全国菓子大博覧会2026最新情報!歴史・受賞基準と大垣2029の全貌を徹底解説

目次

2026年10月現在、全国菓子大博覧会の次回開催地は、岐阜県大垣市に決定しています。 第29回大会は2029年9月14日から9月30日までの17日間にわたって開催される予定です。2025年に北海道旭川市で開かれた第28回「あさひかわ菓子博2025」から、次の舞台は岐阜県へと引き継がれます。

1911年の東京で始まった全国菓子大博覧会は、100年以上にわたり日本各地の菓子文化と職人の技術を紹介してきた歴史ある催しです。名誉総裁賞や内閣総理大臣表彰、農林水産大臣賞など、菓子業界で高い評価を受ける賞も設けられています。単なるお菓子の販売イベントではなく、伝統技術、商品開発、地域産業が交差する全国規模の品評会でもあります。

この記事では、全国菓子大博覧会の歴史、歴代開催地、2025年の受賞実績、審査の仕組みを整理し、2029年の岐阜・大垣大会で期待される見どころまで詳しく解説します。


📌 この記事の重要ポイントまとめ
- 次回開催地: 第29回は岐阜県大垣市に決定。開催予定日は2029年9月14日~30日。
- 2025年の実績: 第28回「あさひかわ菓子博2025」は8年ぶりに開催され、延べ26万1,336人が来場。
- 歴史: 1911年の東京開催が起源。1935年の第10回から現在の名称になった。
- 主な賞: 名誉総裁賞、内閣総理大臣表彰、農林水産大臣賞など。
- 審査の特徴: 専門家による評価に加え、消費者等による審査も取り入れている。

【2026年最新情報】全国菓子大博覧会の次回開催地は岐阜県大垣市!

全国菓子大博覧会

2026年8月21日開催地決定

2026年の全国菓子大博覧会に関する最大のニュースは、第29回大会の開催地が岐阜県大垣市に決定したことです。

2026年8月21日、栄光堂ホールディングス株式会社の発表によると、全国菓子大博覧会協議会が次期開催地を大垣市とすることを決定しました。

岐阜県菓子工業組合が開催に立候補し、全国菓子工業組合連合会の総会で承認された後、全国菓子大博覧会協議会で満場一致の決定に至ったとされています。

第29回全国菓子大博覧会の開催概要

全国菓子大博覧会



開催決定
第29回 全国菓子大博覧会
2029年9月14日~30日
17日間の開催予定

項目 内容
開催地 岐阜県大垣市
大会名称 第29回全国菓子大博覧会 岐阜・大垣(仮)
愛称 ぎふ菓子博in大垣2029(仮)
開催期間 2029年9月14日~30日
メイン会場 大垣市総合体育館
サテライト会場 ソフトピアジャパンセンター、大垣市情報工房
テーマ 世界に届け!にほんのおかし-伝統とイノベーション-
コンセプト むすびの地 大垣から 日本のお菓子で世界を結ぶ

出典:2026年8月21日 栄光堂ホールディングス発表。大会名称・愛称はいずれも仮称。

なぜ大垣市が開催地に選ばれたのか?

全国菓子大博覧会

大垣市が開催地として注目される理由は、交通の利便性だけではありません。

同市は古くから東西交通の要衝として発展し、豊かな地下水に恵まれた「水の都」として知られています。

特に地域を代表する菓子には、次のようなものがあります。



水まんじゅう

地下水を生かした大垣を代表する夏の和菓子。透明感のある見た目と、つるりとした食感が特徴です。


栗きんとん

岐阜県の秋を代表する銘菓。栗本来の風味を生かした素朴な味わいが魅力です。


鮎菓子

鮎をかたどった生地で求肥などを包む岐阜の代表的な郷土菓子です。


岐阜県菓子工業組合の鈴木伝理事長は、2026年8月の発表で、9月開催を選んだ理由として、水まんじゅうや栗きんとん、鮎菓子、駄菓子など県内の銘菓がそろう時期であることを挙げています。

また、大垣市は松尾芭蕉の『奥の細道』の結びの地としても知られています。日本のお菓子を通じて地域と地域、人と人、伝統と未来を結ぶという大会コンセプトにも、この土地の歴史が反映されています。

2029年大会で今後発表される情報

2026年10月時点で開催地と開催期間、会場の基本構想は発表されていますが、次の詳細は今後の発表を待つ段階です。

- 入場チケットの価格・販売開始日
- 詳細なイベントプログラム
- 出展企業や参加菓子店の一覧
- 受賞対象となる出品商品の詳細
- 来場者目標や具体的な運営計画

開催地が決まったからといって、チケット販売や個別イベントの内容まで確定しているわけではありません。旅行や宿泊の計画を立てる際には、今後の実行委員会からの正式発表が判断材料になります。

【1911年から続く歴史】全国菓子大博覧会はどのように発展した?

全国菓子大博覧会の起源は、1911年(明治44年)に東京で開催された「第1回帝国菓子飴大品評会」です。

現在のように和菓子、洋菓子、地域銘菓が一堂に集まる全国規模のイベントへと発展するまでには、名称変更や戦争による中断など、さまざまな歴史がありました。

第1回大会で出品されたお菓子は2,506点

第1回大会の開催地は当時の東京市でした。

農畜産業振興機構が紹介した歴史資料によると、初回の出品数は2,506点。中心となったのは、ようかんなどの棹物菓子でした。

そのほか、ビスケットやボーロなどの焼き菓子、あめ菓子、落雁、金平糖、カステラなども出品されています。

現在の菓子博と比べると商品構成は異なりますが、当時から菓子の製造技術や品質を全国規模で比較・評価する場として機能していました。

名称が「全国菓子大博覧会」になったのは1935年

大会の名称は、歴史の中で変化しています。

- 1911年:第1回「帝国菓子飴大品評会」
- 1919年:第3回から「全国菓子飴大品評会」
- 1935年:第10回から「全国菓子大博覧会」

つまり、現在親しまれている名称が使われるようになったのは、初開催から24年後のことです。

その後、戦争の影響によって開催が中断されましたが、1952年の横浜大会で再開。戦後の菓子産業の復興とともに、全国各地を巡るイベントとして再び発展していきました。

全国菓子大博覧会の歴代開催地一覧

全国菓子大博覧会は、原則として約4年に1度開催されてきました。ただし、戦争や社会情勢の影響によって開催間隔には変動があります。

これまでの開催地を整理すると、次のとおりです。

回数 開催年 開催地
第1回 1911年 東京
第2回 1912年 金沢
第3回 1919年 大阪
第4回 1921年 広島
第5回 1923年 福岡
第6回 1926年 京城(現在のソウル)
第7回 1928年 岐阜
第8回 1931年 松山
第9回 1933年 新潟
第10回 1935年 仙台
第11回 1939年 大分
第12回 1952年 横浜
第13回 1954年 京都
第14回 1957年 長崎
第15回 1961年 名古屋
第16回 1965年 秋田
第17回 1968年 札幌
第18回 1973年 鹿児島
第19回 1977年 静岡
第20回 1984年 東京
第21回 1989年 松江
第22回 1994年 金沢
第23回 1998年 盛岡
第24回 2002年 熊本
第25回 2008年 姫路
第26回 2013年 広島
第27回 2017年 三重・伊勢
第28回 2025年 北海道・旭川
第29回 2029年予定 岐阜・大垣

歴代開催地から見える3つの特徴

1. 地方都市が開催地として重要な役割を担ってきた

東京や大阪だけでなく、金沢、松山、秋田、松江、伊勢など、全国各地で開催されています。

地域の菓子文化を全国に紹介することが、菓子博の大きな目的だからです。

2. 岐阜県での開催は約100年ぶり

岐阜県では1928年の第7回大会が開催されています。2029年の大垣大会は、それ以来およそ1世紀ぶりとなる岐阜県開催です。

3. 近年は開催間隔が長くなっている

2008年の姫路大会から2013年の広島大会までは5年、2017年の伊勢大会から2025年の旭川大会までは8年空きました。

特に旭川大会は、新型コロナウイルス感染症の影響による延期を経て実現した大会でした。

【審査の仕組みを徹底解説】名誉総裁賞・内閣総理大臣賞はどう決まる?

全国菓子大博覧会を特徴づけるのが、全国から集まったお菓子を対象とする審査制度です。

一般的な食品イベントでは、売上や人気投票が注目されることもあります。しかし、菓子博では専門家による評価を中心に、商品の姿やおいしさ、地域性などを多角的に審査します。

第28回大会では、一般菓子の応募総数が約1,200点に達しました。

審査は大きく2つの部門に分かれる

全国菓子大博覧会の審査対象は、大きく分けて次の2種類です。



一般菓子部門

通常販売されている和菓子、洋菓子、米菓、飴菓子などを対象とする審査です。味や見た目、地域性などが評価されます。


工芸菓子部門

菓匠が伝統的な技術を駆使して制作した芸術性の高い菓子作品が対象です。大型の展示作品など、職人の高度な技術が披露されます。


2025年の旭川大会では、工芸菓子約90点が展示されました。一般菓子の審査とは別に、菓子職人の表現力や技術を楽しめるのが魅力です。

一般菓子審査の具体的な評価基準

2025年の第28回大会では、一般菓子の審査が4月17日と18日の2日間にわたって実施されました。

全国菓子工業組合連合会の2025年5月の業界紙によると、専門家による審査では、次の5項目が評価対象になっています。

1. 姿: お菓子そのものの形や完成度
2. 美味しさ: 味わいや食感など
3. 地域性: 地域の素材や特色が生かされているか
4. 外見: 見た目や仕上がりの美しさ
5. 国際性: 海外への発信や国際的な魅力

専門家による評価の後には、消費者等による審査も実施されます。

2025年大会では、専門家審査を担当した18人が応募された1,178点を評価し、上位約4割を消費者等審査の候補に選出。その後、菓子業界外の消費者関係者など14人が参加する審査で、姿と美味しさを評価し、専門家審査の点数に加算して機関賞が決定されました。

全国菓子大博覧会の審査・賞の関係一覧

審査制度を理解するうえで重要なのが、専門家、消費者、賞の関係です。

審査・賞の名称 対象・評価内容 役割
専門家審査 姿・美味しさ・地域性・外見・国際性 専門的な観点から評価
消費者等審査 姿・美味しさ 専門家審査の点数に加算
名誉総裁賞 特に優れた出品菓子 菓子博の最高位とされる賞
内閣総理大臣表彰 一般菓子の各カテゴリー 国を代表する公的な表彰
農林水産大臣賞 優れた菓子商品 農林水産分野に関係する表彰
外務大臣賞など 対象商品の評価に応じて授与 多様な機関賞による顕彰
優秀金菓賞・金菓賞 審査結果に応じた菓子 商品の優秀性を評価

名誉総裁賞の受賞基準は?

名誉総裁賞は、全国菓子大博覧会の中でも特に権威のある賞として知られています。

第28回大会では、彬子女王殿下が名誉総裁を務められました。

名誉総裁賞の評価を理解するうえで重要なのは、単純に知名度の高い商品や売上の多い商品が選ばれるわけではないという点です。

専門家による審査では、次のような要素が評価されます。

- 商品としての完成度
- 味わいと品質
- 地域の素材や文化を生かした独自性
- 見た目の美しさ
- 国際的な魅力

2025年の審査では、これらの評価項目を点数化する方法が採用されました。

なお、名誉総裁賞は単一の商品だけに与えられる賞ではありません。複数の出品菓子が受賞する仕組みであり、2025年の受賞一覧にも全国各地の銘菓が掲載されています。

【2025年の受賞一覧】あさひかわ菓子博で注目された銘菓

2025年5月30日から6月15日まで開催された第28回全国菓子大博覧会・北海道「あさひかわ菓子博2025」。

テーマは「SMILE SWEETS HOKKAIDO」でした。

北海道での開催は1968年の札幌大会以来、57年ぶり。新型コロナウイルスの影響で前回から8年の間隔が空いたこともあり、菓子業界にとって大きな節目となりました。

全国菓子工業組合連合会の公式情報によると、来場者数はメイン会場と全国スイーツマーケット会場を合わせて、延べ261,336人に達しています。

名誉総裁賞を受賞した代表的な商品

2025年の受賞一覧には、伝統的な和菓子から地域素材を生かした洋菓子まで、幅広い商品が並びました。



かもめの玉子ミニ

岩手県のさいとう製菓の商品。名誉総裁賞を受賞した銘菓の一つです。


光の朝 みるく

同じくさいとう製菓の商品。かもめの玉子ミニとともに名誉総裁賞を受賞しました。


和カステラ「真白」

愛媛県のたちばな本舗・洛彩の商品。和菓子部門で名誉総裁賞を受賞しました。


開国キャラメル最中

静岡県のロロ黒船の商品。名誉総裁賞を受賞しています。


内閣総理大臣表彰・農林水産大臣賞の受賞例

名誉総裁賞以外にも、注目度の高い賞があります。

2025年の公式受賞一覧や企業の発表から、代表的な商品を紹介します。

賞の名称 受賞商品 製造・販売元
内閣総理大臣表彰 さい川 金沢うら田
内閣総理大臣表彰 氷点下41° 高橋製菓
農林水産大臣賞 極蜜かりんとう 東京カリント
農林水産大臣賞 富士宮にくる宮 明月堂
農林水産大臣賞 ショコラカスターニャ 北川天明堂

このほか、外務大臣賞、厚生労働大臣賞、観光庁長官賞、中小企業庁長官賞、優秀金菓賞、金菓賞、技能優秀賞なども設けられています。

受賞商品や製造元を含めた詳細な一覧は、全国菓子工業組合連合会の「第28回全国菓子大博覧会・北海道 一般菓子機関賞受賞一覧」で確認できます。

菓子博で受賞することが菓子店にもたらすメリット

菓子博の受賞は、単に賞状や称号を得るだけではありません。

菓子メーカーや地域の老舗菓子店にとって、次のような効果が期待できます。

1. 商品の信頼性を高められる

全国規模の審査で評価された実績は、消費者にとって商品を選ぶ際の判断材料になります。

2. 地域銘菓の知名度向上につながる

普段は地元でしか知られていない商品が、全国規模のメディアや菓子業界関係者の目に触れる機会になります。

3. 商品開発の方向性を見直すきっかけになる

味だけでなく、地域性や独自性、見た目なども評価されるため、製造技術や商品企画を磨く動機になります。

特に小規模な菓子店にとって、全国規模の品評会での受賞は、地域ブランドを育てるうえで大きな意味を持ちます。

【大垣2029の見どころ】岐阜県の菓子文化と全国の銘菓が集結

2029年の第29回全国菓子大博覧会では、岐阜県の地域菓子と全国各地の銘菓がどのように紹介されるかが注目されます。

大会テーマは「世界に届け!にほんのおかし-伝統とイノベーション-」。

これまでの菓子博が大切にしてきた伝統技術の継承に加え、日本のお菓子を海外へ発信する方向性が明確に打ち出されています。

注目ポイント1:大垣の水まんじゅうを中心とした地域菓子

大垣市は豊かな地下水を生かした水まんじゅうで知られています。

水まんじゅうは、見た目の涼やかさと独特の食感が特徴で、地域の水資源と食文化が結びついた商品です。

また、岐阜県内には栗きんとんや鮎菓子、駄菓子など、地域ごとに特色のあるお菓子が存在します。

9月という開催時期は、こうした秋の味覚を紹介するうえでも適したタイミングです。

注目ポイント2:伝統とイノベーションの融合

今回のテーマには、従来の和菓子・洋菓子の枠を超えた商品開発への期待も込められています。

例えば、次のような方向性が考えられます。

- 地元産の農産物を活用した新しい菓子
- 伝統的な和菓子製法と洋菓子技術の融合
- 海外市場を意識したパッケージや商品設計
- デジタル技術を取り入れた製造・販売体験

開催発表では、DXによる新しい菓子博運営や菓子業界のデジタル化も基本方針に掲げられています。

ただし、具体的な展示内容や参加企業は今後の発表を待つ必要があります。

注目ポイント3:地域経済と観光への波及効果

菓子博は、開催地の菓子業界だけでなく、観光や宿泊、飲食、交通にも影響を与えるイベントです。

2025年の旭川大会では延べ26万人を超える入場者が記録されました。

2029年の大垣大会でも、全国から訪れる菓子ファンや業界関係者による観光需要が期待されます。

大垣城や奥の細道むすびの地など、地域の観光資源と菓子文化を組み合わせることで、菓子博をきっかけに岐阜県全体の魅力を発信する機会にもなりそうです。

【よくある誤解を解消】全国菓子大博覧会について知っておきたいこと

全国菓子大博覧会について調べると、開催間隔や受賞基準、一般の人が参加できるかなど、さまざまな疑問が出てきます。

ここでは、特に間違えやすいポイントを整理します。

約4年に1度という開催間隔は絶対ではない

全国菓子大博覧会は、概ね4年に1度開催されてきました。

しかし、過去には5年、6年、8年と間隔が空いた大会もあります。

2025年の旭川大会も、2017年の伊勢大会から8年ぶりの開催でした。

そのため、次回も必ず4年後に開催されると決まっているわけではありません。

名誉総裁賞は人気投票だけで決まる賞ではない

消費者等による審査があるため、一般の人気投票と混同されることがあります。

しかし、専門家による審査が先に行われ、複数の評価項目を基に候補が絞られます。

消費者等審査は、その評価を補う仕組みです。

全国菓子大博覧会は一般客も楽しめる

菓子博は業界関係者だけの品評会ではありません。

2025年の旭川大会でも、一般来場者向けの展示、販売、実演、体験型イベントが展開されました。

全国の銘菓を購入したり、普段見ることのできない工芸菓子を鑑賞したりできることも、大きな魅力です。

【全国菓子大博覧会】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:全国菓子大博覧会の次回開催地はどこですか?

A1:次回の第29回大会は、岐阜県大垣市に決定しています。2029年9月14日から30日までの17日間の開催予定です。メイン会場は大垣市総合体育館です。

Q2:全国菓子大博覧会は2026年にも開催されますか?

A2:2026年に第29回の全国大会が開催される予定はありません。直近の第28回大会は2025年の「あさひかわ菓子博2025」で、次回は2029年の岐阜・大垣大会です。

Q3:全国菓子大博覧会で最も権威のある賞は何ですか?

A3:名誉総裁賞です。専門家による審査などを経て、特に優れた菓子に授与されます。ほかにも内閣総理大臣表彰、農林水産大臣賞、外務大臣賞などがあります。

Q4:全国菓子大博覧会の始まりはいつですか?

A4:1911年(明治44年)です。東京で開催された「第1回帝国菓子飴大品評会」が起源となっています。

Q5:2025年のあさひかわ菓子博では何人が来場しましたか?

A5:全国菓子工業組合連合会の開催情報によると、メイン会場と全国スイーツマーケット会場を合わせた延べ入場者数は261,336人でした。

Q6:一般の人も全国菓子大博覧会に入場できますか?

A6:はい。一般来場者も楽しめるイベントです。過去の大会では、全国の銘菓の販売、工芸菓子の展示、体験型イベントなどが実施されています。2029年大会の入場方法やチケット料金は今後の公式発表を確認してください。

まとめ:【プロの結論】全国菓子大博覧会は日本の菓子文化を未来へつなぐ祭典

全国菓子大博覧会は、1911年の東京開催から100年以上続く、日本の菓子産業を代表する全国規模の祭典です。

その歴史を振り返ると、単なるお菓子の展示会ではなく、地域の食文化、職人の技術、商品開発、産業振興を結びつけてきたことが分かります。

2025年の第28回「あさひかわ菓子博2025」では、全国約1,200点の応募菓子を対象とする審査が実施され、名誉総裁賞や農林水産大臣賞など、多数の賞が授与されました。

そして2026年8月21日、次回大会の開催地として岐阜県大垣市が正式に決定。第29回全国菓子大博覧会は2029年9月14日から30日まで開催予定です。

今回の大垣大会で注目したいのは、伝統とイノベーションの両立です。

水まんじゅうや栗きんとんといった地域の銘菓を全国に紹介するだけでなく、日本のお菓子を世界へ発信するという新しい方向性が掲げられています。

菓子博を楽しむ際には、次の3つの視点を持つと、より深く魅力を味わえます。

- 歴史を楽しむ: 1911年から続く全国の菓子文化の変遷に注目する。
- 審査を楽しむ: 名誉総裁賞や農林水産大臣賞など、評価された商品の特徴を知る。
- 地域性を楽しむ: 開催地ならではの素材や製法、職人の技術を味わう。

全国菓子大博覧会の本当の価値は、受賞商品を決めることだけではありません。全国各地に受け継がれてきた菓子文化を次の世代につなぎ、新しい日本のお菓子を生み出すきっかけをつくることにあります。

2029年の大垣大会は、岐阜の菓子文化と日本全国の銘菓が出会う、新たな節目となりそうです。

主な参考資料:全国菓子工業組合連合会「お菓子何でも情報館」、第28回全国菓子大博覧会・北海道公式情報、独立行政法人農畜産業振興機構、栄光堂ホールディングス株式会社による2026年8月21日発表資料。