山口組の餅つきは今どう行われる?2025年瀬戸開催と2026年最新動向を徹底解説
六代目山口組の年末恒例行事として知られる「餅つき大会」。2025年12月28日には、愛知県瀬戸市にある直系組織・十代目瀬戸一家で開催され、司忍組長、髙山清司相談役、竹内照明若頭ら最高幹部が参加した。2026年1月には複数の週刊誌が当日の様子を報じ、100人以上、あるいは200人を超える組員が集まったと伝えている。
かつて山口組総本部が置かれる神戸市灘区で開催されていた餅つき大会は、なぜ愛知県瀬戸市に移ったのか。2025年の開催規模や参加者、警察の警戒、そして2026年秋時点の特定抗争指定をめぐる最新状況までを整理すると、この行事がたどってきた変化が見えてくる。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2025年の開催:12月28日、愛知県瀬戸市の十代目瀬戸一家で開催。司忍組長や髙山清司相談役、竹内照明若頭らが参加した。
- 開催場所の変化:以前は神戸市灘区の山口組総本部で行われていたが、特定抗争指定などの影響を受け、2020年には瀬戸市での開催が確認されている。
- 2026年の最新状況:池田組・絆會との特定抗争指定は解除された一方、神戸山口組との指定は継続。総本部をめぐる活動制限も残っている。
【2025年12月28日】山口組の餅つき大会は愛知県瀬戸市で開催された

2025年12月28日、六代目山口組は年末恒例の餅つき大会を愛知県瀬戸市で開催した。会場となったのは、六代目山口組の直系組織である十代目瀬戸一家の施設だ。
2025年12月30日配信の「アサ芸プラス」、2026年1月10日配信の「Smart FLASH」、同年1月15日配信の「FRIDAYデジタル」が、それぞれ当日の様子を報じている。
参加者は100人以上から200人超と報道

今回の餅つき大会で注目されたのが、参加者の規模だ。
「アサ芸プラス」と「FRIDAYデジタル」は、直系組長や執行部を含めて100人以上が集まったと報道。一方、「Smart FLASH」は200人を超える組員が参加したと伝えている。
媒体によって人数の記述には差があるものの、複数の報道から、全国の直系組織関係者が集まる大規模な内部行事だったことが分かる。
「Smart FLASH」によれば、会場には石臼が6基設置され、組員たちが地域ごとに分かれて餅をついていた。周囲には「よいしょ、よいしょ」という掛け声が響き、その声は約50メートル離れた住宅街にも届いたという。
また、「アサ芸プラス」は、今回用意されたもち米が約700キロだったと報じている。これも報道媒体による現場情報であり、公式発表による確定統計ではない。
司忍組長・髙山清司相談役・竹内照明若頭も出席

当日は、六代目山口組の主要幹部が相次いで会場に姿を見せた。
「Smart FLASH」の報道によると、午前8時ごろに竹内照明若頭が到着し、餅つきが始まった。その後、午前9時過ぎに髙山清司相談役、午前11時ごろに司忍組長が到着したという。
司組長の到着後には鏡割りが行われ、本人も杵を持って餅つきに参加したと伝えられている。
「FRIDAYデジタル」は、司組長が雑煮を食べ、餅つきの様子を見ながら幹部や組員に声をかけていたと報道した。昼12時過ぎには司組長が会場を離れ、その後、髙山相談役、竹内若頭も順次帰途に就いたという。
行事自体は午後2時ごろまで続き、最後は一本締めで終了したと「アサ芸プラス」などが伝えている。
司忍組長の早い退席も話題に
2026年1月10日の「Smart FLASH」が注目したのは、司組長の滞在時間だった。
同誌によると、司組長の滞在は約1時間。例年より短かったと報じられている。
同記事では、2025年4月に竹内照明氏が若頭に就任してから初めて迎える餅つき大会だったことに着目。竹内若頭に現場運営を任せるため、司組長や髙山相談役が早めに退席した可能性について、暴力団関係者の見方を紹介している。
ただし、これは関係者による推測であり、司組長本人や山口組が退席理由を公式に説明したわけではない。
【開催場所の変遷】神戸市灘区の総本部から瀬戸市へ移った理由
山口組の餅つき大会を理解するうえで欠かせないのが、開催場所の変化だ。
六代目山口組の総本部は神戸市灘区篠原本町にある。しかし、現在の餅つき大会は総本部ではなく、愛知県瀬戸市にある傘下組織の施設で開催されている。
かつては神戸市灘区の総本部が会場だった
過去の餅つき大会は、山口組総本部を中心に行われていた。
2013年12月28日に神戸市灘区の総本部で開催された餅つき大会については、当時の映像を紹介した報道も残っている。
2017年12月28日には、神戸新聞が総本部での開催を報道した。全国の直系組長らが集まり、兵庫県警が周辺で警戒と情報収集にあたっていた。
同記事によれば、2009年までは組関係者以外の一般市民も入場でき、お年玉として現金が配られることもあったという。現在の内部関係者中心の行事とは、公開性の面で大きな違いがある。
2016年の中止と2017年の再開
2015年8月、六代目山口組から一部の直系組織が離脱し、神戸山口組を結成した。これを契機に組織間の対立が深まり、年末行事にも影響が及んだ。
神戸新聞によると、2016年の餅つき大会は中止され、2017年に2年ぶりに総本部で開催された。
当時は組織の分裂後という時期でもあり、警察は周辺で警戒を続けていた。餅つき大会の再開は、組織内部の結束を示す行事としても注目された。
2020年から瀬戸市開催が確認されるように
開催場所の変化が明確になったのは2020年だ。
東海テレビが2021年3月に公開した特集では、2020年12月末の餅つき大会が愛知県瀬戸市の山口組傘下組織の事務所で行われたと報じている。
同特集が挙げた大きな背景は、2020年1月に六代目山口組と神戸山口組が特定抗争指定暴力団に指定されたことだった。
特定抗争指定では、警戒区域内における事務所の使用や、おおむね5人以上の組員の集合などが禁止される。神戸市や名古屋市などで活動上の制約が強まったため、従来の総本部で大人数が集まる形式を維持することが難しくなった。
瀬戸市は、こうした警戒区域の制約を受ける神戸市や名古屋市とは異なる開催地だった。東海テレビは、開催場所の変更を特定抗争指定の影響と関連づけて解説している。
2024年12月28日にも瀬戸市の瀬戸一家本部で餅つきが開催され、2025年も同じ場所が選ばれた。少なくとも2020年以降、瀬戸市が継続的な開催地になっていることが報道から確認できる。
【関係者と役割】司忍組長・髙山清司相談役・竹内照明若頭を整理
2025年の餅つき大会では、山口組の組織運営に関わる主要人物がそろった。特に注目されるのは、2025年4月の人事によって生まれた新しい執行部体制だ。
神戸新聞の2025年4月18日付報道によると、長年若頭を務めていた髙山清司氏が相談役に就任し、後任として竹内照明氏が若頭に就いた。
餅つき大会における関係者と確認できる役割を整理すると、次のようになる。
| 人物・組織 | 立場・関係 | 2025年の餅つき大会での動向 |
|---|---|---|
| 司忍 | 六代目山口組組長 | 鏡割りや餅つきに参加。午前11時ごろ到着したと報道された。 |
| 髙山清司 | 相談役。2025年4月まで若頭 | 午前9時過ぎに会場入りし、司組長に続いて退席したと報道された。 |
| 竹内照明 | 若頭。四代目弘道会総裁 | 午前8時ごろ到着。若頭就任後、初めての餅つき大会だった。 |
| 十代目瀬戸一家 | 六代目山口組の直系組織 | 愛知県瀬戸市にある施設が2025年の開催会場となった。 |
| 清田健二 | 十代目瀬戸一家総裁 | 開催会場となった直系組織のトップとして報道で紹介された。 |
髙山清司相談役から竹内照明若頭への交代
2025年4月18日の人事は、六代目山口組の内部体制を考えるうえで重要な転換点だった。
神戸新聞は、髙山清司氏が相談役に就き、竹内照明氏が若頭に就任したと報道している。
この人事から約8か月後に開催された2025年の餅つき大会は、新しい若頭体制で迎える初めての年末行事となった。
「Smart FLASH」は、竹内若頭が現場を取り仕切る姿に注目し、司組長の早い退席についても組織運営上の役割分担という観点から分析している。
ただし、今回の餅つき大会だけを根拠に、次期組長の継承時期や人事の確定を判断することはできない。組織の将来に関する観測と、実際に発表・報道された人事は区別して見る必要がある。
【警察の警戒】山口組の餅つき大会と特定抗争指定の関係
山口組の餅つき大会は、一般的な地域行事とは異なり、警察の警戒と切り離せない側面がある。
背景にあるのが、2015年の分裂以降続いてきた抗争と、2020年1月に始まった特定抗争指定暴力団への指定だ。
特定抗争指定で何が制限されるのか
特定抗争指定は、対立する暴力団組織による抗争が市民の生命や身体に重大な危害を及ぼすおそれがある場合、暴力団対策法に基づいて活動を制限する制度だ。
警戒区域内では、指定対象となった組織について、事務所の使用や新設、おおむね5人以上の組員の集合などが禁止される。
これは全国どこでも5人以上の集合が一律に禁止されるという意味ではない。対象となる組織と指定された警戒区域に適用される規制である。
2025年2月の文春オンラインの記事では、警察当局の捜査幹部が、神戸や名古屋など主要拠点で大人数の行事を開くことが難しい状況を説明している。
餅つき大会の周辺には複数の警察組織が集結
2025年12月28日の瀬戸市での開催時にも、会場周辺には警察の警戒態勢が敷かれていた。
「FRIDAYデジタル」は、愛知県警だけでなく、静岡県警、新潟県警、警視庁などの捜査員が早朝から会場周辺に集まっていたと報道している。
また、2024年12月28日の餅つき大会について「Smart FLASH」は、愛知県警や警視庁などの警察官20人以上が周辺で警戒と情報収集にあたっていたと伝えている。
こうした警戒は、単に行事の参加人数を確認するためだけのものではない。対立組織との接触や事件の発生を防ぎ、市民の安全を確保するという暴力団対策上の意味を持つ。
2025年4月の抗争終結宣言で状況は変わったのか
2025年4月7日、六代目山口組の幹部らが兵庫県警を訪れ、抗争終結の意思を示す書面を提出した。
サンテレビや神戸新聞などの報道によると、山口組側は対立組織との抗争を終結させ、今後は揉め事を起こさないという趣旨を伝えた。
しかし、警察側は当初からこれを山口組による一方的な終結宣言として扱っており、対立する神戸山口組側の意思や、その後の情勢も含めて判断する姿勢を示していた。
したがって、2025年4月の宣言によって、その場で特定抗争指定が全面解除されたわけではない。
【2026年最新】山口組の餅つきは現在どうなっている?
2026年10月30日時点で、2025年12月28日に瀬戸市で開催された餅つき大会が、直近の具体的な開催実績として報道で確認できる。
2026年1月には「Smart FLASH」「FRIDAYデジタル」「アサ芸プラス」などが相次いで現場の様子を伝えた。その後、2026年には山口組をめぐる特定抗争指定の解除と継続について重要な動きがあった。
2026年9月に池田組・絆會との指定が解除
2026年9月、六代目山口組と池田組、絆會との間に適用されていた特定抗争指定について、それぞれ解除されることになった。
池田組との指定は9月8日、絆會との指定は9月21日に解除された。いずれも抗争とみられる事件が一定期間発生していなかったことなどが判断材料となった。
ただし、これは山口組をめぐるすべての抗争指定が解除されたことを意味しない。
神戸山口組との指定は2027年1月6日まで継続
2026年9月17日、兵庫県公安委員会は六代目山口組と神戸山口組に対する特定抗争指定の期限を3か月延長することを決定した。
10月5日には官報で公示され、指定期間は2026年10月7日から2027年1月6日までとなった。2020年1月の指定開始から27回目の延長にあたる。
神戸新聞やサンテレビの報道によると、警戒区域内では引き続き事務所の使用や、おおむね5人以上の組員の集合などが禁止される。
つまり、2026年秋時点では、池田組・絆會との指定解除という変化があった一方、神戸山口組との関係では活動制限が残っている。
神戸市灘区の山口組総本部はどうなっている?
山口組の総本部は、神戸市灘区篠原本町にある。
しかし、神戸市は六代目山口組と神戸山口組の特定抗争指定に伴う警戒区域に含まれている。2026年10月時点でも、総本部の使用や立ち入りをめぐる制限は継続している。
2026年9月の神戸新聞報道でも、総本部に指定を示す標章が掲示され、立ち入りが禁止されている状況が伝えられた。
このため、池田組や絆會との指定解除だけを理由に、餅つき大会が神戸市灘区の総本部へ戻ると判断することはできない。
また、2026年10月30日時点では、2026年12月28日の餅つき大会について、開催場所や参加人数を確定させる公表情報は確認できない。2025年と同じ瀬戸市で開催されるかどうかも、今後の報道を待つ必要がある。
【プロの結論】山口組の餅つき大会から読み取れる3つのポイント
山口組の餅つき大会を理解する際には、単に「毎年12月28日に餅をつく行事」として捉えるだけでは不十分だ。開催場所、参加者、警察の対応、組織人事を合わせて見ることで、行事の性格がより明確になる。
1. 餅つき大会は組織内部の結束を確認する年末行事
全国の直系組長や執行部が一堂に会することには、組織内部の関係を維持する意味があると考えられる。
2025年の開催では、司忍組長、髙山清司相談役、竹内照明若頭らが参加し、複数の直系組織関係者が集まったと報道された。
こうした参加者の構成から、一般市民向けの地域イベントというより、組織内部の年末行事としての性格が強いことが分かる。
2. 開催場所の変化は警察規制と組織運営の影響を映している
神戸市灘区の総本部から愛知県瀬戸市への開催場所の変化は、単なる会場変更ではない。
特定抗争指定によって活動拠点での集合が制限されたことが、行事の開催場所や運営方法に影響した。2020年以降、瀬戸市での開催が続いていることは、その変化を具体的に示している。
3. 抗争終結宣言と警察の判断は別の問題
2025年4月に山口組側が抗争終結の意思を示し、2026年には池田組・絆會との指定が解除された。しかし、神戸山口組との指定は継続している。
ここで重要なのは、特定抗争指定の解除が組織側の宣言だけで決まるものではないという点だ。公安委員会による判断や抗争事件の発生状況など、複数の要素が関係している。
餅つき大会の規模や開催場所を見ても、組織の状況を単純に判断することはできない。行事の報道と警察当局による指定状況を照らし合わせることが、実態を理解するうえで重要になる。
【山口組の餅つき】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:山口組の餅つき大会は毎年いつ開催される?
A1:例年12月28日に行われる年末恒例行事として報道されている。2025年も12月28日に開催された。ただし、今後の開催日程が毎年公式に一般公開されているわけではない。
Q2:2025年の山口組餅つき大会はどこで開催された?
A2:愛知県瀬戸市にある六代目山口組の直系組織・十代目瀬戸一家で開催された。神戸市灘区の山口組総本部ではない。
Q3:2025年の餅つき大会には誰が参加した?
A3:司忍組長、髙山清司相談役、竹内照明若頭らが参加したと報道されている。参加人数については媒体によって100人以上、200人超と差がある。
Q4:なぜ山口組の餅つき大会は神戸ではなく瀬戸市で開催される?
A4:2020年以降の開催場所の変化には、特定抗争指定暴力団に対する活動制限が関係している。神戸市や名古屋市などの警戒区域では大人数の集合が制限されるため、瀬戸市が開催地として選ばれてきた。
Q5:2026年も瀬戸市で餅つき大会が開催される?
A5:2026年10月30日時点で、同年12月の開催場所や日程を確定させる報道は確認できない。2025年の開催実績だけで、2026年の開催地を断定することはできない。
Q6:山口組の餅つき大会は一般人も見学できる?
A6:現在の餅つき大会について、一般市民向けの公開イベントや自由参加の案内は確認できない。過去には一般市民が入場できた時期もあったが、現在は組織内部の行事として報道されている。
まとめ:山口組の餅つき大会は開催場所も組織情勢も変化している
六代目山口組の餅つき大会は、長年続く年末恒例行事でありながら、組織の分裂や特定抗争指定によって開催場所や運営環境が変化してきた。
2025年12月28日には愛知県瀬戸市の十代目瀬戸一家で開催され、司忍組長、髙山清司相談役、竹内照明若頭らが参加した。報道によれば、参加者は100人以上から200人超に及び、複数の臼を使った大規模な餅つきが行われた。
2026年には池田組・絆會との特定抗争指定が解除された一方、神戸山口組との指定は2027年1月6日まで延長されている。神戸市灘区の総本部をめぐる制限も残っており、従来の開催形式に戻ると判断できる状況ではない。
今後の注目点は、2026年末の餅つき大会が開催されるのか、そして会場が引き続き瀬戸市となるのかという点だ。開催場所の変化は、六代目山口組を取り巻く警察の規制や組織情勢を読み解く重要な材料となる。
主な根拠資料・報道
- 2026年1月10日「Smart FLASH」:2025年の参加人数、当日の進行、司忍組長の退席について。
- 2026年1月15日「FRIDAYデジタル」:最高幹部の参加、警察の警戒、当日の様子。
- 2025年12月30日「アサ芸プラス」:瀬戸一家での開催、参加者、もち米の量について。
- 2017年12月「神戸新聞」・2021年3月「東海テレビ」:総本部時代と瀬戸市開催への変遷。
- 2026年9月17日・10月5日「神戸新聞」「サンテレビ」:特定抗争指定の延長と最新状況。