琴勝峰はどんな力士?2026年最新番付・成績と初優勝、兄弟関係を徹底解説
大相撲の琴勝峰(ことしょうほう)は、千葉県柏市出身、佐渡ヶ嶽部屋に所属する幕内力士です。本名は手計富士紀(てばかり・としき)。2025年7月の名古屋場所では、東前頭15枚目という下位の番付から13勝2敗で幕内初優勝を飾り、大きな注目を集めました。その後も着実に番付を上げ、2026年5月場所には念願の新三役となる関脇に昇進しています。
一方、2026年7月場所は6勝9敗、9月場所は5勝7敗3休と苦しい結果になりました。10月29日現在、発表済みの11月場所の番付は東前頭6枚目。初優勝から関脇昇進、そして再び平幕に戻った現在まで、琴勝峰の歩みには大器と呼ばれた力士の成長と課題が表れています。弟の琴栄峰との関係、学歴、得意技、最新の星取表まで詳しく整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- プロフィール:本名は手計富士紀。1999年生まれ、千葉県柏市出身で佐渡ヶ嶽部屋所属。
- 最大の実績:2025年7月の名古屋場所で13勝2敗を記録し、幕内初優勝と殊勲賞・敢闘賞を獲得。
- 2026年最新情報:5月場所に新関脇へ昇進。11月場所は東前頭6枚目で、最高位は関脇。
【琴勝峰のプロフィール】本名・年齢・出身地・所属部屋を紹介

琴勝峰は、恵まれた体格と右四つからの力強い攻めを持ち味とする力士です。幕内優勝を経験し、2026年には関脇まで昇進しました。まずは基本プロフィールを確認しておきましょう。
琴勝峰の基本プロフィール一覧

- 四股名:琴勝峰 吉成(ことしょうほう よしなり)
- 本名:手計 富士紀(てばかり としき)
- 生年月日:1999年8月26日
- 年齢:27歳(2026年10月現在)
- 出身地:千葉県柏市
- 所属部屋:佐渡ヶ嶽部屋
- 身長:189cm
- 体重:170kg
- 得意技:右四つ・寄り
- 初土俵:2017年11月場所
- 新十両:2019年11月場所
- 新入幕:2020年7月場所
- 新三役:2026年5月場所
- 最高位:関脇
- 幕内優勝:1回
これらは日本相撲協会の公式力士プロフィールに掲載されている情報です。2026年11月場所時点の公式記録では、生涯戦歴355勝313敗24休、幕内戦歴219勝237敗24休となっています。
四股名の変遷にも注目です。入門当初は本名にちなんだ「琴手計」を名乗り、2019年11月場所の新十両昇進に合わせて「琴勝峰」に改名しました。現在の四股名で幕内上位から三役まで駆け上がったことになります。
また、琴勝峰は十両優勝を3回経験しています。幕内優勝だけでなく、下位の番付から着実に実績を積み上げてきた力士です。殊勲賞1回、敢闘賞3回、金星1個という受賞歴も、上位力士と渡り合ってきた実力を示しています。
【柏市から大相撲の世界へ】琴勝峰の経歴と学歴・学生時代

琴勝峰の相撲人生は、出身地である千葉県柏市から始まりました。幼い頃から地元の相撲団体で稽古を重ね、学生相撲で全国レベルの実績を残してプロ入りしています。
小学生時代から全国大会で活躍
柏市が公表したプロフィールによると、琴勝峰は4歳の頃に柏相撲少年団で相撲を始めました。小学4年生のときには、わんぱく相撲全国大会で3位に入賞しています。
さらに、中学3年生の時には全国都道府県中学生相撲選手権大会で優勝。早い段階から全国大会で結果を残し、将来を期待される存在になっていました。
出身校は、柏市立松葉第二小学校、柏市立松葉中学校、埼玉栄高等学校です。特に埼玉栄高校は全国的に知られる相撲の強豪校で、琴勝峰は高校相撲を通じて競技者としての基礎をさらに磨きました。
2017年11月場所で初土俵
高校3年生だった2017年11月場所、琴勝峰は佐渡ヶ嶽部屋から「琴手計」の四股名で初土俵を踏みました。
その後、2019年11月場所に新十両へ昇進。四股名を琴勝峰に改め、2020年7月場所には新入幕を果たします。初土俵から約3年で幕内に到達したことは、当時から高い能力を持っていたことを物語っています。
2023年1月場所には11勝4敗の成績を残し、初めて敢闘賞を受賞しました。この時期にはすでに幕内上位での活躍が期待されていましたが、番付を安定して上げ続けることは簡単ではありませんでした。
実際、2025年には前頭上位で苦しい成績を残した場所もあります。そうした浮き沈みを経て、2025年7月場所の初優勝につながった点が琴勝峰のキャリアを考えるうえで重要です。
【兄弟関取の関係】琴勝峰と弟・琴栄峰はどんな兄弟?
琴勝峰を語るうえで欠かせないのが、同じ佐渡ヶ嶽部屋に所属する弟の琴栄峰(ことえいほう)です。2人はともに千葉県柏市出身で、学生時代から相撲に親しみ、同じ部屋で力士として活動しています。
琴栄峰は4歳年下の実弟
琴栄峰の本名は手計太希(てばかり・たいき)。2003年7月8日生まれで、琴勝峰より4歳年下です。
柏市が2024年12月に公表した資料でも、琴栄峰について「4歳上の兄は同部屋の琴勝峰関」と紹介されています。兄弟関係は公式な自治体資料でも確認できます。
琴栄峰は2022年1月場所で初土俵を踏み、2024年11月場所に新十両へ昇進。2025年7月場所には新入幕を果たしました。兄弟そろって幕内力士となったことで、佐渡ヶ嶽部屋の注目度を高めています。
琴勝峰と琴栄峰の関係・経歴比較
| 人物・組織 | 関係 | 主な経歴・実績 |
|---|---|---|
| 琴勝峰 | 兄 | 1999年8月26日生まれ。2017年11月初土俵。2025年7月幕内優勝。2026年5月新関脇。 |
| 琴栄峰 | 弟 | 2003年7月8日生まれ。2022年1月初土俵。2024年11月新十両。2025年7月新入幕。 |
| 手計家 | 兄弟の家族 | 兄弟ともに本名の姓は手計。千葉県柏市にゆかりを持つ。 |
| 佐渡ヶ嶽部屋 | 兄弟の所属先 | 琴勝峰・琴栄峰がともに所属する相撲部屋。 |
特に印象的なのは、2025年7月場所です。兄の琴勝峰が幕内初優勝を果たした同じ場所で、弟の琴栄峰も新入幕を果たしました。
兄は幕内優勝、弟は幕内デビューという、それぞれ異なる節目を同時に迎えたのです。柏市の公式発表でも、琴勝峰の優勝報告に琴栄峰が同行する予定者として記載されていました。
兄弟で同じ部屋に所属しているからといって、力士としての評価や番付が同じになるわけではありません。琴勝峰は関脇まで昇進し、琴栄峰も幕内で経験を積んでいます。互いに切磋琢磨できる環境は、今後の両者の成長を考えるうえでも興味深いポイントです。
【2025年7月名古屋場所】琴勝峰が幕内初優勝した理由と快挙
琴勝峰の名前が全国的に広く知られるようになった最大のきっかけが、2025年7月の名古屋場所です。
この場所で琴勝峰は東前頭15枚目という幕内下位の番付から13勝2敗を記録し、初めて幕内最高優勝を果たしました。柏市出身力士として初めての幕内最高優勝という記録も残しています。
東前頭15枚目から13勝2敗の快進撃
2025年7月場所は、名古屋市の新会場IGアリーナで開催されました。琴勝峰は序盤から好調を維持し、優勝争いの中心に浮上。千秋楽を単独首位で迎えました。
最後の相手は、優勝の可能性を残していた安青錦です。琴勝峰は安青錦を突き落としで破り、13勝2敗で優勝を決定。新会場で最初の幕内優勝力士にもなりました。
この一番で注目されたのは、単純な体格差による勝利ではなく、相手の体勢を見極めて勝負を決めた点です。安青錦が低い姿勢で前に出ようとするところを受け止め、最後は突き落としで仕留めました。
共同通信の配信記事でも、琴勝峰が13勝2敗で初優勝を果たし、千秋楽に安青錦を突き落としで下したことが報じられています。
幕内優勝に加えて殊勲賞・敢闘賞も受賞
琴勝峰は、この場所で幕内最高優勝だけでなく、殊勲賞と敢闘賞も受賞しました。優勝力士としての結果に加え、上位力士との対戦を含む場所全体での活躍が評価された形です。
東前頭15枚目からの優勝は、本人のキャリアにおいて大きな転換点となりました。もともと将来の大関候補として期待されていた力士が、長い足踏みを経てようやく才能を結果に結び付けたからです。
また、柏市にとっても歴史的な出来事でした。市の発表によると、琴勝峰は2025年8月1日に柏市長を訪問し、地元に優勝を報告しています。
この優勝の意味は、単に一度賜杯を手にしたということだけではありません。長期間にわたって幕内で戦ってきた力士が、番付下位から上位力士を破り、自らの相撲を貫いて頂点に立ったことにあります。
【得意技と取り口を分析】琴勝峰はどんな相撲を取る力士なのか
琴勝峰の基本的な得意技は、右四つと寄りです。日本相撲協会の公式プロフィールにも、この2つが得意技として掲載されています。
右四つから前に出る攻撃的な相撲
右四つとは、組み合ったときに右手を相手の左まわし側に差す形を基本とする組み手です。相手との距離を詰めて自分の形を作り、寄りにつなげるのが琴勝峰の持ち味です。
身長189cm、体重170kgという恵まれた体格も大きな武器です。相手に組み止められたときにも圧力をかけられる体格があり、前に出る展開になれば持ち味を発揮できます。
一方、琴勝峰の相撲は右四つだけに限定されません。日本相撲協会が公表する過去6場所の決まり手傾向では、次のような数字が示されています。
- 押し出し:32%
- 寄り切り:15%
- 突き落とし:13%
- その他:40%
この数字から分かるのは、琴勝峰が組んで寄るだけでなく、押し出しや突き落としなども使いながら勝ち星を重ねていることです。
2025年の初優勝に表れた相撲の変化
2025年名古屋場所の優勝を振り返ると、前に出る意識が結果につながったことが分かります。千秋楽の安青錦戦でも、相手の低い姿勢に対応しながら、最後は突き落としで勝負を決めました。
相手に合わせるだけではなく、自分から攻める姿勢を維持できたことが、13勝2敗という好成績につながった要因の一つです。
ただし、上位力士との対戦では、立ち合いの圧力や相手の攻めへの対応が一段と厳しくなります。2026年に関脇まで上がった琴勝峰にとって、右四つを作るまでの攻防や、組めない展開での攻撃力を磨くことは今後の課題です。
【2026年最新】琴勝峰の現在の番付・最新成績・星取表
2026年の琴勝峰は、幕内上位から三役へと昇進する一方、後半には負け越しや休場も経験しました。現在の番付を正しく把握するには、2026年の各場所の成績を時系列で見ることが重要です。
2026年の場所別成績一覧
- 1月場所:西前頭10枚目・9勝6敗
- 3月場所:西前頭5枚目・11勝4敗、敢闘賞
- 5月場所:西関脇・9勝6敗
- 7月場所:西関脇・6勝9敗
- 9月場所:東前頭筆頭・5勝7敗3休
- 11月場所:東前頭6枚目・初日前のため0勝0敗
以上は日本相撲協会の公式プロフィールに掲載された2026年の星取表・番付情報に基づくものです。
2026年5月場所に念願の新三役・関脇へ
2026年の大きな転換点は、5月場所の新関脇昇進です。
直前の3月場所では11勝4敗を挙げ、敢闘賞を受賞。これまでの幕内での実績と合わせて評価され、5月場所では西関脇に番付を上げました。
関脇は大関の直下に位置する三役の一つです。幕内で一定の実績を残した力士が上がる地位であり、琴勝峰にとっては2025年の初優勝に続く大きな到達点でした。
新関脇となった5月場所は9勝6敗で勝ち越し。続く7月場所も西関脇として土俵に上がりましたが、6勝9敗と負け越しました。その結果、9月場所は東前頭筆頭となっています。
2026年9月場所は脳しんとうで途中休場
9月場所は、琴勝峰にとって厳しい場所となりました。初日から3連敗した後に白星を重ねましたが、11日目までの成績は5勝6敗でした。
そして、9月23日の美ノ海戦で相手の頭部があご付近に当たり、背中から土俵に倒れる形で敗れました。翌24日の12日目から休場しています。
日刊スポーツの2026年9月24日付報道によると、師匠の佐渡ヶ嶽親方は休場理由について脳しんとうだったと説明しました。琴勝峰は取組後に記憶が飛んでいる状態があり、病院で検査を受けて入院。今場所は再出場しない方針となりました。
最終的な成績は5勝7敗3休です。なお、10月1日に公表された秋巡業の休場者にも琴勝峰の名前が含まれていました。
この休場は単なる負け越しとは異なり、身体の安全を優先した判断が必要な出来事でした。三役復帰を目指すうえでも、まずは十分な回復と安定した土俵復帰が重要になります。
2026年11月場所の現在の番付は東前頭6枚目
2026年10月29日時点で発表されている11月場所の番付では、琴勝峰は東前頭6枚目です。
9月場所の途中休場を受けて、関脇から平幕へと番付を下げる結果になりました。11月場所の公式プロフィール上の成績は初日前の0勝0敗であり、まだ場所の結果は出ていません。
ここで注意したいのは、琴勝峰の最高位と現在の番付は別の情報だということです。
- 最高位:関脇
- 2026年5月場所:新関脇昇進
- 2026年7月場所:西関脇で6勝9敗
- 2026年9月場所:東前頭筆頭で5勝7敗3休
- 2026年11月場所:東前頭6枚目
また、番付に名前が掲載されていることと、実際に出場できる健康状態にあることは同じではありません。9月場所の脳しんとうと秋巡業の休場を踏まえ、11月場所については日本相撲協会の公式な休場発表や取組情報も確認したいところです。
琴勝峰の今後の昇進と大関への可能性
琴勝峰には、すでに幕内優勝と関脇昇進という実績があります。27歳という年齢を考えても、今後さらに上を目指せる余地は残されています。
大関昇進を考えるうえで重要なのは、一場所だけの好成績ではなく、三役や幕内上位で継続して勝ち越し、二桁勝利を積み重ねられるかどうかです。
2026年3月場所の11勝4敗は、その可能性を感じさせる成績でした。一方で、5月場所の9勝6敗、7月場所の6勝9敗、9月場所の途中休場と、安定性には課題も残っています。
今後の注目点は、次の3つです。
- 健康面:脳しんとうからの回復を優先し、継続して本場所に出場できる状態を整えること。
- 上位戦での勝負強さ:横綱・大関との対戦で白星を重ね、三役復帰に必要な実績を作ること。
- 相撲の安定性:右四つ・寄りを軸にしながら、相手に組ませてもらえない展開でも攻め切ること。
初優勝を経験した力士だからこそ、次に求められるのは優勝争いを継続できる安定した実力です。関脇まで上がった経験を生かせるかどうかが、今後のキャリアを左右するでしょう。
【琴勝峰に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:琴勝峰の本名は何ですか?
A1:本名は手計富士紀(てばかり・としき)です。1999年8月26日生まれで、千葉県柏市出身です。
Q2:琴勝峰の現在の番付は何枚目ですか?
A2:2026年10月29日時点で発表済みの11月場所では、東前頭6枚目です。最高位は関脇で、2026年5月場所に新関脇へ昇進しました。
Q3:琴勝峰はいつ幕内優勝しましたか?
A3:2025年7月の名古屋場所です。東前頭15枚目で13勝2敗を記録し、千秋楽に安青錦を突き落としで破って初優勝しました。
Q4:琴勝峰と琴栄峰は兄弟ですか?
A4:はい。琴栄峰は琴勝峰の実弟で、4歳年下です。本名は手計太希。2人とも千葉県柏市出身で、佐渡ヶ嶽部屋に所属しています。
Q5:琴勝峰の出身高校はどこですか?
A5:埼玉栄高等学校です。柏市立松葉第二小学校、柏市立松葉中学校を経て同校に進学し、高校在学中の2017年11月場所に初土俵を踏みました。
Q6:琴勝峰の得意技は何ですか?
A6:右四つと寄りです。公式プロフィールでは押し出し、寄り切り、突き落としも決まり手の上位に挙がっています。
Q7:琴勝峰が2026年9月場所を休場した理由は何ですか?
A7:11日目の美ノ海戦であご付近に相手の頭が当たり、脳しんとうの症状が出たためです。病院で検査・入院した後、12日目から休場しました。
Q8:琴勝峰の最高位は大関ですか?
A8:いいえ。2026年10月現在の最高位は関脇です。2026年5月場所に新関脇へ昇進し、7月場所まで関脇を務めました。
まとめ:琴勝峰は初優勝から関脇へ、再浮上を目指す実力派力士
琴勝峰は、千葉県柏市で相撲を始め、埼玉栄高校を経て佐渡ヶ嶽部屋に入門した実力派力士です。本名は手計富士紀。弟の琴栄峰とともに幕内で活躍する兄弟関取としても知られています。
2025年7月の名古屋場所では、東前頭15枚目から13勝2敗で幕内初優勝。殊勲賞と敢闘賞も受賞し、地元柏市出身力士として初めて幕内最高優勝を達成しました。
さらに2026年5月場所には新関脇へ昇進。最高位を関脇まで伸ばしましたが、7月場所の負け越しと9月場所の脳しんとうによる途中休場を経て、11月場所は東前頭6枚目から再出発することになります。
今後の焦点は、健康状態を整えながら、関脇復帰、さらには大関を目指せるだけの安定した成績を残せるかどうかです。右四つと寄りを中心とした力強い相撲、そして2025年の優勝で見せた勝負強さを再び発揮できれば、上位への返り咲きも十分に期待できます。
琴勝峰の現在地を判断する際は、過去の幕内優勝だけで評価するのではなく、最新の番付、直近の星取表、休場後の出場状況を合わせて見ることが大切です。2026年11月場所は、再び上位を目指すための重要な節目となりそうです。