合の勝敗と決着時間が記録されている。
注目は、片岡雷斗がアルアル・アンダレスを9回TKOで破った一戦だ。プロ3戦目でOPBF東洋太平洋ライトフライ級王座を獲得した。また、田中将吾は野上翔との対戦で8回TKO勝ちを収めた。
10月29日の全試合結果一覧

| 対戦カード | 勝者 | 決着方法 |
|---|---|---|
| ジャクパン・サントン vs 片岡叶夢 | 片岡叶夢 | 1回1分28秒 KO |
| 富岡浩介 vs 佐野篤希 | 富岡浩介 | 3対0 判定 |
| 石井渡士也 vs 二瓶竜弥 | 石井渡士也 | 3対0 判定 |
| ペッチ・ソー・チットパッタナ vs 坂井優太 | 坂井優太 | 4回2分00秒 KO |
| 野上翔 vs 田中将吾 | 田中将吾 | 8回1分26秒 TKO |
| アルアル・アンダレス vs 片岡雷斗 | 片岡雷斗 | 9回2分56秒 TKO |
出典:日本ボクシングコミッション「2026年10月29日 後楽園ホール」試合報告書。
注目カードの試合内容

片岡雷斗が9回TKO勝ち
メイン級の注目を集めたのが、片岡雷斗とフィリピンのアルアル・アンダレスによるライトフライ級の一戦だ。
片岡は9回2分56秒にTKO勝ち。OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦を制し、新王者となった。
田中将吾が逆転TKO勝ち
野上翔と田中将吾のフライ級10回戦では、田中が8回1分26秒TKO勝ち。試合序盤にはダウンを喫したものの、最終的に逆転する展開となった。
富岡浩介と石井渡士也は判定勝ち
富岡は佐野篤希を相手に、98対92、99対91、99対91の3者支持で勝利。石井渡士也も二瓶竜弥に97対93、100対90、100対90で勝ち、判定をものにした。
この日の後楽園ホールでは、KO・TKOだけでなく、複数のジャッジが支持した明確な判定勝利も記録された。
【世界戦の結果】井上拓真vs那須川天心・坪井智也・西田凌佑の勝敗

2026年の国内ボクシングを振り返るうえで、大きな節目となったのが9月27日の「Prime Video Boxing 16」だ。
東京・TOYOTA ARENA TOKYOで開催され、4つの世界タイトルマッチが実施された。日本人選手の王座防衛、新王座獲得、階級を超えた挑戦という複数のテーマが交錯した大会だった。
井上拓真 vs 那須川天心の結果
WBC世界バンタム級タイトルマッチ・12回戦
2度目の王座防衛に成功
WBC世界バンタム級タイトル挑戦
7回に左ストレートでダウンを奪う場面を作ったが、王座獲得には届かなかった。
この試合の見どころは、那須川が7回にダウンを奪った後の展開だった。
那須川は左ストレートを当て、井上を倒すことに成功した。会場が沸く場面だったが、井上は立ち上がり、その後のラウンドで試合を立て直した。
採点は114対113が1人、116対111が2人。3人全員が井上を支持した。
勝敗を分けたのは、一度のダウンだけでは測れない12ラウンド全体の攻防だった。井上の距離調整、接近戦での対応、攻撃後の防御動作が判定に反映された形だ。
この結果、井上は那須川との再戦を制し、WBC世界バンタム級王座の2度目の防衛を達成した。
坪井智也 vs リカルド・マラジカの結果
WBC世界スーパーフライ級王座決定戦
WBC世界スーパーフライ級新王者
坪井は2021年の世界選手権バンタム級で日本人初の金メダルを獲得した実績を持つ選手だ。アマチュアで築いた実績を背景にプロへ転向し、5戦目で世界王座に挑戦した。
しかし、マラジカの身体能力と対応力を攻略できず、1対2の判定負け。プロ初黒星となった。
今回の敗戦は、アマチュアでの実績とプロの世界タイトル獲得が必ずしも直結しないことを示す結果でもあった。
西田凌佑 vs サム・グッドマンの結果
IBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦
IBF世界スーパーバンタム級暫定王座獲得
西田は元IBF世界バンタム級王者として2階級制覇を狙ったが、グッドマンに12回判定で敗れた。
序盤は西田の左ストレートが機能する場面もあった。しかし、グッドマンが前進して距離を詰め、接近戦で手数を重ねる展開になると、西田は十分に主導権を握れなかった。
この敗戦によって、西田の2階級制覇は持ち越しとなった。
もう一つの世界戦・松本流星の王座獲得
同日のWBO世界ミニマム級暫定王座決定戦では、
12ラウンドを戦い切り、世界ベルトを獲得。6月にWBA王座を返上していた松本にとって、再び世界王座に返り咲く結果となった。
9月27日の世界戦は、井上の防衛、坪井と西田の敗戦、松本の王座獲得という、異なる結果が同じ大会で生まれた点でも印象的だった。
【2026年の主要結果を比較】国内興行・世界戦・アジア大会の関係
2026年のボクシング試合結果を理解するには、プロボクシングとアマチュアボクシングを区別する必要がある。
JBCは国内プロ興行の試合結果を管理・公表する機関であり、日本ボクシング連盟(JABF)はアマチュア競技の大会情報を扱っている。
両者は同じボクシング競技でも、試合の目的や大会体系が異なる。
主要選手・大会の関係一覧
| 選手・大会 | 主な対戦相手・関係 | 2026年の結果 |
|---|---|---|
| 井上拓真 | 那須川天心 | 3対0判定勝ち・V2 |
| 那須川天心 | 井上拓真 | 3対0判定負け |
| 坪井智也 | リカルド・マラジカ | 1対2判定負け |
| リカルド・マラジカ | 坪井智也 | 判定勝ち・世界王座獲得 |
| 西田凌佑 | サム・グッドマン | 0対3判定負け |
| サム・グッドマン | 西田凌佑 | 3対0判定勝ち |
| 松本流星 | ラッセル・アコスタ | 3対0判定勝ち |
| 片岡雷斗 | アルアル・アンダレス | 9回TKO勝ち・OPBF王座獲得 |
| アジア大会 | 日本代表選手 | 金1個・銅3個 |
この比較から見えてくるのは、2026年の日本ボクシングでは、世界タイトルをめぐる競争と国内の地域タイトルをめぐる競争が同時に進んでいることだ。
また、プロでのKO勝利とアマチュアでのポイント勝利は、同じ勝利でも評価方法が異なる。試合結果を比較する際には、大会の種類と認定団体を確認する必要がある。
【アジア大会2026】日本代表のボクシング結果とメダル獲得
2026年9月19日から10月2日まで開催された第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)でも、日本代表のボクシング選手が結果を残した。
会場は愛知県西尾市のダイセンアリーナ西尾(西尾市総合体育館)。日本ボクシング連盟が公表した競技結果によると、日本勢は合計4個のメダルを獲得した。
日本代表のメダル獲得者
- 金メダル:山口瑠(男子55kg級)
- 銅メダル:並木月海(女子54kg級)
- 銅メダル:北本隼輔(男子60kg級)
- 銅メダル:岡澤セオン(男子70kg級)
特に山口瑠は10月2日の決勝でフィリピンのカルロ・パーラムにポイント3対2で勝利し、金メダルを獲得した。
一方、準決勝では岡澤セオンがヨルダンのゼヤド・エアシャシュにポイント0対3で敗れ、銅メダルとなった。
並木月海と北本隼輔も準決勝で敗れたものの、メダルを確保している。
プロボクシングとアマチュア競技は何が違う?
| 比較項目 | プロボクシング | アマチュアボクシング |
|---|---|---|
| 国内の主な管理機関 | JBC | JABF |
| 主な大会 | 国内興行・世界タイトル戦 | 全日本大会・アジア大会・国際大会 |
| 主な勝敗表記 | KO・TKO・判定 | ポイント勝利など |
| 代表的な目標 | 世界王座・国内王座 | 国内外の大会・メダル |
アジア大会の結果をJBCのプロ試合結果と同じ一覧に混ぜると、勝敗の意味を取り違えやすい。
プロの世界ランキングや王座と、アマチュア大会のメダルは別の評価体系だ。それぞれの競技団体の公式記録を確認することが、正確な情報収集につながる。
【KO・TKO・判定の違い】ボクシング試合結果の正しい読み方
ボクシングの速報を見る際に、最初に理解しておきたいのが決着方法の違いだ。
JBCの基礎知識では、試合の勝敗をKO、TKO、判定などに分類している。
KOとは?
KOはノックアウトの略称だ。
正当なパンチによって倒された選手が、レフェリーの10カウント以内に立ち上がれない場合に成立する。
例えば、10回戦の試合で3回KO勝ちとなれば、予定された10ラウンドを戦い切る前に決着したことを意味する。
TKOとは?
TKOはテクニカルノックアウトの略称だ。
選手が立ち上がれる状態でも、負傷やダメージなどによって試合の続行が危険と判断された場合、レフェリーが試合を止めることがある。
セコンドによる棄権や負傷によるストップなども、状況に応じてTKOとして記録される。
判定とは?
規定ラウンドまで戦った場合、またはルールに定められた状況で試合が途中終了した場合、ジャッジの採点によって勝敗を決める。
JBCでは原則として3人のジャッジが各ラウンドを採点する。
| 判定表記 | 意味 |
|---|---|
| 3対0 | 3人全員が同じ選手を支持 |
| 2対1 | 2人が一方を支持、1人が相手を支持 |
| 2対0 | 2人が一方を支持、1人が引き分け |
| ドロー | 勝敗がつかず引き分け |
10ポイント・マスト・システムでは、通常、優勢だった選手に10点、劣勢だった選手に9点を付ける。ダウンなどがあれば10対8になることもある。
重要なのは、単純なパンチの数だけで勝敗が決まるわけではない点だ。有効打によるダメージ、攻撃性、防御技術、試合の主導権などが評価される。
【独自検証】速報と公式確定結果が違うことはある?
ボクシングの結果確認で見落とされがちなのが、試合直後の速報と後日発表される公式記録が必ずしも一致しないことだ。
2026年には、その具体例があった。
JBCは2026年10月16日付の発表で、7月12日に堺市産業振興センターで行われたジェイアール・ラクイネル対健文トーレスの試合を検証した。
当初はラクイネルのTKO勝ちとされていたが、映像確認や関係者への聞き取りを実施。ラウンド終了時のゴングとダウン後の試合再開に関するルール適用上の問題を認定し、最終的に試合結果をノーコンテストへ変更した。
この事例は、試合終了時の速報だけで結果を判断することの難しさを示している。公式記録の変更や訂正が発表されていないかも確認する必要がある。
【ボクシング試合日程2026】11月以降の国内興行と速報の確認先
2026年10月29日時点で、国内のプロボクシング興行は11月以降も予定されている。
JBCの試合予定ページには、後楽園ホールを中心に複数の興行が掲載されている。
直近の主な開催予定
| 開催日 | 会場 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 11月3日 | 後楽園ホール | 国内プロ興行 |
| 11月4日 | 後楽園ホール | 国内プロ興行 |
| 11月7日 | 堺市産業振興センター | 国内プロ興行 |
| 11月7日 | 後楽園ホール | 国内プロ興行 |
上記はJBCの試合予定に掲載されている開催情報であり、対戦カードや開始時刻は公式の更新内容を確認したい。
ボクシング試合結果を公式に確認する方法
速報を追う場合は、情報の目的に合わせて確認先を使い分けると効率がよい。
国内プロボクシングの公式記録
国内興行の日付、会場、対戦カード、KO・TKO・判定、試合報告書を確認する。
公式サイト:試合結果・試合予定・お知らせ
アマチュア競技・国際大会
アジア大会、全日本大会、日本代表選手の試合結果やメダル獲得状況を確認する。
世界タイトルマッチの確認先
WBA、WBC、IBF、WBOの各認定団体の発表を確認する。日本国内の興行であっても、世界王座の認定記録は各団体の情報と照合するのが確実だ。
公式結果を確認するときの5つのチェックポイント
1. 開催日: 日本時間の試合日と発表日を区別する。
2. 会場: 後楽園ホールなど、開催場所が一致しているか確認する。
3. 対戦カード: 選手名だけでなく階級とタイトルの種類も照合する。
4. 決着方法: KO・TKO・判定・負傷判定・ノーコンテストを区別する。
5. 更新履歴: 後日、公式記録が変更されていないか確認する。
速報サイトやSNSは試合の進行を追うのに便利だが、正式な勝敗の確認ではJBCや各認定団体の記録を優先したい。
【ボクシング試合結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年10月29日のボクシング試合結果はどこで確認できますか?
A1:日本ボクシングコミッション(JBC)の公式試合結果ページで確認できる。10月29日は後楽園ホールで6試合が開催され、片岡叶夢、富岡浩介、石井渡士也、坂井優太、田中将吾、片岡雷斗が勝利した。
Q2:井上拓真と那須川天心の試合結果はどうなりましたか?
A2:2026年9月27日のWBC世界バンタム級タイトルマッチで、井上拓真が3対0の判定勝ちを収めた。採点は114対113、116対111、116対111。井上は2度目の王座防衛に成功した。
Q3:坪井智也とリカルド・マラジカの試合結果は?
A3:リカルド・マラジカが1対2の判定で坪井智也に勝利し、WBC世界スーパーフライ級王座を獲得した。坪井にとってはプロ初黒星となった。
Q4:西田凌佑とサム・グッドマンの試合結果は?
A4:サム・グッドマンが3対0の判定で西田凌佑に勝利した。IBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦で、西田の2階級制覇は実現しなかった。
Q5:ボクシングのKOとTKOは何が違いますか?
A5:KOはダウンした選手が10カウント以内に立ち上がれない場合などに成立する。TKOは選手の負傷やダメージなどを理由に、レフェリーや関係者の判断で試合続行が不可能になった場合の決着だ。
Q6:JBCの公式試合結果はいつ更新されますか?
A6:興行終了後に試合報告書が掲載される。更新時刻は興行によって異なるため、試合当日の速報と後日掲載される公式報告書を確認するとよい。
Q7:アジア大会2026のボクシングで日本は何個のメダルを獲得しましたか?
A7:日本勢は金メダル1個、銅メダル3個の合計4個を獲得した。山口瑠が男子55kg級で金メダルを獲得し、並木月海、北本隼輔、岡澤セオンが銅メダルを獲得した。
まとめ:2026年のボクシング試合結果は公式記録と採点の両方を確認
2026年10月29日時点の国内ボクシングでは、後楽園ホールで開催された6試合が直近の注目結果となった。片岡雷斗のOPBF王座獲得、田中将吾の逆転TKO勝ちなど、今後の国内戦線につながる結果が生まれている。
世界戦では井上拓真が那須川天心との再戦を制して王座を防衛。一方、坪井智也と西田凌佑は判定で敗れ、松本流星は世界王座を獲得した。
さらに、アジア大会では山口瑠が金メダルを獲得し、日本代表が合計4個のメダルを持ち帰った。
【プロの結論】
ボクシングの試合結果を正確に読み解くためには、単に勝者の名前を見るだけでは不十分だ。
特に注目したいのは次の3点である。
- 勝敗と決着方法: KO・TKO・判定の違いを把握する。
- 採点と試合内容: 判定勝ちの場合は、各ジャッジの採点まで確認する。
- 公式記録の更新: JBCや各認定団体による訂正・変更を確認する。
速報を追いたい読者はスポーツニュースを活用し、確定結果を知りたい読者はJBCや競技団体の公式記録を優先する。この使い分けが、誤った試合情報に惑わされないための基本となる。
2026年11月以降も国内興行は続く。世界タイトル戦だけでなく、後楽園ホールを中心とする国内選手の試合にも注目したい。