【まず確認】d払いはコンビニのレジで直接チャージできる?
最初に押さえておきたいのは、コンビニのレジで行う現金チャージと、店内ATMを使う現金チャージは別のサービスだという点です。
NTTドコモは2022年12月15日、コンビニでのd払い残高への入金終了を発表しました。実際の終了日は2023年2月13日です。それまで利用できたバーコードによる入金、マルチコピー機などでの申込券発行、受付番号を使ったレジ入金が終了しました。
対象だったコンビニは、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマートです。現在、これらの店舗のレジで店員に現金を渡してチャージすることはできません。
2026年10月現在のチャージ対応状況

一方、2026年にはATMによる現金チャージの選択肢が広がりました。特に注目したいのが、3月31日のローソン銀行ATM対応と、6月1日から順次導入されたファミマATMです。
- セブン-イレブン:セブン銀行ATMでチャージ可能
- ローソン:ローソン銀行ATMでチャージ可能
- ファミリーマート:セブン銀行と提携したファミマATMでチャージ可能
- ミニストップ:通常のレジチャージには非対応。対応するセブン銀行ATMなどが設置されている場合は利用可能
- デイリーヤマザキ・セイコーマート:レジチャージには非対応
つまり、2026年は「コンビニではチャージできない」という理解も正確ではありません。正しくは、レジではチャージできないものの、対応するATMがあればコンビニ店内で現金チャージできるという状況です。
【実践ガイド】セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMで現金チャージする方法

d払い残高への現金チャージは、ATMの画面に表示されるQRコードをスマートフォンで読み取る方式です。銀行口座やセブン銀行のキャッシュカードを用意する必要はありません。
セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMの基本操作は共通しています。NTTドコモの公式使い方ガイドでも、同じ流れで案内されています。
セブン銀行ATMでチャージする手順

ATMでチャージメニューを選択する
ATMの画面から「チャージ」「QRチャージ」または「スマホでの取引」を選びます。
d払いアプリを開く
ホーム画面の「チャージ」をタップします。
ATMチャージを選ぶ
「セブン銀行ATM ローソン銀行ATM」をタップします。
ATMのQRコードを読み取る
注意事項を確認し、「QRコードを読み取る」をタップ。スマートフォンのカメラでATM画面のQRコードを読み取ります。
企業番号をATMに入力する
QRコードの読み取りが成功すると、アプリに企業番号が表示されます。その番号をATMの画面に入力します。
現金を投入してチャージを完了する
チャージしたい金額分の紙幣をATMに入れます。取引が完了したら、d払いアプリで残高を確認します。
この方法では、ATM側に表示されたQRコードをアプリで読み取ることがポイントです。店舗の支払い用QRコードを読み取る操作とは異なります。
ローソン銀行ATMでチャージする手順
ローソン銀行ATMも基本的な操作は同じです。
ローソン銀行ATMがd払いに対応したのは、2026年3月31日です。NTTドコモとローソン銀行の共同発表によると、全国のローソン銀行ATMでチャージと出金が可能になりました。チャージ手数料は無料です。
なお、サービス開始時に必要とされたd払いアプリのバージョンは7.16.0以上です。古いアプリを使用している場合は、アップデートしてから操作してください。
チャージ前に準備するもの
- d払いアプリをインストールしたスマートフォン
- インターネットに接続できる環境
- チャージするための現金(紙幣)
- ATMの画面を撮影できるスマートフォンのカメラ
ATMチャージでは硬貨は使用できません。また、セブン銀行ATMの案内では、スマホ決済への現金チャージは原則としてお釣りが出ない方式とされています。必要額に合わせて紙幣を用意しておくと安心です。
【2026年最新】ファミマATMでd払いチャージはできる?対応状況を検証
ファミリーマートについては、2026年に大きな変化がありました。それが、セブン銀行との提携による新しい「ファミマATM」の導入です。
従来のファミリーマートには、主にイーネットATMやゆうちょATMが設置されていました。これらとは別に、セブン銀行と提携した新型ATMが導入され、現金によるキャッシュレス決済へのチャージ機能が利用できるようになっています。
ファミマATMは2026年6月1日から順次導入
ファミリーマートとセブン銀行は2026年3月、国内店舗へのATM設置契約を正式に締結しました。その後、2026年6月1日からファミマATMの設置が開始されています。
導入計画は約4年間で約16,000台。全国のファミリーマート店舗を対象に順次設置する計画です。したがって、2026年10月時点では、すべてのファミリーマートに新型ATMが設置済みというわけではありません。
ファミマATMはd払いに対応している?
セブン銀行と提携した新しいファミマATMは、d払いの現金チャージに対応しています。
この点は、2026年9月に実施されたドコモのd払い残高チャージキャンペーンでも確認できます。公式キャンペーンの対象チャージ方法にはセブン銀行ATMとローソン銀行ATMが記載され、セブン銀行と提携しているファミマATMも対象と明記されていました。
ただし、注意したいのは、ファミリーマートにあるATMなら何でも使えるわけではないことです。
- 新型ファミマATM:d払いチャージに対応
- イーネットATM:d払いのATMチャージ対象外
- ゆうちょATM:d払いのATMチャージ対象外
ファミリーマート公式サイトでも、ファミマATM、イーネットATM、ゆうちょATMは別のATMサービスとして案内されています。ATMの種類を確認してから利用することが大切です。
店舗を訪れる前に、ファミマATMの設置状況を確認しておけば、チャージできないATMに足を運ぶ手間を減らせます。
【料金・金額を徹底比較】d払いチャージの手数料・最低金額・上限額
d払いのチャージで気になるのが、手数料と入金可能額です。ATMでの現金チャージは無料ですが、1回・1日・1か月ごとに利用上限が設定されています。
NTTドコモのチャージ案内と利用上限の説明に基づき、2026年10月時点の基本条件を整理しました。
チャージ方法別の比較表
d払いの最低チャージ金額は1,000円
セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMの最低チャージ金額は1,000円です。チャージは1,000円単位で行います。
例えば、残高が200円しかない場合でも、1,000円をチャージすれば合計1,200円になります。数百円単位の細かな入金には対応していないため、必要な金額を考えて利用しましょう。
ATMチャージの上限は1回10万円・1日10万円・1か月30万円
ATMでの現金チャージには、次の3段階の上限があります。
- 1回:10万円まで
- 1日:10万円まで
- 1か月:30万円まで
例えば、1回に10万円をチャージした場合、その日のATMチャージ上限に達するため、同じ日に追加でチャージすることはできません。
また、d払い残高そのものにも受入限度額100万円が設定されています。残高が上限に達している場合、チャージ可能額が残っていても追加の入金はできません。
d払いチャージ手数料は無料
銀行口座からのチャージも、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMからのチャージも、基本的に手数料は無料です。
特にATMによる現金チャージは、銀行口座を持っていなくても利用できる点がメリットです。現金を持っている人にとっては、口座登録や口座振替の手続きなしで残高を補充できる方法です。
ただし、チャージと出金は別の取引です。ローソン銀行ATMでは、2026年3月31日のサービス開始時点で、出金には1回220円(税込)の手数料が設定されています。無料なのはチャージであり、出金まで無料になるわけではありません。
【本人確認なしでもOK】ATMチャージできない原因と解決方法
「本人確認をしていないからチャージできないのでは?」と心配する人もいますが、ATMでの現金チャージについては、その認識は正しくありません。
本人確認なしでもATMから現金チャージできる
NTTドコモの公式チャージ案内では、本人確認が完了していない利用者についても、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMからのチャージ手順が案内されています。
つまり、ATMでの現金チャージは本人確認未完了でも利用可能です。
ただし、銀行口座からのチャージは別です。銀行口座を登録する際にはオンライン本人確認などが必要となり、口座名義とdアカウントの名義も一致している必要があります。本人確認が必要な機能と不要な機能を混同しないようにしましょう。
d払いでチャージできない主な原因
原因1:対応していないATMを利用している
ファミリーマートのイーネットATMやゆうちょATMなど、d払いのQRチャージに対応していないATMでは入金できません。
原因2:チャージ上限に達している
1回10万円、1日10万円、1か月30万円の制限や、d払い残高100万円の受入限度額を確認してください。
原因3:QRコードの読み取りに失敗している
カメラへのアクセス許可、レンズの汚れ、アプリのバージョン、通信状態などを確認します。
原因4:通信エラーやシステム障害が発生している
ATMとスマートフォンの通信状況によって、取引中にエラーが表示される場合があります。
原因5:チャージ方法や現金の条件が合っていない
ATMチャージは紙幣のみで、硬貨は使用できません。最低1,000円からの入金条件も確認してください。
QRコードが読み取れない場合の対処法
QRコードを読み取れない場合は、次の順番で確認すると原因を切り分けやすくなります。
1. d払いアプリを最新版にアップデートする。
2. スマートフォンのカメラ利用が許可されているか確認する。
3. カメラのレンズに汚れや曇りがないか確認する。
4. スマートフォンの通信環境を確認する。
5. ATMのQRコードを表示し直し、最初から操作する。
特に注意したいのが、ATMの取引途中でエラーが出た場合です。
ドコモは2026年3月24日、ATMでのd払い残高のチャージ・出金時に通信状況などによってエラー画面が表示される場合があると案内しました。その場合は、ATM操作を最初からやり直すよう呼びかけています。
チャージしたのに残高へ反映されない場合
銀行口座・ATMからのチャージは通常即時反映されます。ただし、通信障害などが発生している場合は反映に時間がかかる可能性があります。
ドコモの公式FAQでは、次の確認方法が案内されています。
- チャージ先のdアカウントが正しいか確認する。
- 電波の良い場所でd払いアプリを再起動する。
- スマートフォン本体を再起動する。
- d払いの利用履歴・入出金履歴を確認する。
複数のdアカウントを利用している場合、意図しないアカウントに入金されているケースも考えられます。正しいアカウントに履歴がない場合は、ドコモの問い合わせ窓口に確認してください。
【プロの結論】d払いのチャージ方法は目的に合わせて選ぶのが正解
2026年のd払い残高チャージは、コンビニのレジを利用する従来型から、ATMと銀行口座を利用する方式へ移行しています。
その中でも、現金派と銀行口座派では使いやすい方法が異なります。単純にチャージできる場所だけでなく、本人確認の有無、利用限度額、日常の移動範囲を基準に考えると、自分に合った方法を選びやすくなります。
利用目的別のおすすめチャージ方法
セブン-イレブンをよく利用する人
セブン銀行ATMがおすすめ。従来から利用できる現金チャージ方法で、銀行口座を登録せずに入金できます。
ローソンをよく利用する人
ローソン銀行ATMがおすすめ。2026年3月31日から対応し、近くのローソンで現金チャージできます。
ファミリーマートをよく利用する人
セブン銀行と提携したファミマATMがおすすめ。ただし、新型ATMが設置されている店舗を選ぶ必要があります。
現金を持ち歩きたくない人
銀行口座からのチャージがおすすめ。本人確認と口座登録を済ませれば、アプリ上で入金できます。オートチャージにも対応しています。
ATMチャージと銀行口座チャージの本質的な違い
ATMチャージの最大の利点は、現金をそのままd払い残高に移せることです。銀行口座の登録や本人確認が済んでいない場合でも利用できるため、現金中心の生活をしている人には便利です。
一方、銀行口座チャージは、コンビニやATMへ出向く必要がありません。チャージ金額の上限もATMより大きく、オートチャージを設定すれば残高不足を防ぎやすくなります。
ただし、どちらもチャージ先はd払い残高です。クレジットカード払いや電話料金合算払いとは異なる仕組みなので、d払いの支払い方法が現在どの設定になっているかも確認しておきましょう。
【d払いのコンビニチャージ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:d払いはファミリーマートのレジでチャージできますか?
A1:できません。レジでのd払い残高チャージは2023年2月13日に終了しています。ただし、セブン銀行と提携した新型ファミマATMが設置されている店舗なら、現金チャージが可能です。
Q2:d払いはローソンのレジでチャージできますか?
A2:レジではチャージできません。ただし、2026年3月31日からローソン銀行ATMで現金チャージが可能になりました。手数料は無料です。
Q3:d払いのATMチャージは本人確認なしでもできますか?
A3:できます。セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMでの現金チャージは、本人確認未完了でも利用可能です。ただし、銀行口座からのチャージには本人確認が必要です。
Q4:d払いの最低チャージ金額はいくらですか?
A4:ATMからの現金チャージは1,000円からです。1,000円単位で入金します。硬貨によるチャージには対応していません。
Q5:d払いのATMチャージ手数料はいくらですか?
A5:セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMともに無料です。銀行口座からのチャージも基本的に無料です。
Q6:d払いは1回にいくらまでチャージできますか?
A6:ATMからの現金チャージは1回10万円までです。さらに1日10万円、1か月30万円の上限があります。残高の受入限度額は100万円です。
Q7:ファミリーマートのイーネットATMでもチャージできますか?
A7:できません。d払いのATMチャージに対応しているのは、セブン銀行ATMとローソン銀行ATMです。ファミリーマートでは、セブン銀行と提携した新型ファミマATMを利用してください。
Q8:d払いのATMチャージは24時間利用できますか?
A8:セブン銀行ATM・ローソン銀行ATMは原則として幅広い時間帯で利用できます。ただし、設置店舗の営業時間、ATMの稼働状況、システムメンテナンスなどによって利用できない場合があります。
Q9:チャージしたのにd払い残高が増えないのはなぜですか?
A9:通信状況やシステム障害、チャージ先のdアカウントの違いなどが原因として考えられます。アプリを再起動して利用履歴を確認し、解決しない場合はドコモに問い合わせてください。
まとめ:2026年はATMを活用すればコンビニでd払いチャージができる
d払いのコンビニチャージは、レジでの直接入金が2023年2月に終了した一方、2026年にはATM対応が拡大しています。
現在の主な現金チャージ方法は、セブン銀行ATMとローソン銀行ATMです。さらに、2026年6月からは新型ファミマATMの導入も始まり、対応する店舗ではファミリーマートでも現金チャージができるようになりました。
覚えておきたい基本条件は、最低1,000円、1回10万円、1日10万円、1か月30万円、チャージ手数料無料という点です。本人確認が完了していなくてもATMからの現金チャージは利用できます。
コンビニのレジでチャージできると思って店舗へ行くと、対応してもらえず困ることがあります。2026年10月現在は、レジではなく対応ATMを探すことが失敗しないポイントです。ファミリーマートではATMの種類まで確認し、無駄足を防ぎましょう。