昭和64年はいつまで?1989年1月7日で終わった理由と平成元年の境目を徹底解説
昭和64年は、1989年(昭和64年)1月7日までです。翌日の1月8日午前0時から元号が平成に改まり、平成元年が始まりました。つまり、昭和64年はわずか7日間しか存在しなかったことになります。
昭和天皇の崩御に伴う1989年の改元は、日本の歴史における大きな転換点でした。しかし、昭和64年1月7日と平成元年1月8日の関係や、昭和64年生まれの人の学年、当時の硬貨の年号など、意外と知られていない疑問もあります。2026年現在の視点から、当時の公的記録や法律、造幣局の資料をもとに、日付の境目と改元の経緯を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 昭和64年の最終日:1989年1月7日(土曜日)で、昭和64年は合計7日間。
- 平成元年の開始日:1989年1月8日(日曜日)午前0時から平成に改元。
- 改元の理由:1月7日午前6時33分の昭和天皇崩御に伴い、元号を改める政令が制定された。
- 昭和64年生まれ:1989年1月1日から7日までに生まれた人を指す。
- 昭和64年の硬貨:1円・5円・10円・500円の年銘が存在し、50円・100円は製造されていない。
【結論】昭和64年はいつまで?最後の日は1989年1月7日

昭和64年がいつまで続いたのかという疑問に対する答えは、1989年1月7日までです。
昭和64年は1月1日に始まり、1月7日をもって終了しました。そして1月8日から平成元年に切り替わっています。
ここで注意したいのは、昭和64年と1989年が同じ意味ではないという点です。1989年という西暦の1年間は、前半の7日間が昭和64年、残りの日々が平成元年に分かれています。
昭和64年と平成元年の日付の違い

日付を整理すると、次のようになります。
- 1989年1月1日:昭和64年の始まり
- 1989年1月2日〜6日:昭和64年
- 1989年1月7日:昭和64年の最終日
- 1989年1月8日:平成元年の始まり
- 1989年1月9日〜12月31日:平成元年
したがって、1989年生まれの人が全員、昭和64年生まれというわけではありません。1月7日までに生まれた人が昭和64年生まれで、1月8日以降に生まれた人は平成元年生まれです。
この7日間という短さが、昭和64年という年号を特別なものにしています。
【改元の経緯】昭和64年1月7日に何が起きた?昭和天皇崩御と平成への移行

昭和64年が7日間で終わった直接の理由は、昭和天皇の崩御です。
宮内庁の公式記録によると、昭和天皇は1989年1月7日午前6時33分、吹上御所において崩御されました。享年87でした。死因は十二指腸乳頭周囲腫瘍と記録されています。
この出来事を受け、政府は皇位継承に伴う新しい元号への移行を進めました。
1月7日に新元号「平成」が決定
昭和54年(1979年)に制定された元号法では、元号は政令で定め、皇位の継承があった場合に限って改めると規定されています。
昭和天皇の崩御によって皇位が継承されたため、政府は1989年1月7日に臨時閣議を開き、新元号を「平成」とする政令を決定しました。
当時の竹下登内閣の下で、小渕恵三官房長官が新元号を発表したことも、改元を象徴する出来事として知られています。
当時の内閣総理大臣談話では、平成の意味について、次のように説明されています。
「国の内外にも天地にも平和が達成される」
「平成」という名称は、中国の古典である『史記』の「内平かに外成る」と、『書経』の「地平らかに天成る」に由来します。
国内外の平和と天地の安定を願う意味が込められた元号でした。
なぜ崩御当日の1月7日ではなく翌日から平成なのか
ここが昭和64年を理解するうえで最も重要なポイントです。
昭和天皇が崩御されたのは1月7日ですが、元号を変更する政令には、施行日について次の規定がありました。
「この政令は、公布の日の翌日から施行する。」
つまり、政令が公布された1月7日は昭和のままで、翌日の1月8日から平成が適用されたのです。
国立印刷局が公開する当時の官報資料でも、昭和64年1月7日付の官報が昭和最後の日の記録として確認できます。
昭和天皇の崩御時刻と元号の変更時刻は同じではありません。崩御が確認された時点で直ちに昭和という元号が消えたわけではなく、法律に基づく政令の施行によって翌日から平成に移行しました。
【年表で比較】昭和64年と平成元年の違い・1989年の改元スケジュール
昭和から平成への移行を正確に理解するには、当時の出来事を時系列で見るのが分かりやすいでしょう。
特に、昭和天皇の崩御、新元号の決定、政令の公布、施行という4つの段階を区別することが大切です。
| 日付 | 元号・西暦 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 1989年1月1日 | 昭和64年 | 昭和64年が始まる |
| 1989年1月7日 午前6時33分 | 昭和64年 | 昭和天皇が崩御 |
| 1989年1月7日 | 昭和64年 | 臨時閣議で新元号「平成」を決定 |
| 1989年1月7日 | 昭和64年 | 元号を改める政令を公布 |
| 1989年1月8日 午前0時 | 平成元年 | 政令施行、平成がスタート |
| 1989年1月9日 | 平成元年 | 即位後朝見の儀 |
| 1989年2月24日 | 平成元年 | 昭和天皇の大喪の礼 |
| 1989年12月31日 | 平成元年 | 平成元年の最終日 |
この年表から分かるように、改元は単に新しい名前を発表しただけではありません。皇位継承、政府による政令の制定、公布と施行という法的な手続きを経て実施されました。
昭和64年と平成元年は同じ1989年
昭和64年と平成元年の違いは、元号の名称と適用される日付です。西暦で見れば、どちらも1989年に該当します。
また、昭和64年という表記は、1989年1月7日までに発行された公的文書や当時の記録にも残っています。官報には昭和64年政令第1号という形式の法令も存在します。
なお、平成への改元と令和への改元は手続きが異なります。昭和から平成への改元は昭和天皇の崩御に伴うものでしたが、平成から令和への改元は2019年の天皇の退位に伴う皇位継承によるものでした。
令和は2019年5月1日から始まっています。この違いを押さえておくと、日本の元号変更の歴史をより正確に理解できます。
【昭和64年生まれ】対象となる誕生日と学年はどうなる?
昭和64年生まれとは、1989年1月1日から1月7日までに誕生した人を指します。
1月8日以降の出生であれば、同じ1989年生まれでも平成元年生まれです。たった1日の違いでも、戸籍や出生に関する記録などで使用する元号は変わります。
昭和64年生まれの人は2026年に何歳?
1989年1月1日から1月7日までに生まれた人は、2026年中に37歳になります。
2026年10月時点では、昭和64年生まれの人は全員37歳です。
一方、平成元年生まれは1989年1月8日から12月31日までに生まれた人です。同じ1989年生まれでも、誕生日によって満年齢が異なる場合があります。
昭和64年生まれの学年は平成元年生まれと同じ?
昭和64年生まれの人の学年については、元号ではなく誕生日によって判断します。
日本の学校制度では、原則として4月2日から翌年4月1日までに生まれた子どもが同じ学年になります。文部科学省も、学校教育法などに基づき、この区分を説明しています。
そのため、1989年1月1日から1月7日までに生まれた昭和64年生まれの人は、1989年1月8日から4月1日までに生まれた平成元年生まれの人と同じ学年です。
具体的には次のように整理できます。
- 1988年4月2日〜1989年4月1日生まれ:同じ学年
- 1989年4月2日〜1990年4月1日生まれ:その次の学年
つまり、昭和64年生まれと平成元年生まれの人が同じクラスや学年になることは、制度上まったく不思議ではありません。
元号が違うからといって、学校の学年まで分かれるわけではないのです。
【昭和64年の硬貨】1円・5円・10円・500円は存在する?
昭和64年の硬貨は、短い年号だったことから、コレクターの間でも関心を集めています。
実際に昭和64年の年号が刻印された硬貨は存在します。ただし、現在流通している日本の通常硬貨6種類がすべて製造されたわけではありません。
造幣局の「年銘別貨幣製造枚数」によると、昭和64年銘の通常硬貨の製造枚数は次のとおりです。
- 1円玉:約1億1,610万枚
- 5円玉:約6,733万2,000枚
- 10円玉:約7,469万2,000枚
- 50円玉:製造なし
- 100円玉:製造なし
- 500円玉:約1,604万2,000枚
昭和64年銘の通常硬貨の合計は約2億7,416万6,000枚です。
なぜ50円玉と100円玉は存在しない?
理由は、昭和から平成への改元によって、新しい年号の刻印を準備する必要があったためです。
造幣局の150年のあゆみでは、平成元年銘の極印が準備できるまで昭和64年銘の貨幣が製造されていたことが説明されています。
一方、50円貨幣と100円貨幣については、同年3月まで製造予定がなかったため、昭和64年銘は製造されませんでした。
ここには興味深い事実があります。昭和64年は1月7日で終わりましたが、昭和64年の年号が入った硬貨の製造は、年号が切り替わった瞬間にすべて終了したわけではありません。
つまり、昭和64年という暦の期間と、昭和64年銘の硬貨が製造された期間は必ずしも一致しないのです。
昭和64年の硬貨はプレミアが付く?
昭和64年銘の硬貨は、製造枚数が限られているため、コレクション対象になることがあります。
ただし、昭和64年銘だからといって、必ず高額で売れるわけではありません。
硬貨の価値を判断する際には、次の点が重要です。
- 額面ごとの製造枚数
- 表面の傷や摩耗などの保存状態
- 未使用品か流通品か
- 収集家からの需要
- 製造時のエラーなど特別な特徴の有無
特に、日常的に使用された硬貨と、未使用状態で保管された硬貨では評価が異なります。年号の珍しさだけで売却価格を判断しないことが大切です。
【西暦との換算】昭和64年は1989年!間違えやすい年号の計算方法
昭和64年を西暦に換算すると1989年です。
昭和の年数を西暦に変換するときは、基本的に「昭和の年数+1925」で計算できます。
例えば、次のようになります。
- 昭和60年:1985年
- 昭和61年:1986年
- 昭和62年:1987年
- 昭和63年:1988年
- 昭和64年:1989年
ただし、昭和64年の場合は、1989年のすべての日付に適用できるわけではありません。1月7日までという期限があります。
1989年の日付を元号に直す方法
1989年の西暦を元号に直す場合は、1月7日と1月8日の境目を確認します。
- 1989年1月1日:昭和64年1月1日
- 1989年1月7日:昭和64年1月7日
- 1989年1月8日:平成元年1月8日
- 1989年6月1日:平成元年6月1日
- 1989年12月31日:平成元年12月31日
書類や履歴書、年表などで1989年の元号を記載する場合は、日付まで確認する必要があります。
昭和64年と平成元年を混同しやすい理由
混同が起きる大きな理由は、両方の元号が同じ西暦1989年に存在していることです。
一般的な年号換算では1989年を平成元年として扱うことが多いため、昭和64年という表記を見落としやすくなります。
しかし、1989年1月1日から1月7日までの公的な日付は昭和64年です。
例えば、1989年1月5日付の書類を平成元年1月5日と書くのは誤りです。正しくは昭和64年1月5日となります。
このように、1989年については西暦だけでなく、月日まで確認することが正確な換算のポイントです。
【プロの結論】昭和64年の7日間から分かる元号と日本の歴史
昭和64年は、単に短かった年というだけではありません。元号が日本の法律や行政、日常生活にどのように組み込まれているのかを理解するうえで、重要な事例です。
元号は天皇の在位期間と結び付いている
昭和から平成への改元は、昭和天皇の崩御による皇位継承を契機として実施されました。
現在の元号法では、皇位の継承があった場合に限って元号を改める仕組みになっています。そのため、元号の変更は単なる暦の名称変更ではなく、法的な手続きを伴う国家的な出来事です。
7日間でも歴史的な年号として残る
昭和64年はわずか7日間でしたが、当時の官報、法令、出生記録、貨幣などにその年号が残っています。
特に昭和64年政令第1号という法令番号は、昭和の最後の日に公布された政令であることを示しています。
期間の長さと歴史的な重要性は必ずしも比例しません。昭和64年は短期間であっても、昭和から平成へ移行した歴史的な境界として記録されています。
日付の判断で迷ったときの基準
昭和64年と平成元年を調べるときは、次の3点を基準にすると間違いを防げます。
- 1989年1月7日までなら昭和64年
- 1989年1月8日以降なら平成元年
- 学年を確認する場合は元号ではなく4月2日〜翌年4月1日の区分を使う
また、硬貨については年号の刻印と製造年を区別することが重要です。昭和64年銘の硬貨が、昭和64年の7日間だけに製造されたとは限りません。
昭和64年はいつまでに関するよくある質問(FAQ)
Q1:昭和64年は何日間ありましたか?
A1:1989年1月1日から1月7日までの7日間です。1月8日から平成元年になりました。
Q2:昭和64年1月7日は何曜日ですか?
A2:土曜日です。昭和64年の最後の日に当たります。
Q3:平成元年はいつから始まりましたか?
A3:1989年1月8日午前0時からです。昭和天皇の崩御を受け、1月7日に公布された元号を改める政令が翌日に施行されました。
Q4:昭和64年生まれは何月何日までの人ですか?
A4:1989年1月1日から1月7日までに生まれた人です。1月8日以降に生まれた人は平成元年生まれになります。
Q5:昭和64年生まれと平成元年生まれは同じ学年になることがありますか?
A5:あります。1989年1月1日から1月7日生まれの人と、同年1月8日から4月1日生まれの人は、学校制度上、同じ学年です。
Q6:昭和64年の硬貨は現在も使えますか?
A6:はい。昭和64年銘の1円、5円、10円、500円などの通常硬貨は、通常の通貨として使用できます。希少性による収集価値と額面としての価値は別に考える必要があります。
Q7:1989年は昭和ですか、平成ですか?
A7:両方です。1月1日から1月7日までは昭和64年、1月8日から12月31日までは平成元年です。
まとめ:昭和64年の最終日は1月7日、平成は1月8日から
昭和64年は1989年1月1日に始まり、同年1月7日をもって終了しました。翌日の1月8日午前0時から平成元年が始まっています。
この改元は、1月7日午前6時33分の昭和天皇崩御を受け、政府が元号を改める政令を制定・公布したことによるものです。政令が翌日施行されたため、崩御当日は昭和64年のまま扱われました。
また、昭和64年生まれは1月1日から7日までの出生者に限られますが、学年は平成元年1月から4月1日までに生まれた人と同じになる場合があります。硬貨についても、昭和64年銘の製造枚数や製造事情には独特の歴史があります。
昭和64年は1989年1月7日まで、平成元年は1989年1月8日から。 この2つの日付を覚えておけば、昭和と平成の境目、西暦との換算、出生年や歴史資料の確認で迷うことはありません。
主な事実確認に使用した公的資料
- 内閣府「元号について」:元号法、平成への改元政令、1989年1月7日の首相談話。
- 宮内庁「昭和天皇・香淳皇后」:崩御の日時と公式記録。
- 国立公文書館:昭和から平成への改元経緯。
- 国立印刷局:昭和64年1月7日付官報と政令の施行日。
- 文部科学省:4月1日生まれの児童生徒の学年について。
- 造幣局:年銘別貨幣製造枚数、造幣局150年のあゆみ。