【2026年最新成績】打率.276・51安打、OPS.670をどう読むか

目次

2026年の秋山翔吾は、広島東洋カープで76試合に出場し、185打数51安打を記録しました。主要な打撃指標を整理すると、次のとおりです。


2026年レギュラーシーズン成績


.276
打率


51
安打


3
本塁打


16
打点


.297
出塁率


.670
OPS



76試合
出場試合


195打席
打席数


23三振
三振数


出典:2026年度選手成績、プロ野球データ集計。規定打席には未到達。

打率と安打数は復調傾向

秋山翔吾成績

注目したいのは、2025年から打率が上昇していることです。

2025年は打率.262、38安打でしたが、2026年は打率.276、51安打まで数字を伸ばしました。安打数は13本増え、本塁打も1本から3本に増加しています。

一方、出塁率は.314から.297に下がりました。2026年の四球は6個、四球率は3.1%です。

つまり、安打を打つ能力は前年より改善したものの、四球によって出塁機会を増やす部分には課題が残っています。

OPS.670が示す現在の打撃力

秋山翔吾成績

OPSは出塁率と長打率を足した指標です。

2026年の秋山は出塁率.297、長打率.373で、OPSは.670となっています。

2025年のOPS.638からは改善しました。特に長打率は.324から.373に上昇しており、単打だけでなく二塁打5本、三塁打2本、本塁打3本を記録しています。

ただし、西武時代のOPS.900台と比べると、打撃全体の生産力には大きな差があります。

得点圏打率と勝負強さ

秋山翔吾成績

2026年の得点圏打率は.250です。

得点圏では40打数10安打、12打点を記録しています。打率だけを見ると突出した数字ではありませんが、走者を置いた場面でも一定の打点を挙げています。

もっとも、得点圏OPSは.548で、本塁打もありません。チャンスでの安定した出塁や長打という点では、さらなる上積みが期待される数字です。

【2025年から何が変わった?】広島移籍後の成績を比較

秋山翔吾の広島移籍後の成績を見ると、2022年から2024年にかけて出場機会を増やし、2025年に大きく出場試合数を減らしたことが分かります。

その後、2026年は再び打率と安打数を伸ばしました。

広島での年度別主要成績

年度 試合 打率 安打 本塁打 打点 OPS
2022 44 .265 41 5 26 .746
2023 115 .274 119 4 38 .709
2024 138 .289 158 4 30 .679
2025 64 .262 38 1 5 .638
2026 76 .276 51 3 16 .670

2024年は広島移籍後の充実したシーズン

特に注目したいのが2024年です。

138試合に出場し、158安打、打率.289を記録しました。本塁打こそ4本でしたが、安定してヒットを積み重ね、外野手としてチームを支えました。

2024年はゴールデングラブ賞も受賞しています。打撃だけでなく、守備面でも実績を残したシーズンでした。

2025年は出場試合数が大幅に減少

2025年は64試合の出場にとどまりました。

打率.262、38安打、1本塁打、5打点という成績で、前年の158安打から大きく数字を落としています。

J SPORTSの選手紹介でも、故障の影響によって出場機会が限られたシーズンとして説明されています。

単純に打撃能力が低下したと判断するよりも、出場機会やコンディションを含めて評価する必要があります。

2026年は前年から数字を持ち直した

2026年は打率.276、51安打、3本塁打、16打点まで改善しました。

特に本塁打と打点の増加は注目できます。

ただし、76試合の出場にとどまっているため、年間を通じて主力として出場した2024年と同じ基準で評価することはできません。

現在の秋山を評価するうえでは、打率の回復に加え、出場試合数を増やせるかどうかが重要なポイントです。

【年度別成績一覧】西武・MLB・広島での数字を総覧

秋山翔吾のキャリアを正確に把握するには、西武時代、MLB時代、広島時代を分けて考える必要があります。

NPB公式記録とMLB公式記録を基に、年度別の主要な打撃成績をまとめました。

年度 所属 試合 打率 安打 本塁打 打点 2011西武110.23266121 2012西武107.293118437 2013西武144.2701521358 2014西武131.259123447 2015西武143.3592161455 2016西武143.2961711162 2017西武143.3221852589 2018西武143.3231952482 2019西武143.3031792062 2020レッズ54.2453809 2021レッズ88.20433012 2022広島44.26541526 2023広島115.274119438 2024広島138.289158430 2025広島64.2623815 2026広島76.27651316

出典:NPB公式個人年度別成績、MLB公式選手記録。2020・2021年はMLBレギュラーシーズン成績。2026年は同年シーズン終了時点の記録です。

NPB通算成績は1,812安打

2026年シーズン終了時点のNPB通算成績は以下のとおりです。

- 通算試合数:1,644試合
- 通算安打数:1,812安打
- 通算本塁打:133本
- 通算打点:628打点
- 通算打率:.295
- 通算出塁率:.364
- 通算長打率:.432

NPB公式記録による数字であり、秋山が日本プロ野球で積み上げてきた実績を示しています。

MLBで記録した71安打を加えると、日米のメジャーレベルでのレギュラーシーズン通算安打は1,883安打です。

2000安打まで、あと117本という位置にいます。これはNPB通算1,812安打とMLB通算71安打を合算した数字です。

【西武時代の全盛期】216安打の日本記録とタイトル

秋山翔吾のキャリアを語るうえで、埼玉西武ライオンズ時代は欠かせません。

2011年にドラフト3位で入団した秋山は、プロ入り当初から安定した打撃を見せ、徐々にチームの中心選手へ成長しました。

その才能が大きく開花したのが2015年です。

2015年にシーズン216安打のプロ野球記録

2015年、秋山は打率.359、216安打を記録しました。

この216安打は、それまでマット・マートンが持っていた214安打のシーズン最多安打記録を更新する数字でした。

NPB公式の歴代最高記録にも、2026年シーズン終了時点で秋山翔吾の216安打が掲載されています。

さらに、同年は31試合連続安打も記録。単年の好成績にとどまらず、長期間にわたってヒットを打ち続ける能力を証明しました。

2017〜2019年も高い打撃水準を維持

2015年だけが突出していたわけではありません。

- 2017年:打率.322、185安打、25本塁打、89打点
- 2018年:打率.323、195安打、24本塁打、82打点
- 2019年:打率.303、179安打、20本塁打、62打点

2017年には首位打者を獲得。2018年には195安打を記録し、2019年も打率3割を維持しました。

首位打者1回、最多安打4回、ベストナイン4回、ゴールデングラブ賞6回という実績も残しています。

西武時代の通算成績

秋山が西武に在籍した9年間の通算成績は、1,207試合、1,405安打、116本塁打、513打点、打率.301です。

特筆すべきは、打率3割前後を長期間維持しながら、毎年安定して出場していたことです。

2015年の216安打という記録はもちろん、2017〜2019年の3年連続で179安打以上を記録した点にも、当時の安定感が表れています。

【MLB挑戦の成績】レッズ2年間と広島復帰の意味

2019年オフ、秋山は海外FA権を行使してアメリカへ渡りました。

移籍先はシンシナティ・レッズ。西武で築いたヒットメーカーとしての実績を引っ提げ、MLBに挑戦しました。

MLB年度別成績

年度 試合 打率 安打 本塁打 打点
2020 54 .245 38 0 9
2021 88 .204 33 0 12
通算 142 .224 71 0 21

MLB通算では打率.224、71安打、0本塁打、21打点、出塁率.320、OPS.594という成績でした。

2020年は出塁率.357を記録

MLB1年目の2020年は、打率.245、出塁率.357を記録しています。

本塁打はありませんでしたが、四球を選ぶ能力も発揮し、54試合に出場しました。

MLB公式の選手紹介によると、外野守備でも左翼手部門のゴールドグラブ賞最終候補に選ばれています。

打撃だけでなく、守備でも評価されたことは注目すべきポイントです。

2021年は故障も重なり苦戦

2年目の2021年は打率.204、33安打にとどまりました。

MLB公式記録によると、この年は左ハムストリングの張りで開幕後29試合を欠場し、9月にも右ハムストリングの張りでシーズン終盤を離脱しています。

出場は88試合でしたが、打率とOPSは前年から低下しました。

最終的にレッズでのMLB通算成績は142試合、71安打となり、NPB時代のような安打量産には至りませんでした。

パドレス傘下を経て広島へ

2022年にはサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、傘下3Aエルパソでプレーしました。

その後、2022年6月30日に広島東洋カープへの入団会見を行い、背番号9を着用することが発表されました。

入団会見では、2000安打という目標についても言及しています。

「個人の目標としてはそういう数字も持っていきたい」

これは広島入団時の秋山本人の発言です。日米での経験を経て、再び日本で安打を積み重ねる決意が伝わる言葉でした。

【現在の年齢・プロフィール】38歳の外野手としての立ち位置


SHOGO AKIYAMA
- 生年月日:1988年4月16日
- 年齢:38歳(2026年10月30日時点)
- 出身地:神奈川県
- ポジション:外野手
- 投打:右投左打
- 背番号:9
- 出身高校:横浜創学館高校
- 出身大学:八戸大学
- ドラフト:2010年3位
- 所属:広島東洋カープ


秋山翔吾のキャリアを年代順に整理

秋山の経歴は、大きく4つの段階に分けられます。

- 2011〜2019年:西武でプロ野球選手として成長し、最多安打や首位打者を獲得。
- 2020〜2021年:レッズでMLBに挑戦。
- 2022年:パドレス傘下3Aを経て広島へ移籍。
- 2023〜2026年:広島の外野手としてプレーを続ける。

この流れを見ると、秋山のキャリアは単なる所属球団の変更ではありません。日本で実績を築き、異なる環境での挑戦を経て、再びNPBで経験を生かすという歩みです。

38歳の秋山に求められる役割

2026年時点で38歳となった秋山は、若手選手と同じように打率や本塁打だけで評価するべき選手ではありません。

もちろん、打撃成績は重要です。しかし、長年の経験による投手との駆け引き、打席での対応力、外野守備なども評価対象になります。

一方、2026年は76試合の出場で、規定打席にも到達していません。

今後の評価では、限られた出場機会で残す打率だけでなく、シーズンを通じた出場数、安打数、OPSの推移を確認する必要があります。

【プロの結論】秋山翔吾の成績から分かる3つのポイント

秋山翔吾の成績を長期的に比較すると、現在の実力を判断するための重要な視点が3つあります。

1.打率だけで全盛期と現在を比較しない

2015年の打率.359、216安打は圧倒的な実績です。

一方、2026年の打率.276も、38歳のベテランとして一定の安打を積み重ねている数字です。

ただし、出場試合数や打席数が異なるため、打率だけを使って全盛期との優劣を決めるのは適切ではありません。

2.OPSと出塁率の両方を確認する

2026年のOPSは.670です。2025年の.638からは改善していますが、出塁率は.297にとどまっています。

安打数の増加だけでなく、四球を選ぶ能力や長打による得点貢献を合わせて評価することが大切です。

3.通算記録とシーズン成績を分けて見る

NPB通算1,812安打は、長いプロ生活の中で積み重ねた実績です。

一方、2026年の51安打は、その年の出場機会とコンディションを反映した数字です。

通算成績が優れているからといって、現在も全盛期と同じ打撃力を維持しているとは限りません。

この2つを分けて考えることが、秋山翔吾の現在地を正しく理解するポイントです。

【秋山翔吾の成績】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:秋山翔吾の2026年の打率と安打数は?

2026年は打率.276、51安打です。76試合に出場し、3本塁打、16打点、OPS.670を記録しています。

Q2:秋山翔吾の2025年の成績は?

2025年は広島で64試合に出場し、打率.262、38安打、1本塁打、5打点、OPS.638でした。

Q3:秋山翔吾の西武時代の最高記録は?

2015年に記録したシーズン216安打です。これは2026年シーズン終了時点でもNPBのシーズン最多安打記録です。

Q4:秋山翔吾のMLB通算成績は?

レッズで142試合に出場し、71安打、打率.224、0本塁打、21打点、OPS.594を記録しました。

Q5:秋山翔吾のNPB通算安打数は?

2026年シーズン終了時点で1,812安打です。MLB通算71安打を加えた日米通算のレギュラーシーズン安打数は1,883安打となります。

Q6:秋山翔吾は現在何歳?

1988年4月16日生まれで、2026年10月30日時点では38歳です。

まとめ:秋山翔吾の2026年成績と今後の注目ポイント

2026年の秋山翔吾は、打率.276、51安打、3本塁打、16打点、OPS.670という成績を残しました。

2025年と比較すると、打率、安打数、本塁打、打点、OPSはいずれも改善しています。一方で、出塁率や出場試合数には引き続き注目が必要です。

西武時代には216安打という歴史的記録を打ち立て、MLBにも挑戦。広島移籍後も経験を生かして安打を積み重ねてきました。

NPB通算1,812安打、日米通算1,883安打という数字は、そのキャリアの大きさを物語っています。

今後注目したいのは、次の3点です。

- 2027年以降も安定した出場機会を確保できるか
- 打率.276前後の打撃水準を維持できるか
- 日米通算2,000安打という節目にどこまで近づけるか

秋山翔吾の現在地を知るには、過去の216安打という記録だけでなく、毎年の成績推移と現在の出場状況を合わせて見ることが重要です。 38歳のベテランが今後どのような数字を積み重ねるのか、広島でのプレーに引き続き注目が集まります。