【タイプ別に比較】リキッド・パウダー・クッションはどれがおすすめ?
ファンデーション選びで最初に決めたいのが、商品の形状だ。同じ価格帯でも、リキッド・パウダー・クッションでは塗りやすさ、カバー力、仕上がり、化粧直しのしやすさが異なる。
MAQUIAが2026年1月に公開したプチプラファンデーション特集でも、4つの形状(クッション・リキッド・クリーム・パウダー)を分けて紹介している。特に人気の高い3タイプについて、特徴を整理したい。
リキッドファンデーション:カバー力と自然な仕上がりのバランス型

リキッドファンデーションは、水分や油分を含む液状のテクスチャーが特徴。肌に伸ばしやすく、薄く塗ればナチュラルに、重ねればカバー力を高められる。
毛穴、色ムラ、シミなど、複数の肌悩みをまとめてカバーしたい人にも使いやすい。
2026年の注目商品では、KATEのエアリーチェンジリキッドが代表的。さらっとしたセミマット寄りの仕上がりを求める人に適している。
一方、保湿感や高カバーを求めるなら、KISSME FERMEのセラムカバーリキッドファンデも候補になる。
パウダーファンデーション:手軽さと化粧直しのしやすさが魅力

パウダーファンデーションは、固形の粉末をパフやブラシで塗布するタイプ。
リキッドと比べて手早く塗りやすく、持ち運びや化粧直しにも便利だ。特に皮脂によるテカリが気になる場合は、さらっとした仕上がりの商品が選択肢になる。
2026年のドラッグストア商品では、セザンヌのウルトラカバーUVパクトが注目候補だ。
価格は880円(税込)、11g、SPF50+・PA++++。毛穴・シミ・くすみをカバーする高カバーパウダーと、皮脂吸着機能を特徴としている。
ただし、粉体を重ねすぎると乾燥が目立つこともある。乾燥肌の人は、保湿を十分に行ってから薄く塗るのがポイントだ。
クッションファンデーション:時短とツヤ肌を両立

クッションファンデーションは、液状のファンデーションをスポンジやメッシュに含ませ、専用パフで塗るタイプ。
特徴は、手軽さと持ち運びやすさ。ファンデーションを別の道具に取り出す必要がなく、外出先での化粧直しにも使いやすい。
2026年はセザンヌのセラムクッションファンデーションが注目されている。1,155円という価格に加え、薄膜カバーとツヤ仕上げを両立している点が魅力だ。
ただし、パフに大量につけて一度に塗ると、厚塗りやムラの原因になる。少量ずつ頬の中心から外側へ広げると仕上がりを調整しやすい。
3タイプの選び方を簡単に整理
- カバー力と仕上がりの調整を重視: リキッド
- 手早く仕上げたい・化粧直しをしたい: パウダー
- ツヤ肌と時短を両立したい: クッション
どれが優れているかという単純な比較ではなく、普段のメイク時間や肌悩みに合わせて選ぶことが大切だ。
【肌質・肌悩み別】乾燥肌・脂性肌・混合肌に合うファンデーション
ファンデーション選びで見落としやすいのが、肌質と仕上がりの相性だ。
口コミ評価が高い商品でも、自分の肌質に合わなければ、時間が経つにつれて粉っぽくなったり、皮脂で浮いたりすることがある。
ここでは乾燥肌・脂性肌・混合肌の3タイプに分けて考える。
乾燥肌:保湿感と密着感を重視
乾燥肌の人は、ファンデーションを塗った直後だけでなく、数時間後の頬や口元の状態にも注目したい。
おすすめ候補は次の3商品。
- セザンヌ セラムクッションファンデーション
- 乾燥さん 保湿力スキンケアバームファンデーション
- KISSME FERME セラムカバーリキッドファンデ
特にセザンヌは、11種類の美容保湿成分と2種類の保湿オイルを特徴としている。
乾燥さんはナイアシンアミドやセラミドなどの保湿成分を配合しているため、しっとりした仕上がりが好みの人に向く。
注意したいのは、保湿感が高い商品なら必ず乾燥崩れしないわけではないこと。スキンケア後に肌表面へ余分な油分が残っていると、ファンデーションが均一に密着しにくくなる場合もある。
脂性肌:皮脂吸着と密着力を重視
脂性肌の場合、朝はきれいに仕上がっていても、昼頃になると鼻や額がテカるという悩みが出やすい。
おすすめ候補はKATEのエアリーチェンジリキッドだ。
みずみずしいテクスチャーからさらさらの質感に変化し、汗や皮脂に強い高密着処方を採用している。皮脂による崩れだけでなく、乾燥によるファンデーションの浮きにも配慮している点が特徴だ。
さらに、セザンヌのウルトラカバーUVパクトも選択肢になる。
ただし、皮脂を抑えようとして顔全体に大量のパウダーを重ねると、肌の質感が硬く見えることがある。特に目元や口元は薄く仕上げたい。
混合肌:部位ごとに仕上がりを変える
混合肌は、Tゾーンが脂っぽい一方で、頬や口元は乾燥しやすいという特徴がある。
この場合、ファンデーションを1種類に絞り込むよりも、部位ごとに塗り方を変えることが効果的だ。
おすすめの組み合わせは次のとおり。
- 顔全体:KATE エアリーチェンジリキッド
- Tゾーン:薄くフェイスパウダーを重ねる
- 頬や口元:ファンデーションを薄く伸ばして保湿感を残す
混合肌では、全顔を同じ厚さに仕上げる必要はない。皮脂が出やすい部分と乾燥しやすい部分を分けて考えることで、自然な肌印象を保ちやすくなる。
毛穴・シミ・くすみを隠したい場合は?
肌悩みごとに適した商品と塗り方は異なる。
毛穴が気になる人
毛穴を隠すには、カバー力だけでなく、凹凸へのフィット感が大切。KATEやインテグレートのように、毛穴や肌の凹凸を自然に整えるタイプが候補になる。
シミや濃い色ムラが気になる人
ファンデーションだけで完全に隠そうとすると、顔全体が厚塗りになりやすい。全体は薄く仕上げ、シミの部分だけコンシーラーで重ねる方法がおすすめだ。
くすみが気になる人
肌色に合ったカラー選びが重要。明るい色を選べば透明感が出るとは限らず、首との色の差が大きいと白浮きしてしまう。
首元やフェイスラインで色を確認し、自然になじむ色を選びたい。
【2026年の注目新作】KISSME FERME セラムカバーリキッドファンデを検証
KISSME FERME セラムカバーリキッドファンデ
28g・全5色・SPF50+・PA++++
2026年のプチプラファンデーションを語るうえで、KATEと並んで取り上げたいのが、伊勢半のキスミー フェルムから登場したセラムカバーリキッドファンデだ。
発売日は2026年3月11日。価格は1,980円(税込)で、SPF50+・PA++++、全5色展開となっている。
美容液発想の処方と高いカバー力を特徴とし、毛穴や色ムラを整えながら、時間が経っても美しい肌印象を目指す商品だ。
美容液発想の処方に注目
伊勢半の公式商品情報では、以下のような保湿成分が紹介されている。
- グルタチオン
- ナイアシンアミド
- ヒト型セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- ビタミンC誘導体
これらは保湿成分として配合されている。スキンケアを意識したファンデーションを探している人にとって、注目したいポイントだ。
メーカーは24時間美しい仕上がりが続くことを特徴としている。ただし、これはメーカーが示す化粧持ちに関する説明であり、すべての人が同じ状態を保てるという意味ではない。
美的の2026年上半期プチプラベストコスメでも評価
美容誌『美的』の2026年上半期プチプラベストコスメでは、ファンデーションランキング3位に選出されている。
ヘア&メイクアップアーティストの木部明美さんは、さらっとした仕上がりで、時間が経っても崩れにくい点を評価。小澤桜さんも、美容液のような潤い感と毛穴・色ムラのカバー力を評価している。
MAQUIAのランキングとは別の企画だが、異なる美容誌の評価に登場していることは注目に値する。
KATEとKISSME FERMEはどちらを選ぶ?
両商品はどちらもリキッドタイプだが、重視するポイントが異なる。
- KATE: 軽さ、さらさら感、皮脂対策、毛穴カバーを重視する人
- KISSME FERME: 高カバー、保湿成分、UVカット機能を重視する人
価格差は220円。どちらも2,000円以内で購入できるため、予算だけで決めるより、実際の肌の仕上がりを優先したい。
特にKISSME FERMEは全5色展開。色選びの幅を重視する人にも比較する価値がある。
【崩れにくさを高める】プチプラファンデーションの正しい塗り方
同じファンデーションを使っていても、塗り方によって仕上がりは大きく変わる。
高価な化粧下地やファンデーションに買い替える前に、ベースメイクの手順を見直すことも大切だ。
皮脂崩れを防ぐ3つのポイント
1. スキンケア後、肌表面に余分な油分が残らないようになじませる。
2. ファンデーションは少量ずつ、顔の中心から外側へ伸ばす。
3. テカリやすい鼻・額を中心にフェイスパウダーを薄く重ねる。
特に重要なのは、最初からファンデーションを厚く塗らないこと。
皮脂が多い部分は薄づきにし、必要に応じて部分的に重ねると、厚塗りを防ぎやすい。
乾燥崩れを防ぐ3つのポイント
1. メイク前に化粧水や乳液で十分に保湿する。
2. 乾燥しやすい頬や口元は、ファンデーションを薄く伸ばす。
3. 目元や口元にはパウダーをつけすぎない。
乾燥崩れは、単純に保湿力の高いファンデーションを選べば解決するものではない。
スキンケアとの相性や、塗布する量、肌表面の状態も影響する。特に秋冬は、夏と同じベースメイクを続けるのではなく、保湿を意識した調整が必要だ。
ツヤ肌とセミマット肌はどう使い分ける?
仕上がりの好みも、ファンデーション選びの重要な判断材料になる。
ツヤ肌が好きな人
肌にみずみずしさや透明感を演出したい人には、セザンヌのセラムクッションファンデーションが候補になる。
頬の高い部分に自然なツヤを残し、フェイスラインは薄く仕上げると立体感を演出しやすい。
セミマット肌が好きな人
落ち着いた肌印象や、さらっとした質感を求める人にはKATEのエアリーチェンジリキッドがおすすめだ。
皮脂が気になる人だけでなく、オフィスメイクなど、きちんとした印象に整えたい場合にも使いやすい。
ただし、マットだから乾燥肌に合わない、ツヤ肌だから脂性肌に合わないという決めつけは禁物。肌質だけでなく、商品の処方や使用量によっても仕上がりは変わる。
【よくある質問】プチプラファンデーションおすすめに関するFAQ
Q1:2026年に一番おすすめのプチプラファンデーションは?
A1:総合的な注目度で選ぶなら、KATEのエアリーチェンジリキッドがおすすめ。MAQUIAのプチプラコスメグランプリ2026でファンデーション部門1位を獲得している。価格は1,760円で、軽い仕上がりと皮脂・乾燥崩れへの配慮が特徴だ。
Q2:ドラッグストアで買える1,000円前後のおすすめは?
A2:セザンヌのセラムクッションファンデーションがおすすめ。本体1,155円で、薄膜カバーとツヤ肌を両立する。パウダータイプなら、880円のウルトラカバーUVパクトも候補になる。
Q3:毛穴やシミをしっかり隠せるプチプラファンデーションは?
A3:毛穴や凹凸にはKATEやインテグレート、色ムラやシミのカバーにはKISSME FERMEやファシオが候補。濃いシミはファンデーションを厚く重ねるより、コンシーラーを部分使いする方が自然に仕上がる。
Q4:乾燥肌におすすめのファンデーションは?
A4:セザンヌのセラムクッションファンデーションや、乾燥さんの保湿力スキンケアバームファンデーションがおすすめ。保湿成分や仕上がりの質感を確認して選びたい。
Q5:脂性肌におすすめの崩れにくいファンデーションは?
A5:KATEのエアリーチェンジリキッドが有力候補。汗・皮脂に強い高密着処方が特徴だ。Tゾーンにはフェイスパウダーを薄く重ねると、さらさら感を調整しやすい。
Q6:リキッドとクッションではどちらがカバー力が高い?
A6:一概にどちらとは決められない。リキッドは塗る量や重ね方を調整しやすく、クッションも高カバータイプから薄膜タイプまで幅広い。商品ごとの特徴を確認することが大切だ。
Q7:プチプラファンデーションは何歳から何歳まで使える?
A7:年齢による制限はない。10代から40代、50代以降まで、肌質や肌悩みに合っていれば使用できる。年齢だけで判断せず、乾燥、毛穴、色ムラなど現在の肌状態に合わせて選びたい。
Q8:SPF50+のファンデーションなら日焼け止めは不要?
A8:必ずしも不要ではない。ファンデーションは実際に塗る量が少なくなりやすいため、日焼け止めを併用する方が紫外線対策を組み立てやすい。使用する商品の表示やメーカーの案内も確認したい。
まとめ:2026年は肌質と仕上がりでプチプラファンデーションを選ぶ
2026年のプチプラファンデーションは、価格の安さだけでなく、カバー力や仕上がり、崩れにくさ、保湿成分など、機能面でも比較する価値がある商品が揃っている。
今回紹介した商品の中で、特に押さえておきたい選択肢は次のとおりだ。
- 総合的な注目度: KATE エアリーチェンジリキッド
- ツヤ肌・コスパ重視: セザンヌ セラムクッションファンデーション
- 毛穴・色ムラ対策: インテグレート プロフィニッシュリキッド N
- UV対策と時短: ファシオ BB ティント UV カバー
- 乾燥対策・しっとり感: 乾燥さん 保湿力スキンケアバームファンデーション
- 高カバーと美容液発想: KISSME FERME セラムカバーリキッドファンデ
特にMAQUIAの2026年ランキング1位となったKATEと、1,155円でツヤ肌を目指せるセザンヌは、比較の中心にしたい2商品だ。
一方、ファンデーションはランキング上位の商品がすべての人に合うわけではない。乾燥肌なら保湿感、脂性肌なら皮脂対策、混合肌なら部位ごとの塗り分けを意識したい。
最終的な判断基準は、価格・カバー力・崩れにくさ・肌へのなじみの4つ。 まずは自分が最も気になる肌悩みを1つ決め、それに合う商品を選ぶことが、プチプラでも満足できるベースメイクへの近道になる。