【2026年10月最新】ブラジル代表は世界6位!上位10か国の順位とポイント

目次

2026年10月7日に更新されたFIFA男子世界ランキングでは、ブラジルは6位に位置している。10月29日時点でも、この10月7日版が最新の公式ランキングだ。次回の更新は11月18日に予定されている。

今回のランキングで特徴的なのは、上位4か国と5〜7位の間にポイント差がある一方、ポルトガル、ブラジル、モロッコの3か国が極めて接近していることだ。

2026年10月のFIFA男子世界ランキング上位7か国

ブラジル世界ランキング
順位 国・代表チーム ポイント 前回からの変動
1位 スペイン 2011.57 変動なし
2位 アルゼンチン 1972.80 変動なし
3位 フランス 1958.86 変動なし
4位 イングランド 1925.59 変動なし
5位 ポルトガル 1807.69 2ランク上昇
6位 ブラジル 1806.51 1ランク下降
7位 モロッコ 1805.34 1ランク下降

この数字から読み取れるのは、ブラジルが世界トップクラスの実力を維持しながらも、5位前後の競争で優位を保てていないという現状だ。

スペインとのポイント差は205.06ポイント、アルゼンチンとは166.29ポイント。上位4か国との差は決して小さくない。

一方、5位ポルトガルとの差はわずか1.18ポイントで、7位モロッコとの差も1.17ポイントにすぎない。

つまり、ブラジルはトップ4を追う立場であると同時に、すぐ下から追い上げるモロッコにも警戒が必要な位置にいる。

【5位から6位へ】ブラジル代表の順位が下がった本当の理由

ブラジル世界ランキング

今回の順位変動で最も注目すべき点は、ブラジルのポイントが減っていないことだ。

前回と今回のポイントを比較すると、次のようになる。

- 前回:1804.92ポイント
- 今回:1806.51ポイント
- 増減:プラス1.59ポイント

ポイントだけを見れば、ブラジルはわずかながら評価を高めている。

それにもかかわらず順位が5位から6位に下がったのは、ポルトガルがそれ以上のペースでポイントを獲得したためだ。

ポルトガルの躍進が順位を変えた

ブラジル世界ランキング

FIFAが2026年10月7日に公表したランキング解説では、トップ10の中で順位を上げた唯一のチームとしてポルトガルが取り上げられている。

ポルトガルは7位から5位へ2ランク上昇。ポイントも前回の1787.85から1807.69へと、19.84ポイント増加した。

FIFAの発表によれば、ポルトガル、スペイン、スイスはUEFAネーションズリーグで4連勝を記録し、好調なスタートを切っていた。

特にポルトガルは、この連勝を含む国際試合での結果によってランキングを押し上げ、ブラジルとモロッコを追い抜いた。

この動きを整理すると、今回の順位変動は次のようになる。

1. ポルトガルが国際試合で結果を残し、ポイントを大きく伸ばした。
2. ブラジルもポイントを増やしたが、ポルトガルの伸びには及ばなかった。
3. ポルトガルが5位に浮上し、ブラジルは6位に後退した。
4. モロッコもブラジルを追い抜けず、7位に位置した。

重要なのは、ブラジルの順位下降を、そのまま代表チームの急激な弱体化と結び付けることはできないという点だ。

FIFAランキングは各国のポイントを相対的に並べたものであり、自国のポイントが増えていても、競争相手がそれ以上に伸びれば順位は下がる。

2026年のランキング変動をどう見るべきか

FIFAの10月発表によると、2026年7月19日にワールドカップが終了してから、10月のランキング更新までに男子代表の国際試合は合計338試合行われた。

その間にはUEFAやCONCACAFのネーションズリーグ、アフリカネーションズカップ2027予選などが含まれている。

ブラジルだけの成績を切り取るのではなく、世界各地で行われた代表戦の結果がランキングに反映されていることを理解する必要がある。

【世界ランキング比較】ブラジル・ポルトガル・モロッコの実力差は?

2026年のランキングを分析するうえで、特に興味深いのがポルトガルとモロッコとの比較だ。

ブラジルはサッカー大国として長い歴史を持つが、FIFAランキングでは国際大会の結果を積み重ねるポルトガルや、アフリカを代表する強豪モロッコと競り合う位置にいる。

ブラジルとポルトガルの比較

ポルトガルは2026年10月に5位へ浮上し、ブラジルを上回った。

両国のポイント差はわずか1.18ポイント。ランキング上はポルトガルが上だが、ポイントだけを見ればほぼ互角の状態だ。

今回の順位変動では、ポルトガルの4連勝という好材料が大きな意味を持った。

ブラジルにとっては、今後の国際試合で勝利を積み重ね、ポルトガルとの差を縮めることが上位復帰への条件になる。

ブラジルとモロッコの比較

モロッコは7位、1805.34ポイントでブラジルのすぐ下につけている。

その差はわずか1.17ポイントだ。

モロッコは2022年カタール大会でアフリカ勢初のワールドカップ4強入りを果たしたことで、世界的な注目を集めた代表チームでもある。

2026年10月のランキングでは、ブラジルとモロッコの双方が1つ順位を落としている。ポルトガルの躍進によって、上位の並びが変わった形だ。

ブラジルが6位を維持できるかどうかは、今後の代表戦でのポイント獲得にも左右される。

スペイン・アルゼンチンとの比較

ランキング最上位のスペインは2011.57ポイントで首位を維持している。

2位のアルゼンチンは1972.80ポイント。2026年ワールドカップの準優勝国であり、スペインとは約40ポイントの差がある。

FIFAの発表では、スペインは2026年7月のワールドカップ決勝でアルゼンチンを延長戦の末に1対0で破り、その後も4連勝を記録している。

この結果、スペインは首位の座をさらに強固なものにした。

ブラジルとアルゼンチンの比較では、同じ南米サッカー連盟(CONMEBOL)に所属しながら、現在のポイント差が166.29ポイントに達している点も見逃せない。

かつて世界ランキング1位を何度も獲得したブラジルにとって、同じ南米のライバルとの距離を縮めることも今後の課題となる。

【歴代ランキング推移】最高1位・最低22位のブラジル代表はどう変化した?

ブラジル代表のFIFAランキングの歴史を振り返ると、世界1位を長期間維持した黄金期と、歴史的な低迷期の両方が存在する。

FIFA公式のブラジル代表プロフィールでは、歴代最高順位が1位、最低順位が22位、平均順位が3位と記録されている。

この平均順位3位という数字は、ブラジルが長期的に世界のトップレベルを維持してきたことを示す。

歴代最高順位1位を記録した黄金期

FIFAランキングが始まった1993年以降、ブラジルは何度も世界1位に立ってきた。

特に象徴的なのが1994年から2001年にかけての長期政権だ。

FIFAの歴史資料によれば、ブラジルは1994年7月20日から2001年5月15日まで、合計2491日間にわたって世界ランキング1位の座を維持した。

これは男子FIFAランキング史上でも特筆すべき記録である。

その後もブラジルは2000年代に1位を複数回獲得し、2006年、2009年にも首位に立った。

2022年にも年間最終順位1位を記録している。FIFA公式プロフィールの年度別データでも、2022年の最終順位は1位となっている。

歴代最低順位22位に落ちた2013年

一方、ブラジル代表には大きな低迷期もあった。

2013年6月6日、ブラジルはFIFAランキングで22位となり、当時の歴代最低順位を記録した。

5度のワールドカップ優勝を誇る代表チームが、世界トップ10から大きく離れたことは、当時のサッカー界でも大きなニュースとなった。

この低迷には、2014年ワールドカップの開催国だったことが関係している。

開催国ブラジルは予選に参加する必要がなく、南米予選のようなポイントを獲得しやすい公式競技の機会がなかった。その期間は親善試合が中心となり、当時のランキング制度ではポイントを積み上げにくかった。

さらに、直近の試合結果もランキング低下の要因になっていた。

ロイター通信の2013年6月の報道でも、直近6試合で4度引き分けたことや、公式戦の不足が低迷の背景として取り上げられている。

しかし、ブラジルは同年のコンフェデレーションズカップで結果を残す。

決勝ではスペインを3対0で破り、優勝を達成。その後のランキングでは22位から9位まで順位を戻した。

この一連の出来事は、ランキングが代表チームの実力だけでなく、試合機会や大会の重要度にも左右されることを示す好例だ。

近年のブラジル代表ランキング推移

近年の年度別順位を見ると、ブラジルは再び安定してトップ5前後に位置している。

- 2022年:1位
- 2023年:5位
- 2024年:5位(年間最高4位)
- 2025年:5位
- 2026年7月:5位
- 2026年10月:6位

2023年以降は、年間を通じてトップ5前後に位置する状況が続いている。

2026年10月の6位も、歴代最低順位22位と比較すれば、依然として高い水準だ。

【FIFA男子世界ランキングの算出方法】ポイントはどう決まる?

ブラジルの順位変動を正しく理解するには、FIFA男子世界ランキングの計算方法を知っておきたい。

現在のFIFA男子ランキングでは、2018年8月に導入された「SUM方式」が採用されている。

この方式は、過去の一定期間の平均を単純に計算するのではなく、試合ごとに獲得したポイントを既存の合計ポイントに加算・減算する仕組みだ。

FIFA公式の算出方法では、次の要素が重要になる。

- 対戦相手との実力差
- 試合の重要度
- 試合結果
- 事前に予想された試合結果

SUM方式の基本計算式

FIFAが公表している計算式は次のとおり。

\[
P=P_{\mathrm{before}}+I(W-W_e)
\]

それぞれの意味は以下のとおりだ。

記号 意味
P 試合後のポイント
Pbefore 試合前のポイント
I 試合の重要度
W 実際の試合結果
We 予想された試合結果

実際の結果が予想を上回ればポイントが増え、予想を下回ればポイントが減る。

例えば、ランキング上位のブラジルが格下のチームと対戦する場合、勝利はある程度予想される結果となる。

そのため、順当に勝った場合のポイント増加は限定的になる。一方、格下に敗れれば、予想を大きく下回る結果となり、ポイントを失う可能性がある。

逆に格上の相手に勝利すれば、予想以上の結果としてポイントを大きく獲得できる仕組みだ。

試合の重要度によってポイント配分が違う

FIFAの算出資料では、試合の種類によって重要度を示す係数Iが設定されている。

試合の種類 重要度I
国際試合期間外の親善試合 5
国際試合期間内の親善試合 10
ネーションズリーグのグループ戦 15
ネーションズリーグの決勝・プレーオフ 25
ワールドカップ・大陸選手権予選 25
大陸選手権の準々決勝まで 35
大陸選手権の準々決勝以降 40
ワールドカップ本大会の準々決勝まで 50
ワールドカップ本大会の準々決勝以降 60

このように、すべての試合が同じ価値を持つわけではない。

ワールドカップ本大会のような重要な大会では、親善試合よりも高い係数が設定されている。

また、PK戦で勝敗が決まった場合には、勝者は通常の勝利とは異なる扱いを受ける。FIFAの資料では、PK戦の勝者はW=0.75、敗者はW=0.5として計算される。

以前の計算方式との違い

2018年8月以前の旧方式では、過去4年間の試合結果を対象とし、時間の経過によるポイントの減価などが考慮されていた。

現在のSUM方式では、試合ごとにポイントを積み上げたり差し引いたりするため、計算の仕組みが大きく異なる。

また、旧方式では大陸連盟による係数の違いが存在したが、現在のSUM方式では地域連盟による従来の重み付けを撤廃している。

これは、欧州や南米以外の代表チームにも公平に順位を上げる機会を与えるための変更でもある。

【プロの結論】世界6位のブラジル代表は復活途上なのか?

2026年10月のブラジル代表6位という順位を評価する際、注目すべきポイントは3つある。

第一に、ブラジルはポイントを失っていないこと。

1804.92ポイントから1806.51ポイントへ増加しており、今回の順位下降はポルトガルの躍進による相対的な変動だ。

第二に、上位4か国との距離が開いていること。

スペイン、アルゼンチン、フランス、イングランドはブラジルより100ポイント以上高い。世界トップ5に復帰するだけでなく、上位4か国に接近するためには、継続的な好成績が求められる。

第三に、5〜7位の競争が非常に激しいこと。

ポルトガルとの差は1.18ポイント、モロッコとの差は1.17ポイントしかない。次回以降のランキングで、この3か国の順位が入れ替わる可能性は十分にある。

セレソンの評価で見落としてはいけないこと

ブラジルサッカー連盟(CBF)が管轄するセレソンは、ワールドカップ5度の優勝を誇る歴史的な強豪だ。

しかし、過去の栄光と現在の代表チームの評価は分けて考える必要がある。

FIFAランキングは代表チームの国際試合の結果を数値化したものであり、選手個人の能力、戦術の完成度、チーム内の連携を直接評価するものではない。

ブラジル代表の現在地を判断するなら、次の視点を組み合わせるとよい。

- ランキング順位: 世界全体での相対的な位置を把握する。
- ポイントの増減: チームの評価が上昇しているか下降しているかを見る。
- 対戦相手の強さ: 強豪国との試合でどのような結果を残しているか確認する。
- 大会での成績: 親善試合だけでなく、公式大会での勝負強さを評価する。
- 複数回の更新結果: 1回の順位変動だけでなく、中長期的な傾向を確認する。

特に今回のように順位が下がってもポイントが増えている場合、順位だけを見て代表チーム全体の評価を決めるのは適切ではない。

ブラジルの6位は、世界のトップグループにいることを示す一方、かつての圧倒的な首位争いとは異なる競争環境に置かれていることも表している。

【ブラジル世界ランキング】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年現在、ブラジル代表の世界ランキングは何位?

ブラジル代表は2026年10月7日発表のFIFA男子世界ランキングで6位。ポイントは1806.51ポイントだ。10月29日時点では、この更新が最新の公式発表となっている。

Q2:ブラジル代表が5位から6位に下がった理由は?

ポルトガルが国際試合で好成績を収め、ポイントを19.84増やして7位から5位に浮上したため。ブラジル自身のポイントは1.59増加している。

Q3:ブラジル代表の歴代最高順位と最低順位は?

歴代最高順位は1位、歴代最低順位は22位。最低順位は2013年6月に記録した。FIFA公式プロフィールによる平均順位は3位となっている。

Q4:FIFAランキングのポイントは何で決まる?

対戦相手の強さ、試合結果、試合の重要度、事前の予想結果などによって決まる。現在は2018年に導入されたSUM方式が採用されている。

Q5:ブラジルとポルトガル、モロッコのポイント差は?

2026年10月7日時点では、ポルトガルが1807.69ポイント、ブラジルが1806.51ポイント、モロッコが1805.34ポイント。ブラジルは両国とわずか1ポイント程度の差で競っている。

まとめ:ブラジル代表は世界6位、次回11月18日の更新にも注目

2026年10月29日時点で、ブラジル代表の最新公式FIFA世界ランキングは6位、1806.51ポイントだ。

今回の順位下降は、ブラジルのポイント減少ではなく、ポルトガルの大幅なポイント上昇によって生じたものだった。

歴代最高順位1位、歴代最低順位22位という両極端な記録を持つブラジルは、長期的には世界トップクラスの地位を維持している。

ただし、現在はスペインやアルゼンチンなどの上位国とのポイント差が大きく、5位のポルトガルや7位のモロッコとの競争も激しい。

次回のFIFA男子世界ランキングは2026年11月18日発表予定だ。

セレソンがトップ5に返り咲くのか、それともモロッコなどの追い上げを受けるのか。順位だけでなく、獲得ポイントと国際試合の結果を合わせて確認することが、ブラジル代表の現在地を正確に理解する鍵となる。