【外務省の写真規格】パスポート写真は45×35mm・6か月以内が基本

目次

芸能人の写真を見ていると、撮影方法やメイクによって一般人とは違う規格があるように感じるかもしれない。

しかし、日本のパスポート写真について、芸能人専用の規格はない。俳優、タレント、モデル、お笑い芸人も、一般の申請者と同じ外務省の旅券用写真規格に従う。

外務省が2025年3月3日に更新した「パスポート申請用写真の規格」では、国際民間航空機関(ICAO)の勧告に基づく基準が示されている。

パスポート写真の基本サイズと撮影条件

パスポート写真芸能人


45 × 35 mm
日本のパスポート写真の基本寸法


縦
45mm


横
35mm


撮影期限
申請日前6か月以内


撮影方向
正面向き


背景
無背景・影なし


撮影人数
申請者本人のみ


頭部
原則として無帽


顔の輪郭
はっきり確認できること

出典:外務省「旅券用提出写真についてのお知らせ」(2025年3月)

特に注意したいのは、写真全体の寸法だけでなく、顔の大きさや目元の状態にも条件があることだ。

外務省の資料では、顔の寸法は頭頂から顎までを基準とし、目の周辺に髪の毛、マスク、眼鏡、つけまつげなどが入り込まないよう求めている。背景は白色が推奨されるが、従来の薄い青色なども受け付けられる。

不適切になりやすい写真の特徴

パスポート写真芸能人

次のような写真は、申請時に撮り直しを求められる可能性がある。

- 前髪が目にかかっている。
- 顔が斜めを向いている、または傾いている。
- 顔の輪郭が髪や衣服で隠れている。
- 背景に模様や影が入っている。
- 顔の特徴を変える加工が施されている。
- ウィッグなどによって実際の容姿と大きく異なる印象になっている。

また、2026年8月28日付の外務省のオンライン申請に関する案内でも、目を大きくする、美白処理をする、小顔にする、ほくろやしわを修正するといった顔の特徴を変える加工は認められていない。

ICAOの顔写真規格が採用される理由

パスポート写真芸能人

ICAOとは、国際民間航空機関のことだ。

国境を越える旅客の本人確認を円滑に行うため、旅券用写真には国際的な基準が設けられている。

外務省は、パスポートが海外で本人確認に使われる重要な身分証明書であることを説明している。また、渡航先によっては顔認証技術を使った本人確認も行われる。

つまり、写真の目的は美しく写ることではなく、本人の顔を正確に識別できるようにすることだ。芸能人の写真が魅力的に見えるかどうかと、旅券写真として適切かどうかは別の問題なのである。

【一般人と芸能人の比較】写真の仕上がりと撮影費用はどう違う?

芸能人と一般人のパスポート写真には、撮影環境や公開方法に違いがある。

ただし、旅券の本人確認に使用される顔写真の規格は共通している。

芸能人と一般申請者の違い

比較項目 芸能人 一般申請者
写真の規格 外務省の基準 外務省の基準
写真のサイズ 45×35mm 45×35mm
撮影期限 6か月以内 6か月以内
撮影環境 写真館などを利用する場合もある 写真館・証明写真機・対応アプリなど
メイク 本人確認を妨げない範囲 本人確認を妨げない範囲
顔の加工 顔の特徴を変える加工は不可 顔の特徴を変える加工は不可
写真の公開 本人の判断でSNSなどに公開する場合がある 通常は申請手続きに使用
撮影費用 撮影方法や店舗による 撮影方法や店舗による

芸能人だからといって、特別に美しく加工された写真を旅券に使用できるわけではない。

また、芸能人が公開した写真が美しく見える場合も、照明や撮影環境、本人の表情、メイクなど複数の要素が関係している。写真の仕上がりだけで特別な加工があったと判断することはできない。

パスポート写真の撮影費用はいくら?

一般の申請者が気になるのは、写真を準備するための費用だろう。

撮影方法によって金額は異なる。2026年に確認できる料金例を紹介する。



証明写真機
800円~
倉敷市本庁舎の設置機の料金例
短時間で撮影でき、費用を抑えたい人に向いている。機種や設置場所によって料金は異なる。



写真専門店
2,480円
カメラのキタムラのスタンダード料金例
スタッフのアドバイスや撮り直しに対応。プリントまたはデータを選択できる。



パスポート写真専用の店舗プラン
2,380円
カメラのキタムラ一部店舗の掲載料金例
45×35mmの写真2枚1組と撮影データ保存サービスが付く店舗例もある。



※料金は掲載されている店舗・サービスの一例であり、全国共通ではない。オプションやデータ受け取り方法によっても変動する。

撮影方法はどれを選ぶべき?

費用を抑えたいなら、規格に対応した証明写真機が候補になる。

一方、顔の位置や大きさが心配な人、撮り直しをしたい人は写真専門店のほうが安心だ。

オンライン申請を予定している場合は、写真データの受け取りにも対応しているか確認しておきたい。

注意したいのは、美肌補正や小顔補正などのオプションだ。パスポート写真では顔の特徴を変える加工が認められていないため、通常のプロフィール写真と同じ感覚で補正を依頼するのは避けたい。

【プロの結論】芸能人のパスポート写真の真相と現在の公開範囲

ここまでの公開事例と公的規格を照らし合わせると、芸能人のパスポート写真を理解するうえで押さえておきたいポイントが見えてくる。

芸能人のパスポート写真に公式一覧はある?

外務省が公表しているのは旅券用写真の規格や申請手続きであり、芸能人の顔写真を集めた公式一覧ではない。

芸能人のパスポート写真一覧としてインターネット上で紹介されるものは、基本的に本人のSNS投稿や、それを取り上げたニュース記事を集めたものだ。

したがって、ネットで見つかる画像がすべて本人のパスポート写真とは限らない。

特に注意したいのは、次の3種類の区別だ。

1. 本人が実際のパスポート写真を公開したもの: 真栄田賢、片桐仁、藤田ニコルなど。
2. 過去のパスポート写真を公開したもの: 片桐仁、ルー大柴など。
3. パスポートに使った写真について本人が語ったもの: 松本潤のアーティスト写真の事例など。

この区別を意識すれば、画像の出所や公開経緯を正しく理解できる。

芸能人のパスポート写真の歴代画像は現在も見られる?

過去に公開された写真は、ニュース記事や本人のSNS投稿を通じて紹介されている。

ただし、本人がSNS投稿を削除したり、公開範囲を変更したりする可能性もある。ニュース記事に写真が掲載されている場合も、すべての画像が永久に閲覧できるわけではない。

また、昔のパスポート写真と現在の宣材写真を比較する場合、撮影時期だけでなく、メイクや髪型、撮影環境も考慮する必要がある。

昔と今の顔が違うからといって、直ちに整形や加工を意味するものではない。 年齢や体重、髪型、表情などでも写真の印象は変わる。

ネットの噂と事実を見分ける判断基準

確認する項目 信頼性を判断するポイント
投稿者 本人の公式SNSか
写真の説明 実際のパスポート写真と明記されているか
報道 日付や本人の発信内容が紹介されているか
画像の出所 元の投稿や報道写真にたどれるか
写真の比較 撮影年代や条件が明確か
加工疑惑 見た目だけで断定していないか

特に重要なのは、本人の投稿と第三者による推測を混同しないことだ。

真栄田賢の2026年5月の事例は、本人の投稿を報道各社が紹介した公開事例である。一方、出所が分からない画像や、本人が説明していない写真の加工疑惑については、確定情報として扱う根拠がない。

芸能人のパスポート写真を楽しむ場合にも、公開された範囲と本人のプライバシーは区別する必要がある。

【芸能人のパスポート写真】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年にパスポート写真を公開して話題になった芸能人は誰?

A1:スリムクラブの真栄田賢が代表的な事例だ。2026年5月12日に自身のXでパスポート写真を公開し、成田空港の税関で検査員から「X見てます」と声をかけられたエピソードを紹介した。また、6月にはルー大柴が新旧のパスポート写真を公開している。

Q2:芸能人のパスポート写真は一般人よりきれいなの?

A2:一概にはいえない。芸能人も一般人も同じ旅券用写真規格に従う。撮影環境やメイク、表情などによって印象は変わるが、顔の特徴を変える加工は認められていない。

Q3:パスポート写真のサイズと撮影期限は?

A3:日本のパスポート写真は縦45mm・横35mmで、申請日前6か月以内に撮影したものが必要だ。正面向き、無帽、無背景などの条件もある。

Q4:昔のパスポート写真をSNSに公開しても問題ない?

A4:本人が自分の写真を公開すること自体と、旅券の個人情報を公開することは別の問題だ。旅券番号や生年月日などが第三者に見えないよう、公開する画像の範囲には注意が必要になる。

Q5:パスポート写真は証明写真機で撮影しても大丈夫?

A5:外務省の規格を満たした写真であれば、証明写真機で撮影したものも申請に使用できる。顔の大きさ、背景、目元、撮影期限などを確認することが大切だ。

まとめ:芸能人のパスポート写真は公開経緯と規格を知ると面白い

2026年に話題となったスリムクラブ真栄田賢のパスポート写真は、本人がXで公開したことから広がったニュースだった。成田空港の税関で検査員から声をかけられたというエピソードも加わり、写真そのものだけでなく、SNSを通じた芸能人とファンの交流という側面も見せた。

過去には片桐仁、藤田ニコル、明日花キララ、あぁ~しらき、シュウペイ、ルー大柴など、さまざまな芸能人がパスポート写真や昔の顔写真を公開している。

一方、一般申請者との違いは、写真の公開機会や撮影環境にある。旅券用写真のサイズ45×35mm、申請日前6か月以内という条件、ICAOに基づく本人確認の規格は共通だ。

芸能人のパスポート写真を楽しむときに大切なのは、本人が公開した写真と噂の画像を区別すること。そして、写真の美しさと本人確認用写真としての適格性を混同しないことだ。

2026年10月30日時点でも、芸能人のパスポート写真は本人のSNS投稿をきっかけに話題になるコンテンツの一つだ。今後も新旧の写真や更新時のエピソードが公開されれば、芸能人の意外な一面を知る機会になりそうだ。