久保裕丈の現在は?初代バチェラー後の経歴・結婚観とCLAS事業を徹底解剖
2026年現在、久保裕丈(くぼ・ひろたけ)さんは、恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』の初代バチェラーという肩書だけでは語れない実業家として活動している。東京大学大学院を修了後、外資系戦略コンサルティング会社A.T. Kearney(現・Kearney)を経て、女性向けファッション通販サービス「MUSE & Co.」を創業。その後、2018年には家具・家電のレンタル・サブスクリプションサービス「CLAS」を展開する株式会社クラスを設立し、代表取締役社長に就任した。
一方、プライベートでは『バチェラー・ジャパン』シーズン1で選んだ蒼川愛さんとの交際や2018年の破局が知られている。その後の結婚、現在の彼女、年収や資産についても関心が集まるが、事業のように詳しい私生活が公表されているわけではない。2026年10月の最新の企業活動、過去の経歴、恋愛観を整理すると、テレビ出演をきっかけに知名度を得た起業家が、どのように事業を築いてきたのかが見えてくる。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の活動:2026年も株式会社クラスの代表取締役社長として家具・家電の循環型プラットフォーム「CLAS」を経営。
- 経歴と実績:東京大学大学院修了後、A.T. Kearneyに入社。2012年にMUSE & Co.を創業し、2015年にミクシィへ売却。
- 恋愛と結婚:蒼川愛さんとは2018年2月に破局。現在の結婚・交際状況は公表されていない。
【2026年最新】久保裕丈の現在は?初代バチェラーから実業家へ

2026年10月現在、久保裕丈さんの活動の中心は、株式会社クラスの経営だ。
『バチェラー・ジャパン』出演後も芸能活動を中心に活動するのではなく、自身が立ち上げた家具・家電のサブスクリプション事業に軸足を置いている。
株式会社クラスの代表取締役社長として活動

久保さんが代表を務める株式会社クラスは、2018年4月24日に設立された企業だ。掲げているビジョンは「“暮らす”を自由に、軽やかに」。家具や家電などの耐久消費財を、購入して所有するだけではなく、必要な期間だけ利用して返却・交換できる仕組みを提供している。
個人向けの「CLAS」に加え、法人向けのオフィス構築・移転支援「CLAS Biz」、不動産物件の販売・賃貸を支援する「CLASホームステージング」などにも事業を広げている。
2026年9月には、経済産業省主催の「サーキュラーエコノミーアクションWeek」への参画を発表。久保さん自身も9月17日の発表会に登壇した。会社発表によると、家具・家電の循環・再生実績は累計33万回に達している。
2026年10月にも不動産業界向けの活動を展開

2026年10月29日・30日には、大阪のインテックス大阪で開催された「マンション総合EXPO 2026」にCLASホームステージングが関西エリアで初出展した。
久保さんも10月29日に登壇し、不動産事業者向けのマーケティングセミナーを実施。家具を貸し出すサービスにとどまらず、住空間の演出や物件の集客・成約支援まで事業領域を広げている。
こうした活動から分かるのは、2026年の久保さんが、バチェラー出演者としてではなく、家具・家電の循環利用を社会に定着させようとする経営者として前面に立っていることだ。
【経歴・学歴】東京大学大学院からA.T. Kearney、起業までの歩み
久保裕丈さんのキャリアを理解するうえで外せないのが、東京大学での理系教育と戦略コンサルタントとしての経験だ。
東京大学工学部から大学院新領域創成科学研究科へ
久保さんは2005年に東京大学工学部を卒業し、2007年に同大学院新領域創成科学研究科の修士課程を修了している。
東京大学公共政策大学院のSTIGが2026年に掲載した講師紹介でも、この学歴と卒業後の職歴が紹介されている。
理系の大学院で研究を続ける道も考えていたという久保さんだが、卒業後に選んだのは研究職ではなく、企業の経営課題を解決するコンサルティングの世界だった。
A.T. Kearneyで約5年間、企業戦略やM&Aに携わる
2007年、久保さんは米系経営コンサルティング会社A.T. Kearneyに入社した。
商社、メーカー、金融機関などを対象に、全社戦略や組織戦略の策定、企業買収に関する業務などを担当。本人も2025年のMONEY PLUSのインタビューで、大学院修了後にアメリカの経営コンサルティング会社に入り、戦略コンサルタントとして5年間働いたと振り返っている。
この経験は、後の起業にもつながっている。市場の動向を分析し、事業の成長可能性を見極め、経営上の課題を整理する能力は、MUSE & Co.とCLASという異なる事業を立ち上げる際の基盤になった。
久保裕丈の経歴・関係企業と転換点一覧
学歴、勤務先、創業企業、番組出演、交際相手の関係を時系列で整理すると、久保さんのキャリアの変化が分かりやすい。
| 時期 | 人物・企業・活動 | 関係と主な出来事 |
|---|---|---|
| 2005年 | 東京大学工学部 | 卒業 |
| 2007年 | 東京大学大学院・A.T. Kearney | 大学院修士課程修了後、入社 |
| 2012年 | MUSE & Co. | ミューズコー株式会社を設立 |
| 2015年 | 株式会社ミクシィ | MUSE & Co.運営会社の全株式を取得 |
| 2017年 | バチェラー・ジャパン | シーズン1の初代バチェラーとして出演 |
| 2018年2月 | 蒼川愛 | 番組で成立した交際について破局を発表 |
| 2018年4月 | 株式会社クラス | 会社設立。代表取締役社長に就任 |
| 2026年 | CLAS・CLAS Biz | 家具・家電の循環事業と法人向け事業を拡大 |
この年表からも、久保さんのキャリアは、コンサルティング、アパレルEC、恋愛リアリティ番組、家具・家電の循環事業という複数の領域を横断していることが分かる。
【MUSE & Co.創業と売却】最初の起業で成功した理由とは?
久保さんの起業家としての実績を語る際、最初に取り上げるべきなのが、2012年に設立したミューズコー株式会社と女性向けファッション通販サービス「MUSE & Co.」だ。
2012年に女性向けファッションECを立ち上げる
MUSE & Co.は、女性向けのファッションブランド商品を扱うECサービスだった。タイムセール形式で商品を販売するビジネスモデルを採用し、アパレル業界の余剰在庫や販売機会の問題に着目していた。
久保さんが2025年のインタビューで説明したところによると、同事業はアメリカで広がっていたフラッシュセールの仕組みを日本市場に取り入れたものだった。
2015年時点では、ミクシィの公式発表によると、提携ファッションブランド数は1,500を超えていた。ベンチャー企業として短期間で事業を拡大したことがうかがえる。
2015年にミクシィが全株式を取得
2015年2月19日、株式会社ミクシィはミューズコー株式会社の全株式を取得すると発表した。
買収額については、WWD JAPANが17億6,200万円と報道している。久保さんにとっては、最初の起業で築いた事業を大手IT企業に引き継ぐ大きな転換点となった。
ただし、この金額をそのまま久保さん個人の資産や手取り額と解釈することはできない。株式の取得対価と創業者個人の税引き後収入は別の数字だからだ。
MUSE & Co.は現在どうなっている?
MUSE & Co.の運営会社は、久保さんが経営を離れた後も資本関係が変化している。
2017年には、ミクシィから経営陣による買い戻しを経て、オールアバウトの子会社であるオールアバウトライフマーケティングが全株式を取得した。WWD JAPANによると、この際の買収額は5,000万円だった。
つまり、MUSE & Co.は久保さんが現在経営している会社ではない。現在の活動の中心は、2018年に新たに立ち上げた株式会社クラスである。
2度目の起業を決めた背景
興味深いのは、最初の会社を売却した後、久保さんがすぐに次の会社を立ち上げたわけではない点だ。
2026年7月公開のFuture Leaders Hubのインタビューでは、売却後は複数企業の顧問やコンサルティング業務に携わり、数年間は個人で活動していたと振り返っている。
しかし、一人で仕事を続けることに違和感を覚え、自分が社会に対して生み出せる価値を考え直したという。そこで気づいたのが、社会の困りごとや課題を解決する事業を自ら作ることへの意欲だった。
「社会課題を解決するためのインフラを作る」
これは同インタビューで久保さんが語った仕事に対する考え方だ。
単に会社を売却して資産を増やすことではなく、自分が必要だと思うサービスを社会に広げることに、次の起業の意味を見いだしたのである。
【バチェラー・ジャパン シーズン1】蒼川愛との交際と破局理由
久保裕丈さんの名前を広く知らしめたのが、Amazon Prime Videoの恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』シーズン1だ。
2017年、初代バチェラーとして25人の女性と出会う
『バチェラー・ジャパン』は、一人の男性が複数の女性とデートを重ね、最終的にパートナーを選ぶ恋愛リアリティ番組だ。
日本版のシーズン1は2017年2月17日に配信が始まった。初代バチェラーに選ばれた久保さんは、東京大学大学院卒業、外資系コンサルティング会社勤務、起業経験を持つ実業家というプロフィールで登場した。
番組には25人の女性が参加し、ローズセレモニーなどを通じて候補者が絞られていく。華やかなデートと落ち着いた物腰を見せる久保さんは、番組を象徴する存在となった。
最後に選んだ女性は蒼川愛
シーズン1で久保さんが最後に選んだのは、蒼川愛さんだった。
当時大学生だった蒼川さんは、番組の最終局面で久保さんから選ばれ、二人は番組を通じてカップルとなった。
視聴者にとっては、番組内の恋愛が現実の結婚へ進むのかどうかも大きな関心事だった。番組の性質上、最終選考で選ばれた二人には、放送終了後も交際が続くことへの期待が寄せられていた。
2018年2月22日に破局を発表
しかし、二人の交際は長く続かなかった。
2018年2月22日、久保さんは自身のSNSを通じて蒼川さんとの別れを報告。ORICON NEWSによると、二人は話し合いを重ねたうえで別れる結論に至ったという。
当時の久保さんの発表では、次のように説明されていた。
「お互いきちんと向き合い、話し合っての結論である」
また、別れの経緯や時期などについては公表を控える意向も示していた。
蒼川愛との破局理由は何だったのか?
検索では「年齢差」「生活環境の違い」「仕事の忙しさ」など、さまざまな理由が取り上げられることがある。
しかし、久保さん本人が公表したのは、二人で話し合って別れることを決めたという説明までだ。具体的な原因について、本人が明らかにした事実はない。
そのため、年齢差や価値観の違いを確定した破局理由として扱うことはできない。
この件で押さえておきたいのは、番組内で成立したカップルであっても、撮影終了後はそれぞれの仕事や生活を持つ一組の男女に戻るということだ。テレビ番組の中で描かれる恋愛の進行と、日常生活の中で関係を築くことは同じではない。
【結婚・現在の彼女】久保裕丈の恋愛遍歴と結婚観
久保さんについては、初代バチェラーという経歴から、現在の結婚相手や彼女を気にする検索が多い。
ただし、2026年10月時点で、本人が現在の交際相手や結婚を公表した情報は確認できない。結婚していると断定できる情報も、独身であると断定できる新しい本人発信も見当たらない。
2018年には「彼女募集中」と発言
2018年5月、ABEMA TIMESのインタビューでは、2代目バチェラーの小柳津林太郎さんとの対談の中で、久保さんが恋愛について語っている。
当時、彼女は募集中かという質問に対して、久保さんは「募集中です」と回答していた。
これは蒼川さんとの破局発表から約3か月後の発言であり、当時の恋愛状況を示すものだ。ただし、2018年の回答を2026年現在の交際状況に置き換えることはできない。
バチェラー出演後は恋愛に慎重になった?
2019年8月のORICON NEWSのインタビューでは、歴代バチェラーが恋愛観や結婚観について語っている。
久保さんは、番組出演後について、世間の目を意識して恋愛に踏み出しにくくなったと説明。以前よりも恋愛に臆病になったという心境を明かしていた。
また、好きな女性のタイプについては、一緒にいて落ち着ける心地よさを重視するようになったと話している。
豪華なデートや華やかな演出が印象的だった番組とは対照的に、本人が求めていたのは、日常の中で自然体でいられる関係だったようだ。
久保裕丈の結婚観は?結婚そのものを目的にしない考え方
同じ2019年のインタビューで、結婚願望についても質問されている。
久保さんは、当時はビジネスに集中しており、結婚は優先順位として二の次になっていると説明。そのうえで、結婚自体を目的にするのではなく、ずっと一緒にいたいと思える人がいた先に結婚があればよい、という考えを示した。
この発言から読み取れるのは、結婚という形式を先に決めるよりも、相手との関係性や一緒に過ごす心地よさを大切にする姿勢だ。
ただし、これは2019年当時のインタビューで語られた考え方であり、2026年現在の恋愛観を直接示すものではない。
また、公開されている恋愛遍歴についても、広く知られているのは蒼川愛さんとの交際が中心だ。その他の交際相手について、確かな情報に基づいて列挙できるほどの公表記録はない。
【年収・資産】久保裕丈は億万長者?MUSE & Co.売却益の真相
久保さんについて検索されるテーマの一つが、年収や個人資産だ。
東京大学大学院卒業、外資系コンサル勤務、会社売却、そしてバチェラー出演という経歴から、経済的に成功した人物というイメージを持つ人も多い。
MUSE & Co.の売却額は約17億6,200万円と報道
前述のとおり、MUSE & Co.の運営会社は2015年にミクシィに全株式を取得されている。
WWD JAPANが報じた取得額は17億6,200万円。この数字が久保さんの資産に関心が集まる理由の一つとなっている。
ただし、企業の売却価格と創業者個人の資産額は一致しない。株主構成、持ち株比率、投資家への返済、税金などによって、創業者個人が最終的に受け取る金額は変わるためだ。
CLASの社長としての年収は公表されている?
株式会社クラスは非上場企業であり、久保さん個人の役員報酬や年収を確定できる公開資料は見当たらない。
2025年11月のMONEY PLUSのインタビューでは、久保さん自身がお金との向き合い方について説明している。
会社の支出や費用構成については細かく把握している一方、個人のお金については、何にどれだけ使っているかを詳しく把握していないと話していた。また、個人の資産運用についても、体系的な知識を持って積極的に取り組んでいるわけではないと説明している。
現在の資産額を推定できるのか
結論として、2026年現在の久保さんの総資産や正確な年収は公表されていない。
インターネット上には数億円規模などの推定情報もあるが、会社売却額や事業規模から個人資産を直接計算することはできない。
特にCLASのような家具・家電のサブスクリプション事業は、商品を仕入れて貸し出し、返却後に整備して再利用するため、事業の成長に応じた設備投資や運転資金が必要になる。
2025年のインタビューでも、久保さんは注文が増えるほど商品の仕入れが先行し、資金繰りが難しくなることを経営上の課題として挙げていた。
したがって、売却実績だけで現在の資産を判断するよりも、経営する企業の成長と財務構造を分けて見ることが重要だ。
【CLAS事業の実態】久保裕丈が2026年に取り組む家具サブスクの全貌
久保さんの現在を理解するうえで、最も重要なのが株式会社クラスの事業内容だ。
CLASは単純に家具を貸し出すだけのサービスではない。必要なものを必要な期間だけ使い、不要になれば返却し、気に入れば購入することもできる循環型のプラットフォームを目指している。
CLASの仕組みは「借りる・返す・交換する・買う」
家具や家電は、購入時の価格だけでなく、引っ越しや買い替え、不要になった際の処分にも手間と費用がかかる。
特に一人暮らし、転勤、結婚、出産などで生活環境が変わる人にとって、大型家具を長期間所有することが負担になる場合がある。
CLASはこうした問題に対し、月額料金で家具や家電を利用できる仕組みを提供している。
- 借りる:必要な家具・家電を月額制で利用する。
- 返す:不要になった商品を返却する。
- 交換する:生活環境や好みに合わせて商品を変更する。
- 買う:気に入った商品を購入する選択肢もある。
返却された商品は、専門スタッフによるリペアやクリーニングを経て、再び利用できる状態に整えられる。
久保さんが掲げる「暮らすを自由に、軽やかに」というビジョンは、この循環システムに表れている。
2026年のCLASはどこまで成長した?
株式会社クラスが2026年に公表した事業データを見ると、サービスの広がりが分かる。
- 個人向け総会員数:27万人突破。
- 法人アカウント数:3,500件突破。
- 法人導入数:2,200件突破。
- 家具・家電の循環・再生実績:2026年9月発表時点で累計33万回。
個人向けの利用者だけでなく、法人利用も拡大している点が特徴だ。なお、会員数と法人アカウント数は2026年2月時点の会社発表に基づく数字である。
CLAS BizとCLASホームステージングにも注目
久保さんの事業は個人向け家具レンタルだけではない。
法人向けのCLAS Bizでは、オフィス家具や設備の導入、構築、移転などを支援する。企業は人員増加やオフィス移転などの変化に合わせて、設備の利用方法を柔軟に選択できる。
一方、CLASホームステージングは、不動産物件に家具やインテリアを配置して空間の魅力を高めるサービスだ。物件の購入や賃貸を検討する人に、実際の生活をイメージしやすい空間を提示できる。
2026年10月のマンション総合EXPOへの出展も、こうした法人・不動産分野への展開を示す取り組みだった。
CLASの強みと経営上の課題
CLASの強みは、家具や家電を一度販売して終わるのではなく、同じ商品を複数回利用できる仕組みを構築していることだ。
商品が適切に再利用されれば、利用者は購入や処分の負担を軽減でき、企業側は一つの商品から複数回の利用機会を生み出せる。環境面でも、廃棄物の削減につながる可能性がある。
一方、家具・家電の循環ビジネスには、一般的なデジタルサービスとは異なる難しさがある。
- 商品を先に仕入れるため、初期投資や運転資金が必要。
- 大型商品の配送・回収には物流コストがかかる。
- 返却商品の修繕やクリーニングに手間と費用がかかる。
- 商品の品質や利用可能期間を管理する必要がある。
- 利用率や再貸出回数によって採算性が変わる。
2025年のMONEY PLUSのインタビューで、久保さん自身が需要の増加に伴う仕入れ資金の負担を経営課題として説明していることは、このビジネスの特徴を理解するうえで重要だ。
つまり、CLASの競争力は、会員数を増やすだけでは決まらない。商品の調達、配送、回収、整備、再利用までを効率よく回す運営能力が、事業の成長を左右する。
【プロの分析】久保裕丈の起業家としての評判と本当の強み
久保さんを評価する際、バチェラー出演時の知名度や学歴だけを見ると、実際の起業家としての姿を見誤る可能性がある。
経歴を通して見ると、彼の強みは、異なる市場で事業を立ち上げ、顧客の課題をビジネスモデルに落とし込んできた点にある。
強み1:異なる業界で2度の起業を経験
1社目のMUSE & Co.は、アパレル業界の余剰在庫を販売機会につなげるEC事業だった。
2社目のCLASは、家具や家電の所有・処分に伴う負担を減らす循環型事業だ。
どちらも、従来の流通や所有の仕組みに存在する不便さを見つけ、サービスとして解決しようとする発想が共通している。
強み2:自分自身の不便を事業の出発点にする
CLASの創業には、久保さん自身の引っ越し体験が関係している。
2026年7月のインタビューでは、新居に合わせて購入した家具のサイズが合わず、処分にも費用がかかったことが、サービスを思いつくきっかけだったと語っている。
市場調査だけから事業を考えるのではなく、自分が実際に困った経験を出発点にする。この発想は、利用者の課題を具体的なサービスに変えるうえで強みになっている。
強み3:経営者としての役割を意識している
久保さんは過去のインタビューで、会社が成長するにつれて、社員に権限を移譲し、自分が担う役割を明確にすることの重要性を語っている。
戦略策定、資金調達、人材採用、組織づくりなど、経営者として取り組むべき領域に集中する考え方だ。
また、2026年のインタビューでは、最初の起業で培った経験を通じて、社会課題を解決する事業を作ることが自分のやりたいことだと認識したと説明している。
今後の評価を左右するのはCLASの事業継続性
一方、起業家としての実力を最終的に判断するには、メディアへの露出や会員数だけでは不十分だ。
CLASのような循環型ビジネスでは、利用者が増えても仕入れや物流、修繕の費用が膨らめば、利益を確保することは難しくなる。
今後の評価基準として注目したいのは、次の3点だ。
- 収益性:商品を何度も再利用し、十分な利益を生み出せるか。
- 顧客満足度:返却・交換・再利用の仕組みが利用者に支持され続けるか。
- 事業の社会的価値:廃棄物削減と便利な生活を両立できるか。
久保さんの起業家としての評価は、最初の会社を売却した実績だけではなく、CLASを長期的に社会に定着させられるかによって、さらに明確になっていくはずだ。
【久保裕丈の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:久保裕丈は2026年現在、何をしている?
A1:株式会社クラスの代表取締役社長を務めている。家具・家電のレンタル・サブスク「CLAS」、法人向け「CLAS Biz」、不動産向け「CLASホームステージング」などを展開している。
Q2:久保裕丈と蒼川愛が破局した理由は?
A2:2018年2月22日に双方が破局を報告した。久保さんは、お互いに向き合って話し合った結果と説明したが、具体的な破局理由は公表していない。
Q3:久保裕丈は現在結婚している?彼女はいる?
A3:2026年10月時点で、結婚や現在の交際相手について本人から公表された情報は確認できない。2019年のインタビューでは、結婚そのものを目的にせず、ずっと一緒にいたいと思える相手との関係を大切にしたいという考えを語っていた。
Q4:久保裕丈の出身大学・最終学歴は?
A4:東京大学工学部を卒業後、東京大学大学院新領域創成科学研究科の修士課程を修了している。
Q5:久保裕丈の年収や資産はいくら?
A5:個人の年収や総資産は公表されていない。MUSE & Co.の売却額は17億6,200万円と報道されているが、会社の売却価格と本人の個人資産は異なる。
Q6:久保裕丈が創業したMUSE & Co.は現在も本人が経営している?
A6:現在は経営していない。2015年にミクシィが全株式を取得し、その後も運営会社の資本関係が変化している。久保さんは2018年に設立した株式会社クラスの経営に携わっている。
まとめ:久保裕丈の現在を知る鍵はバチェラー後の起業家人生にある
久保裕丈さんの2026年現在を振り返ると、初代バチェラーとしての知名度以上に、起業家として積み重ねてきた実績が際立つ。
東京大学大学院修了後にA.T. Kearneyで戦略コンサルタントとして働き、2012年にMUSE & Co.を創業。2015年にはミクシィへの売却を経験し、2017年には『バチェラー・ジャパン』シーズン1で初代バチェラーを務めた。
蒼川愛さんとの交際は2018年に終わったが、破局理由や現在の恋愛事情については、本人が公表した範囲を超える情報はない。2019年に語った結婚観からは、結婚という形式よりも、長く一緒に過ごしたいと思える相手との関係を重視する姿勢がうかがえる。
そして現在の活動の中心は、株式会社クラスが展開するCLASだ。2026年には個人会員27万人、法人アカウント3,500件という規模に成長し、循環型経済の取り組みや不動産業界への展開も進んでいる。
【プロの結論】
久保裕丈という人物を理解するうえで重要なのは、「バチェラーで誰を選んだのか」という過去の恋愛だけに注目しないことだ。
彼のキャリアには、コンサルティングで培った分析力、最初の起業で得た事業経験、そして自身の生活上の不便から新しいサービスを生み出す姿勢が一貫している。
今後注目すべきなのは、CLASが単なる家具レンタルサービスを超え、家具・家電を循環させる社会インフラとして定着できるかどうかだ。
テレビ番組で注目された人物が、その後どのような仕事を選び、何を社会に残していくのか。久保裕丈さんの現在は、まさにその変化を示すキャリアの一例といえる。