【歌手・女優だけではない】『伊東家の食卓』やドラマで見せた新しい魅力
五月みどりさんの魅力は、歌手や映画女優という肩書だけでは語りきれません。テレビバラエティー、ドラマ、芸術活動など、さまざまな分野で才能を発揮してきました。
『伊東家の食卓』で親しみやすい母親役に

幅広い世代に五月さんの名前を再び印象づけた番組が、日本テレビ系の『伊東家の食卓』です。
1997年にスタートした同番組では、伊東四朗さんを父親とする家族の一員として出演。五月さんは母親役を務め、落ち着いた雰囲気とおっとりしたキャラクターで親しまれました。
1970年代の映画で見せた妖艶な女性像とは対照的に、家庭的で柔らかな印象が前面に出ていたのが特徴です。これによって、映画ファンだけでなく、日常的にテレビを見る家族層にも支持を広げました。
2023年12月31日には『伊東家の食卓』が8年ぶりにスペシャル番組として復活しましたが、五月さんは出演しませんでした。この不在も、当時の視聴者が近況を気にするきっかけになりました。
『やすらぎの郷』などドラマでも活躍

女優としての活動では、テレビ朝日系のドラマ『やすらぎの郷』も代表的な出演作です。2017年4月から9月まで放送された同作は、往年の俳優たちが集う老人ホームを舞台にした作品でした。
その後、2019年放送の続編『やすらぎの刻〜道』にも出演しています。女性セブンの2025年の報道では、この作品が五月さんの近年の出演歴を振り返る際の節目として取り上げられました。
油絵・書道・着物デザインにも才能を発揮

意外に知られていないのが、芸術分野での活動です。
日本コロムビアの公式プロフィールには、趣味として油絵と書道が掲載されています。また、所属事務所のプロフィールによると、1989年には二科展に初出品して入賞。1990年には銀座三越で初の個展を開催し、1992年には着物デザイナーとしても活動を始めました。
歌や演技だけでなく、絵画やファッションにも関心を持ち、自分の感性をさまざまな形で表現してきた人物です。こうした活動を知ると、五月みどりさんの芸能人生が、単なる人気歌手からの転身ではなかったことが見えてきます。
【2026年最新】五月みどりは現在87歳?近年の生活と公表された近況
五月みどりさんは1939年10月21日生まれです。2026年10月30日現在、87歳を迎えています。
現在の活動については、テレビ出演などの華やかな芸能活動から距離を置いている状況です。近年の詳しい近況を伝えた報道として注目されたのが、2025年7月28日発売の『女性セブン』による独占取材でした。
2025年7月に報じられた生活の変化
女性セブンは2025年7月28日、五月さんが長年暮らした神奈川県湯河原を離れ、都内の介護施設に入居したと報じました。
記事では、娘の千恵さんが取材に応じ、五月さんが認知症と診断され、要介護3の認定を受けたことを説明しています。家族による在宅介護を続けることが難しくなり、家族と相談したうえで施設への入居を決めたという経緯も伝えられました。
また、2025年8月4日の女性セブンプラスの記事では、施設での生活や家族のサポートについて、さらに詳しく紹介されています。
娘の証言から伝わる歌手時代の記憶
2025年の取材で印象的だったのは、娘の千恵さんが、母親の歌にまつわる様子を明かしたことです。
記事によると、五月さんは自分の思いを言葉で表現することが難しい状態になっていた一方、「おひまなら来てね」や「一週間に十日来い」といった自分の歌は覚えていたそうです。昔の映像を流すと、うれしそうに手を叩き、涙ぐむ姿もあったと伝えられています。
歌手として活躍した時代の楽曲が、長い年月を経ても家族との大切な時間につながっていることがうかがえます。
2026年現在の情報を確認するときの注意点
2026年10月時点で、具体的な生活状況を伝える近年の詳報として確認できるのは、2025年7月・8月の女性セブン関連の記事です。2025年の取材内容を、2026年に新たに発表された公式情報と混同しないことが大切です。
また、現在の活動状況と過去の芸能活動は分けて考える必要があります。テレビへの出演が少なくなったことだけを理由に、さまざまな憶測を広げるのではなく、家族の証言を伴う報道など、出所の明確な情報を基準にするのが適切です。
かつて紅白歌合戦の舞台に立ち、映画やバラエティー番組で長く愛された五月さん。現在は家族に見守られながら生活していると報じられており、昭和のヒット曲や映像は、今も彼女の歩みを伝える貴重な記録になっています。
【よくある疑問を解決】五月みどりの若い頃に関するよくある質問(FAQ)
Q1:五月みどりは若い頃、何歳でデビューしましたか?
1958年、19歳のときに「お座敷ロック」でレコードデビューしました。それ以前の1956年には、15歳でラジオ番組「ものまねのどじまん」に優勝しています。
Q2:五月みどりの若い頃の代表曲は何ですか?
代表曲は「お座敷ロック」「おひまなら来てね」「忙しくても来てね」「一週間に十日来い」などです。特に「おひまなら来てね」は1961年の大ヒット曲として知られています。
Q3:五月みどりはNHK紅白歌合戦に何回出場しましたか?
1962年から1964年まで、3年連続で出場しました。1963年の第14回では「一週間に十日来い」を歌い、瞬間最高視聴率85.3%を記録したと日本コロムビアのプロフィールに紹介されています。
Q4:五月みどりが女優として注目された映画は何ですか?
1975年11月1日公開の東映映画『五月みどりのかまきり夫人の告白』です。牧口雄二監督の作品で、五月さんが主演を務めました。
Q5:五月みどりは2026年現在、何歳ですか?
1939年10月21日生まれのため、2026年10月30日現在87歳です。2025年7月の女性セブンの報道では、都内の介護施設で生活していることが伝えられました。
Q6:五月みどりの若い頃の写真はどの時代を見るとよいですか?
1958年のデビュー当時、1961年の「おひまなら来てね」のヒット時期、1962〜1964年の紅白出場時期、1975年の映画出演時期がおすすめです。歌手時代と女優時代の印象の違いを比較できます。
まとめ:五月みどりの若い頃は昭和の歌謡界を象徴する華やかな時代だった
五月みどりさんの若い頃を振り返ると、単に美しい歌手だったというだけではなく、時代に合わせて自分の魅力を表現し続けた芸能人だったことが分かります。
1956年の「ものまねのどじまん」での優勝をきっかけに芸能界へ入り、1958年に「お座敷ロック」でデビュー。1961年の「おひまなら来てね」の大ヒットを経て、NHK紅白歌合戦に3年連続で出場しました。
そして1975年には『五月みどりのかまきり夫人の告白』で大胆な女優像を披露。その後も『熟女B』や『伊東家の食卓』、ドラマ『やすらぎの郷』など、さまざまなジャンルで活躍しました。
2026年現在は87歳。2025年の報道では、家族に見守られながら施設で暮らしている近況が伝えられています。
若い頃の写真に残る華やかな笑顔、「おひまなら来てね」の親しみやすい歌声、映画で見せた大胆な演技。これらを年代ごとに見比べると、五月みどりさんが昭和から平成にかけて、いかに幅広い魅力を持った人物だったかが伝わってきます。
その歩みは、歌手・女優・タレントという枠を越えて、長く日本の芸能文化に親しまれてきた一人の表現者の歴史でもあります。
主な参考資料
- 日本コロムビア「五月みどりプロフィール」「ディスコグラフィ」
- タレントデータバンク「五月みどりプロフィール」
- 所属事務所ノーリーズン「五月みどりタレントプロフィール」
- 東映ビデオ『五月みどりのかまきり夫人の告白』作品情報
- 映画.com・KINENOTEの映画作品データ
- 女性セブン(2025年7月28日発売号)
- 女性セブンプラス(2025年8月4日掲載)