【監督・脚本・主題歌】川村泰祐と宅間孝行が作る新しいおそ松さん
監督は川村泰祐!漫画原作の実写化を手がける演出家

2026年版の監督を務めるのは、川村泰祐。
今回の作品では、個性的な6つ子を中心に、研究者や教授が関わる大規模な騒動を描いている。
この設定で重要なのは、日常的な兄弟コメディと、世界規模のSF的な仕掛けをどう組み合わせるかという点だ。
特に人類クズ化計画は、登場人物の行動だけでなく、周囲の人々の反応まで変えてしまう設定である。
そのため、6つ子の掛け合いに加え、周囲の世界がどう変化していくかも演出上の見どころとなる。
脚本は宅間孝行!2022年版から制作体制を刷新

脚本を担当するのは宅間孝行。
2022年版の土屋亮一から脚本家が交代し、物語の中心も養子縁組をめぐる兄弟争いから人類全体を巻き込む騒動へと変わった。
今回のストーリーは、6つ子の個性を生かした会話劇だけでなく、研究者たちの思惑や世界の価値観の変化も描く必要がある。
その意味で、脚本家の交代は単なるスタッフ変更ではない。シリーズの基本的な笑いを維持しながら、新しい物語を成立させるための制作上の大きな変化といえる。
主題歌はAぇ! groupの「でこぼこライフ」

2026年版の主題歌は、Aぇ! groupの新曲「でこぼこライフ」。
2026年3月16日、ユニバーサル ミュージックが本作の主題歌に決定したことを発表した。
Aぇ! groupにとってグループ初主演映画の主題歌という位置付けでもあり、作品とグループの活動が結び付いた楽曲となっている。
主題歌に主演グループの楽曲を起用することには、映画と音楽の両方を楽しめるという利点がある。
映画を見た人が楽曲を聴き直したり、楽曲をきっかけに映画に興味を持ったりするなど、作品の楽しみ方が広がるからだ。
前作のSnow Man「ブラザービート」と比較して聴くと、主演グループが変わったことによる作品の新しい印象も感じられる。
【公開後の評価と見どころ】2026年版はどんな人におすすめ?
公開初週の興行成績
2026年版は、2026年6月12日に公開された。
映画.comが報じた国内週末興行ランキングによると、公開初日から3日間の成績は次のとおり。
- 観客動員数:14万1,000人
- 興行収入:2億1,800万円
- 国内週末映画ランキング:初登場3位
大作映画が並ぶ公開時期にランキング上位に入ったことは、作品への関心を示す一つの材料となる。
映画.comのレビュー評価にも注目
2026年10月下旬に確認できる映画.comのレビュー欄では、平均評価は4.7/5.0、レビュー件数は439件となっている。
投稿された感想には、次のような評価ポイントが見られる。
- 6つ子を演じる俳優たちのキャラクター表現
- アニメ版の世界観を生かした実写演出
- Aぇ! groupをはじめとする出演者の掛け合い
- 主題歌や劇中のライブ演出
- 繰り返し鑑賞することで気付く細かな演出
一方、これは映画.comに投稿された利用者レビューの集計であり、すべての観客を対象にした世論調査ではない。評価を参考にする際は、その点も踏まえておきたい。
見どころ1:6人の個性が生み出す掛け合い
本作の中心にあるのは、やはり6つ子の関係性だ。
6人は同じ家庭で育った兄弟でありながら、性格も行動も大きく異なる。
それぞれの価値観がぶつかり合うことで、何気ない会話からも笑いが生まれる。
今回のキャストは前作から一新されているため、2022年版を知っている人は、同じキャラクターが別の俳優によってどう表現されるかを比較する楽しみもある。
見どころ2:常識が逆転するブラックコメディ
人類クズ化計画の設定は、本作を象徴するアイデアだ。
社会の中で否定的に見られる行動が、突然称賛されるようになったらどうなるのか。
6つ子にとっては都合がよくても、人類全体にとっては大問題になる。
この皮肉を笑いに変えるところに、『おそ松さん』らしいブラックユーモアがある。
見どころ3:おなじみのキャラクターと映画オリジナル人物の共演
イヤミ、チビ太、トト子など、シリーズでおなじみの人物が登場する一方、白金台サクラや伊皿子坂教授といった映画の物語を動かす人物も配置されている。
シリーズのファンはおなじみのキャラクターを探す楽しみがあり、初めて見る人は映画独自のストーリーとして入りやすい。
見るべき人・好みが分かれそうな人
| おすすめの人 | 理由 |
|---|---|
| Aぇ! groupのファン | 6人のキャラクター表現を楽しめる |
| 西村拓哉・草間リチャード敬太のファン | 6つ子としての新しい役柄を見られる |
| Snow Man主演の前作が好きな人 | 新旧の配役や演出を比較できる |
| アニメ『おそ松さん』のファン | おなじみの世界観とキャラクターを楽しめる |
| ブラックコメディが好きな人 | 常識を逆転させる独特の設定が魅力 |
反対に、現実的な人間ドラマや、落ち着いた展開を重視する人には、誇張されたギャグや突飛な設定が合わない可能性もある。
【プロの結論】2026年版はキャスト交代だけではない新しい実写おそ松さん
今回の映画で注目すべきなのは、Snow ManからAぇ! groupへの主演交代だけではない。
本質的な変化は、6つ子の個性を生かすための物語そのものが変わったことにある。
2022年版は、養子縁組をめぐる兄弟間の欲望と競争を中心にした作品だった。
2026年版では、人間の価値観を変えてしまう計画を通して、6つ子の日常を世界規模の騒動へと発展させている。
この構造には、『おそ松さん』という作品が長く愛されてきた理由も表れている。
6つ子は、決して模範的な大人ではない。むしろ欠点だらけで、まともに生きることさえ難しい人物たちだ。
しかし、そんな彼らが集まると、予測できない笑いと騒動が生まれる。
だからこそ、キャストが変わっても作品の核となる魅力を引き継ぐことができる。
また、2025年10月にはテレビアニメが放送10周年を迎え、2026年にも記念企画が続いている。実写映画は、こうしたシリーズ全体の展開の中でも重要な位置を占める作品だ。
【映画おそ松さんに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:映画おそ松さん2026年版の公開日はいつ?
A1:2026年6月12日(金)に全国公開された。当初は2026年1月9日の予定だったが、2025年10月28日に延期が発表され、その後6月12日に変更された。
Q2:2026年版の6つ子のキャストは誰?
A2:おそ松役が末澤誠也、カラ松役が正門良規、チョロ松役が佐野晶哉、一松役が小島健、十四松役が草間リチャード敬太、トド松役が西村拓哉。
Q3:Snow Manは2026年版にも出演している?
A3:2026年版の6つ子の主演キャストはAぇ! groupの4人、草間リチャード敬太、西村拓哉に変更されている。Snow Manが6つ子を演じたのは2022年公開の第1作。なお、2026年版には旧・おそ松役として向井康二の名前も掲載されている。
Q4:映画おそ松さん2026年版の主題歌は?
A4:Aぇ! groupの「でこぼこライフ」。2026年3月16日に主題歌への起用が発表された。
Q5:映画おそ松さん2026年版の監督と脚本家は誰?
A5:監督は川村泰祐、脚本は宅間孝行。2022年版の英勉監督、土屋亮一脚本とは異なる制作体制になっている。
Q6:映画おそ松さんは原作漫画を読んでいなくても楽しめる?
A6:楽しめる。原作は赤塚不二夫の「おそ松くん」だが、映画の中心となるのは大人になった6つ子を描く「おそ松さん」の世界観。基本的なキャラクターの性格を知っておくと、より楽しみやすい。
まとめ:映画おそ松さん2026年版は新キャストと新ストーリーに注目
『映画 おそ松さん 人類クズ化計画!!!!!?』は、2026年6月12日に公開された実写映画第2弾。Aぇ! groupを中心とする新キャストが6つ子を演じ、川村泰祐監督と宅間孝行脚本によって、新たな騒動が描かれた。
特に注目したいのは、草間リチャード敬太の十四松役、西村拓哉のトド松役、そしてAぇ! groupの主題歌「でこぼこライフ」。2022年版のSnow Man主演作と見比べれば、同じキャラクターでもキャストや脚本、演出によって違った魅力が生まれることが分かる。
アニメファンはもちろん、Aぇ! groupや西村拓哉のファン、前作を楽しんだ人にも比較してほしい一作だ。シリーズ10周年を経た『おそ松さん』が、これからどのような展開を見せるのかにも期待したい。