【2026年最新】れいわ新選組から「いのちの党」へ!党名変更の理由と現在の代表
2026年10月29日現在、党の公式サイトは「いのちの党」となっています。旧れいわ新選組が単純に名称だけを変更したのではなく、代表交代と組織改革を伴う再出発を進めている点が重要です。
党名変更はいつ?略称は「いのち」

党名変更が発表されたのは2026年8月6日です。党は構成員や職員との協議を経て臨時総会を開き、綱領と規約を改正。新しい名称を「いのちの党」、略称を「いのち」と定めました。
名称変更の候補は党員から公募され、2026年8月1日から4日までに寄せられた案は7,072件に達したと日刊スポーツが報じています。
新名称には、山本太郎氏の個人的な知名度に依存してきた党のイメージを切り替え、命や人間の尊厳を中心に据えた政治を前面に出す狙いがうかがえます。
実際、山本譲司新代表は9月の会見で、これまで山本太郎という個人の存在に頼りすぎていたとの認識を示しました。党名変更は、個人中心の政治活動から組織としての活動へ移行するための象徴的な措置でもあります。
なお、これは別の政治団体が新しく誕生したという意味ではありません。れいわ新選組が党名を変更し、組織として継続しているものです。
党の公式発表と日刊スポーツ、FNNプライムオンラインの報道を照合すると、名称変更と代表交代が一連の再出発として進められたことが分かります。
「いのちの党」は過去にも存在した政党なのか

今回の「いのちの党」は、2019年に山本太郎氏が立ち上げたれいわ新選組の名称変更後の姿です。党の公式サイトも旧党からの継続性を明示しています。
検索で混同しやすいのは、名称だけを見て過去の同名団体や別の政治グループと同一視してしまうことです。今回の党名変更を理解するには、2019年からの組織の歩みを追う必要があります。
【代表辞任の真相】山本太郎から山本ジョージへ交代した経緯

2026年のれいわ新選組をめぐる最大の転換点は、創設者である山本太郎氏の代表辞任です。
辞任には健康上の事情と道路交通法違反による刑事処分という、異なる二つの問題が関係しています。
2026年1月:山本太郎氏が参議院議員を辞職
2026年1月21日、山本太郎氏は健康上の理由から参議院議員を辞職しました。
自身の健康状態について、多発性骨髄腫という血液のがんに進行する一歩手前の段階にあると公表。病状の進行を防ぎ、健康を守るために議員活動を離れる決断をしました。
この時点では、党代表を辞任する考えは示していません。山本氏は代表職を続ける意向を表明し、党の意思決定にも必要に応じて関わる考えでした。
したがって、2026年1月の議員辞職と7月の代表辞任は、別々の出来事として整理する必要があります。
2026年7月:スピード違反問題と代表辞任
次の転機となったのが、山本氏の道路交通法違反問題です。
2025年10月、山本氏は大分市の東九州自動車道で、レンタカーを運転中に法定速度80キロの区間を時速149キロで走行し、警察に検挙されました。
2026年7月3日には党がこの問題について公表。その後、7月9日に山本氏が東京都内で記者会見を開き、速度超過について謝罪するとともに、代表辞任と政界引退を表明しました。
テレビ朝日の報道によると、山本氏は交通違反に対する刑事処分だけでなく、健康上の問題も辞任理由として説明しています。
また、同じ会見では大石晃子共同代表も役職を辞任し、離党する考えを示しました。創設者の退任に加え、党の幹部体制にも変化が及んだことになります。
7月31日:山本ジョージ氏が新代表に就任
後任を決める代表選挙は7月17日に告示され、7月31日に開票されました。
立候補したのは、山本ジョージ氏、阪口直人氏、石井礼子氏の3人です。
日刊スポーツの報道によると、党内の議員・役員・地方議員・党員などの票を合算した結果は次のとおりでした。
- 山本ジョージ氏:15.59票
- 阪口直人氏:3.15票
- 石井礼子氏:2.30票
この結果、山本ジョージ氏が2代目の代表に選ばれました。山本太郎氏のもとで幹事長を務めていた人物が、党の新しい指導者となったのです。
なお、党公式サイトでは「山本ジョージ」と表記されています。報道では「山本譲司」と表記されることもあるため、検索時には両方の名前を把握しておくと情報を見つけやすくなります。
歴代代表と関係者の変遷
代表職を中心に整理すると、2019年から2026年までの変化は次のとおりです。
| 人物・組織 | 役割・関係 | 時期・出来事 |
|---|---|---|
| 山本太郎 | 初代代表・創設者 | 2019年の結党から2026年7月まで |
| 山本ジョージ(山本譲司) | 2代目代表 | 2026年7月31日就任 |
| 天畠大輔 | 共同代表 | 2026年8月の新体制 |
| 伊勢崎賢治 | 副代表・政策審議会長 | 2026年8月の新体制 |
| 高井たかし | 幹事長 | 2026年8月の新体制 |
| 舩後靖彦 | 最高顧問 | 2026年10月29日就任 |
2026年8月5日の党役員会では、山本ジョージ代表を中心に新しい役員人事が決定されました。さらに10月29日には、前参議院議員の舩後靖彦氏が最高顧問に就任しています。
党の公式発表によれば、10月27日には長谷川ういこ氏と辻村ちひろ氏も政策委員に就任しました。新体制は代表交代だけでなく、政策立案の担当者を加える形で整備されています。
この人事の流れからは、山本太郎氏の個人ブランドを引き継ぐだけでなく、政策と組織を支える複数の人材を配置する意図が読み取れます。
出典:れいわ新選組の2026年8月5日付役員人事、日刊スポーツの7月31日付代表選報道、いのちの党の10月29日付公式発表。
【2026年衆院選】れいわ新選組はなぜ1議席に減ったのか?比例代表の結果を検証
2026年の政治的な転換を語るうえで、2月8日に投開票された第51回衆議院議員総選挙の結果は欠かせません。
れいわ新選組は選挙前に衆議院で8議席を持っていましたが、選挙後は1議席となりました。7議席減という厳しい結果です。
獲得したのは比例代表の1議席
2026年2月の衆院選では、れいわ新選組は小選挙区で議席を獲得できず、比例代表で1議席を獲得しました。
選挙ドットコムの全国開票結果では、選挙前の8議席に対して、選挙後は1議席。比例代表の獲得議席も1議席にとどまっています。
この数字が示すのは、単に議席を減らしたということだけではありません。小選挙区での議席獲得に至らず、比例代表によって国会での存在を維持する形になったことです。
比例代表は政党の得票に応じて議席を配分する仕組みです。全国的に政策を訴える小規模政党にとって重要な議席獲得手段ですが、得票を積み上げられなければ議席数も伸びません。
山本新代表自身も選挙結果を厳しく総括
2026年9月5日、いのちの党は新体制発足後初めての定期総会を開催しました。
山本譲司代表は2月の衆院選について、党の議席が8から1に減ったことを踏まえ、極めて厳しい結果だったと総括。敗因を外部環境だけに求めず、党のあり方を徹底的に問い直す考えを示しました。
FNNプライムオンラインの報道では、山本代表は党勢を立て直す必要性を強調しています。
注目すべきなのは、代表交代や党名変更が選挙で勝つための単なるイメージ戦略ではなく、選挙結果を受けた組織の再検討と結び付いている点です。
2026年の衆院選で1議席にとどまったという事実は、新党名の浸透だけでは解決できない課題を示しています。
【政策を徹底解説】消費税廃止・全国一律最低賃金1500円は現在も継続?
れいわ新選組からいのちの党へ名称が変わったことで、政策まで全面的に変わったと考える人もいるかもしれません。
しかし、2026年10月29日時点の党公式サイトには、旧れいわ新選組の基本政策が引き継がれていることが明記されています。
公式説明では、現在の基本政策は旧れいわ新選組が2024年9月にまとめたものをそのまま踏襲しています。今後、政策検討委員会を設け、党の構成員が当事者の声を聞きながら内容を議論する方針です。
1. 消費税廃止とインボイス制度の撤回
最も象徴的な政策が消費税廃止です。
いのちの党は、消費税を低所得者ほど負担が重くなる税制と捉え、家計を支援するために廃止を掲げています。
公式政策では、消費税廃止を基本とし、最低でも5%への減税を実現することを目標にしています。
また、中小事業者やフリーランスの負担軽減を目的として、インボイス制度の導入撤回も掲げています。
この政策は、日々の買い物にかかる税負担を減らしたい消費者だけでなく、仕入れや経理処理に悩む小規模事業者にも関係する内容です。
2. 全国一律最低賃金1500円
もう一つの看板政策が、最低賃金を全国一律で時給1500円に引き上げる構想です。
地域によって最低賃金が異なる現状を見直し、地方で働く人にも都市部と同様の賃金水準を保障することを目指しています。
ただし、最低賃金を引き上げるだけでは、中小企業の人件費負担が増加する可能性があります。
そのため、党の基本政策では、社会保険料の減免などによって中小企業を支援する方針も示されています。
重要なのは、1500円という数字だけでなく、賃上げと中小企業支援をどのように両立させるかです。
3. 積極財政と社会保障の充実
いのちの党の経済政策は、政府が積極的に財政支出を行う考え方を基礎にしています。
公式政策では、需要不足や失業がある局面では支出拡大や減税によって経済を刺激し、物価上昇が過熱する場合には支出や課税を調整する考え方が示されています。
そのほか、次のような政策も掲げています。
- 奨学金制度の見直しと教育負担の軽減
- 介護・保育・医療従事者の待遇改善
- 公務員の増員と雇用の安定化
- 障害者や難病を抱える人の社会参加の促進
- 原発廃止と再生可能エネルギーの拡大
- 農林水産業への所得補償と地域経済の支援
政策の継続と新体制での課題
現時点では、党名が変わったからといって消費税廃止や最低賃金1500円が撤回されたわけではありません。
一方、2026年の衆院選向けに発表された公約と、現在の基本政策は区別する必要があります。選挙時の一時的な給付策などを、そのまま現在の恒常的な政策と解釈するのは正確ではありません。
公式サイトが旧基本政策を踏襲すると説明している以上、今後の政策委員会でどのような修正が行われるかが注目点です。
出典:いのちの党公式「基本政策」、2026年衆院選公約、全国労働組合総連合による各党政策比較。
【評判と支持率】いのちの党は支持されている?草の根政党の強みと弱点
れいわ新選組時代から、同党は既存政党とは異なる政治参加のスタイルを打ち出してきました。特徴の一つが、支持者やボランティアが地域で活動を支える草の根型の組織運営です。
草の根政党としての特徴
党のボランティア本部では、特別な政治経験がなくても参加できる活動を案内しています。
代表的な活動は次のとおりです。
- チラシの印刷・配布
- 街頭活動やイベントへの参加
- 会場設営や運営の手伝い
- SNSでの情報発信
- 動画の撮影・編集や文字起こし
- 寄付による活動支援
こうした活動は、国会議員や党本部だけに政治活動を任せるのではなく、支持者自身が参加できる仕組みをつくるものです。
山本太郎氏の街頭演説をきっかけに党を知った人にとって、地域の活動や政策づくりに関われることは支持する理由の一つになっています。
支持率から見る現在の立ち位置
一方、世論調査では、党名変更後も大きな支持拡大が確認できる状況には至っていません。
テレビ朝日の報道ステーションが2026年10月17日・18日に実施した世論調査では、いのちの党の支持率は1.2%でした。
この数字は一つの調査結果であり、全国の有権者全員の評価を直接示すものではありません。ただし、国政における党の存在感を測る参考指標にはなります。
党名を変更しただけで、旧党名に対する認知や支持が自動的に新党名へ移行するわけではありません。新しい名称を浸透させる活動と、実際の政策実績を示す取り組みが必要です。
評判を判断する際に見るべき3つのポイント
いのちの党の評価は、支持するかどうかだけでなく、政策の実現可能性や組織運営も含めて考える必要があります。
第一に、経済政策の実現性です。消費税廃止や最低賃金1500円という目標に対し、財政運営や物価への影響、中小企業への支援策をどこまで具体化できるかが問われます。
第二に、組織の透明性です。2026年9月には党改革方針が発表され、独立した専門家による調査委員会の設置が示されました。党内の人事・給与制度などを検証する取り組みは、組織への信頼を回復するうえで重要です。
第三に、山本太郎氏に依存しない運営です。創設者の知名度が党の支持拡大を支えてきた一方、代表交代後も政策と活動を継続できるかが問われています。
TBS NEWS DIGが2026年9月7日に報じた党改革方針では、山本譲司代表が個人への依存を見直す考えを示しました。これは新体制が直面する課題を端的に表しています。
【2026年10月最新動向】いのちの党は今後どうなる?組織改革と課題
2026年10月29日現在、いのちの党は党名変更後の組織整備を進めています。
新代表の就任と名称変更を終えた後も、政策担当者の配置や地方組織の活動など、複数の分野で動きが続いています。
10月27日:政策委員2人が就任
党公式発表によると、10月27日の役員会で長谷川ういこ氏と辻村ちひろ氏が政策委員に就任しました。
政策を専門的に検討する人材を加えることで、山本太郎氏の個人的な発信力だけに頼らない政策立案体制を構築する狙いがあると考えられます。
10月29日:舩後靖彦氏が最高顧問に就任
さらに10月29日、党役員会は前参議院議員で党顧問を務めていた舩後靖彦氏を最高顧問とすることを承認しました。
舩後氏は、れいわ新選組が国政に進出した初期から障害者政策や当事者参加の象徴的な存在として活動してきた人物です。
最高顧問への就任は、旧れいわ新選組時代からの理念や活動を新体制につなぐ意味でも注目されます。
地方組織の維持も課題に
党の公式発表には、2026年9月30日の茨城県阿見町議会議員の離党届受理や、10月15日の千葉県柏市議会議員の離党届受理も記録されています。
草の根政党を掲げる組織にとって、国会議員だけでなく地方議員や地域の支援者との連携は重要です。地方組織の維持と人材の定着は、次の選挙に向けた課題となります。
また、党公式サイトでは高知県須崎市議会議員選挙に向けた公認候補の活動なども掲載されています。国政で議席を減らした後、地方から支持基盤を立て直せるかが注目されます。
2026年10月29日付の最高顧問就任発表は、党名変更後も組織整備が続いていることを示す最新の動きです。
【プロの結論】れいわ新選組からいのちの党への変更で何が変わったのか
今回の変化を整理すると、変わったものと、引き継がれているものが明確になります。
変わったのは党名、代表、役員体制、そして組織運営の方向性です。一方、消費税廃止、全国一律最低賃金1500円、社会保障の充実、障害者の権利保障といった基本政策は継承されています。
特に重要なのは、山本太郎氏という強い個人ブランドを中心に成長してきた政党が、創設者の退任後にどのような組織へ変わるのかという点です。
2026年衆院選での7議席減は、党にとって厳しい結果でした。山本ジョージ新代表がその敗北を認め、党改革に着手したことは再出発の第一歩ですが、党名変更だけで支持が回復する保証はありません。
今後の評価では、次の3点を確認することが重要です。
- 政策の具体化:消費税廃止や最低賃金1500円を実現するための財政・企業支援策が明確になるか。
- 組織の透明性:独立調査委員会や党内改革によって、運営への信頼を回復できるか。
- 選挙での実績:比例代表だけでなく、小選挙区や地方選挙でも継続的に支持を獲得できるか。
党名変更を成功と評価するには、名称の認知度だけでなく、こうした実績を積み上げられるかどうかを見る必要があります。
れいわ新選組・いのちの党に関するよくある質問(FAQ)
Q1:れいわ新選組の現在の党名は何ですか?
2026年8月6日に「いのちの党」へ変更されました。略称は「いのち」です。現在の公式サイトも「いのちの党」として運営されています。
Q2:山本太郎氏が代表を辞任した理由は何ですか?
健康上の問題と、スピード違反による刑事処分が背景にあります。2026年1月に参議院議員を辞職し、7月9日に代表辞任と政界引退を表明しました。
Q3:山本ジョージ新代表とは誰ですか?
旧れいわ新選組で幹事長を務めていた人物です。2026年7月31日の代表選挙で選出され、同年8月から新体制の代表を務めています。報道では山本譲司と表記されることもあります。
Q4:いのちの党の略称は何ですか?
公式に定められた略称は「いのち」です。旧党名の「れいわ」とは異なる略称になりました。
Q5:2026年衆院選で何議席を獲得しましたか?
旧れいわ新選組として選挙に臨み、比例代表で1議席を獲得しました。小選挙区は0議席で、選挙前の8議席から7議席減となりました。
Q6:消費税廃止や最低賃金1500円の政策はなくなりましたか?
なくなっていません。2026年10月現在の公式基本政策では、消費税廃止と全国一律最低賃金1500円が引き継がれています。
Q7:いのちの党は山本太郎氏と関係がなくなったのですか?
山本太郎氏は代表を辞任し、国会議員を目指す活動からの引退を表明しました。ただし、党そのものは旧れいわ新選組から継続しており、政策や組織の歴史も引き継いでいます。
まとめ:いのちの党は2026年の組織改革を乗り越えられるか
れいわ新選組は2019年に山本太郎氏が立ち上げた政党であり、2026年8月6日に「いのちの党」へ党名を変更しました。略称は「いのち」です。
2026年1月の山本太郎氏の参議院議員辞職、7月の代表辞任と政界引退、7月31日の山本ジョージ新代表の選出を経て、党は大きな転換期を迎えました。
しかし、2月の衆院選では8議席から1議席へと大幅に後退。9月には党改革方針を打ち出し、10月には政策委員や最高顧問の人事を進めています。
消費税廃止や全国一律最低賃金1500円などの政策は継続されていますが、これから問われるのは、それらを実現するための具体策と組織としての実行力です。
「れいわ新選組」という名前を変えたことが再出発の成功につながるのか。それとも、山本太郎氏への依存から脱却できないまま支持を失っていくのか。
2026年10月29日時点のいのちの党は、まさにその分岐点に立っています。今後は党名や代表者だけでなく、政策の具体化、党内改革、地方選挙での実績を総合的に見ていく必要があります。
主な確認資料: れいわ新選組・いのちの党公式発表、総務省関連の政党情報、テレビ朝日、TBS NEWS DIG、FNNプライムオンライン、日刊スポーツ、選挙ドットコム。