【放送日はいつ?】2026年5月31日と6月6日の2週連続企画
今回のコラボは、1作品の中にゲストキャラクターを登場させるだけではなく、両作品がそれぞれのテレビシリーズで相手側のキャラクターを迎える形式です。
2026年5月24日、ABCテレビの『名探偵プリキュア!』公式サイトがコラボを発表。放送日は5月31日と6月6日に設定されました。
放送局はABCテレビ・テレビ朝日系と読売テレビ・日本テレビ系に分かれており、通常の番組編成をまたぐ企画になっています。具体的な放送情報は次のとおりです。
5月31日(日)
『名探偵プリキュア!』第18話
江戸川コナンがゲスト出演
6月6日(土)
『名探偵コナン』特別編
キュアアンサーがゲスト出演
放送情報・登場キャラクター比較

なお、地域による放送日の違いにも注意が必要です。BSS山陰放送では、プリキュア第18話は6月7日(日)朝6時15分から放送されました。
つまり、5月31日という日付は全国一律の放送日ではなく、ABCテレビ・テレビ朝日系の基準日です。
【各話のあらすじ】江戸川コナンとキュアアンサーはどう共演した?

今回の見どころは、異なる作品の探偵が単に同じ画面に登場するだけではなく、それぞれの得意分野を生かして事件に関わる点です。
5月31日:第18話「名探偵の共演(アッセンブル)」

物語の舞台は、宝生美術館。
あんなとみくるたちは、ガラスアーティストの新堂美佐子による展覧会の準備を手伝っています。展示の目玉となる作品は「12時のわすれもの」と名付けられたガラスの靴でした。
ところが、運搬用の台車から大量のガラスの靴が飛び出す騒ぎが発生します。
しかも、その大半は樹脂で作られた偽物。本物のガラスの靴は騒動の隙に姿を消してしまいました。
あんなとみくるは、怪盗団ファントムの仕業ではないかと考え、調査を開始します。
そこで出会うのが、まことみらい市を訪れていた江戸川コナン、毛利蘭、毛利小五郎です。
今回の事件で重要なのは、本物と偽物をどうやって短時間で見分けたのかという謎。
コナンの疑問を聞いたあんなは、ガラスと樹脂を区別するために手袋をしていなかった人物に着目します。
さらに事件は、ガラスの水槽を使った巧妙な仕掛けへと発展します。
水槽の中にガラスの靴を隠すために利用されたのは、エタノールとベンジルアルコールを混ぜた液体。液体とガラスの屈折率を合わせることで、靴を見えにくくする仕組みでした。
捜査の途中では、コナンの麻酔銃が小五郎ではなく、あんなに当たってしまうという展開も登場します。
その結果、コナンが「眠りのあんな」を通じて事件の真相を説明するという、両作品ならではの演出が実現しました。
さらに、事件の裏ではニジーが暗躍。怪盗団ファントムとの対決に発展し、コナンのキック力増強シューズとプリキュア側の必殺技が組み合わさります。
最後はアンサーとミスティックによる連携攻撃でハンニンダーを浄化し、ガラスの靴も無事に戻りました。
6月6日:「はなまるな真実(アンサー)」
今度は舞台が米花町に移ります。
こちらの物語では、連続宝石強盗事件が発生。プリキュアに夢中になっている吉田歩美は、盗賊団が現れればプリキュアに会えるのではないかと期待します。
コナンたち少年探偵団は、次の犯行対象と噂される金子宝石店の警備を担当することになります。
怪しい客の尾行によって、盗賊団の犯行日とアジトを突き止め、警察による一斉摘発が成功したかに見えました。
しかし、歩美は事件に違和感を覚えます。
ここで重要なのは、コナンだけではなく、歩美自身の観察力が事件の展開に関わっていることです。
プリキュアへの憧れが、単なるギャグやファンサービスで終わらず、事件を考えるきっかけになっています。
そして、タイトルの「はなまるな真実(アンサー)」にもつながる形で、キュアアンサーが登場します。
読売テレビの公式事件ファイルでも、この回は特別編として掲載されています。
2作品の共演で特に注目したい3つの場面
1. コナンとあんなの推理の連携
片方の作品の主人公が一方的に事件を解決するのではなく、双方の視点を組み合わせて真相に近づく構成です。
2. 「眠りのあんな」という演出
コナン作品でおなじみの推理演出をプリキュアの主人公に重ねた、今回ならではの場面です。
3. キック力増強シューズとプリキュアの連携
推理と変身アクションが一体化することで、通常のゲスト出演では生まれにくい特別な映像表現になっています。
【コラボ実現の経緯】なぜ30周年のコナンとプリキュアが組んだのか
今回のコラボには、作品の共通テーマと制作側の熱意という2つの大きな要因がありました。
名探偵コナンのテレビアニメ30周年
『名探偵コナン』は1996年にテレビアニメの放送を開始しました。
2026年は放送開始から30周年に当たります。
一方、『名探偵プリキュア!』は、2004年に始まったプリキュアシリーズの第23弾です。
シリーズ名に「名探偵」を掲げる作品が登場したことで、長年続いてきたコナンとの接点が生まれました。
ただし、30周年記念だけを理由に企画が生まれたわけではありません。
制作陣のインタビューからは、プリキュア側のプロデューサーが以前からコナンとのコラボを考えていたことが明らかになっています。
企画は約1年前から動いていた
2026年5月28日に公開されたクランクイン!のインタビューでは、両作品の制作陣が企画成立までの経緯を説明しています。
中心となった人物は、プリキュア側のプロデューサー荒牧壮也氏と、コナン側のプロデューサー藤堂真孝氏らです。
荒牧氏によると、企画の出発点は自身が『名探偵コナン』を好きだったことでした。
『名探偵プリキュア!』というタイトルを考える段階から、いつかコナンとつながる可能性を意識していたといいます。
その後、トムス・エンタテインメントや読売テレビなど関係各所が企画に賛同し、実現に向けて動き始めました。
特に難しかったのは、放送局の垣根を越えることです。
両作品は放送局だけでなく、アニメ制作会社や原作出版の関係者も異なります。キャラクターを出演させるだけでも、通常の作品内コラボとは異なる調整が必要でした。
2作品には意外な共通点がある
制作陣がインタビューで挙げた共通点は、次のとおりです。
- 探偵と推理を中心に物語が展開する。
- 個別の事件とは別に、大きな謎を抱えた組織が存在する。
- 推理だけではなく、アクションも物語の重要な要素になっている。
- 主人公が特別な制約や目的を抱えている。
たとえば、コナンには黒ずくめの組織、プリキュアには怪盗団ファントムという大きな物語の軸があります。
荒牧プロデューサーは、プリキュアの番組企画を社内で説明する際にも、コナンの物語構造を例に挙げていたと明かしています。
【共演・関係者一覧】キャラクターと制作スタッフの関係を整理
今回のコラボを理解するには、画面に登場するキャラクターだけでなく、企画を実現させた制作関係者にも注目する必要があります。
| 人物・キャラクター | 役割・関係 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 江戸川コナン | コナン側の主人公 | 5月31日にプリキュアへ出演 |
| キュアアンサー/明智あんな | プリキュア側の主人公 | 6月6日にコナンへ出演 |
| 毛利蘭 | コナン側の主要人物 | 第18話に登場 |
| 毛利小五郎 | コナン側の探偵 | 第18話の推理演出にも関係 |
| 吉田歩美 | 少年探偵団 | 6月6日の事件のきっかけを作る |
| 荒牧壮也 | プリキュア側プロデューサー | コラボ企画の発案に関わる |
| 藤堂真孝 | コナン側プロデューサー | コナン側の制作調整に参加 |
| 川崎弘二 | プリキュアのシリーズディレクター | 演出・世界観の調整 |
| 山本泰一郎 | コナン側の監督 | コナン側の制作を担当 |
| 吉田剛志 | 読売テレビ側プロデューサー | 企画実現に向けた調整に関与 |
| 多田香奈子 | ABCアニメーション側プロデューサー | コラボ実現を働きかけた |
この一覧からも分かるように、企画の成立には作品ごとの制作責任者だけでなく、テレビ局や制作会社を横断した協力が欠かせませんでした。
特に、荒牧氏が企画の種を生み、関係各所がそれを実現可能なプロジェクトへ発展させた点が重要です。
【制作スタッフインタビュー】世界観の違いをどう乗り越えた?
今回のコラボで制作陣が直面した最大の問題は、両作品の世界観の違いでした。
『名探偵コナン』は科学的な推理や現実的な事件描写を重視する作品です。一方、『名探偵プリキュア!』は変身や必殺技など、ファンタジー要素を取り入れています。
この違いを無理に消すのではなく、それぞれの作品のルールを守りながら共演させることが制作上の課題でした。
青山剛昌氏によるシナリオ確認
クランクイン!の後編インタビューでは、山本泰一郎監督が、原作の青山剛昌氏にもシナリオを確認してもらったことを明かしています。
特に重視されたのは、コナンの世界に魔法やファンタジーが実在する設定にしないことでした。
つまり、プリキュアのキャラクターを登場させても、コナン側の世界観を壊さないようにする必要があったのです。
そのため、両作品の制作陣は、どこまでファンタジー要素を取り入れられるのかを検討しました。
作画とキャラクターデザインの調整
キャラクターデザインにも細かな調整が加えられました。
川崎シリーズディレクターは、両作品のキャラクターの頭身やバランスが異なるため、同じ画面に並べた際に違和感が生まれないよう苦労したと説明しています。
特に目元は重要な要素でした。
コナン側の作風に合わせてあんなの目元を調整したり、色の鮮やかさや肌の明るさを細かく変更したりする作業が行われたそうです。
単にキャラクターを描き直すのではなく、双方のファンが自然に受け入れられるデザインを目指したことが分かります。
制作スタッフが語った最大の見どころ
インタビュー後編では、コラボならではの演出についても言及されています。
特に注目されるのが、コナンとプリキュアが協力して必殺技を生み出す場面です。
また、プリキュア側では、ガラスが消えるトリックに科学的な仕組みを取り入れ、警察や鑑識が登場するなど、普段より現実的な事件描写を意識したと説明されています。
反対に、コナン側ではハンニンダーのようなファンタジー寄りの存在を登場させています。
それぞれの作品が相手側の要素を取り込むことで、単独作品では生まれなかった表現が実現しました。
【限定コラボグッズ】アクスタ・缶バッジ・パズルの発売情報
コラボはテレビ放送だけで終わりませんでした。
2026年6月23日には、プリキュアシリーズの公式グッズショップ「プリキュア プリティストア」で、コラボ商品の販売が始まりました。
公式通販サイトでも販売が案内され、常設店舗は東京・大阪・横浜・越谷・名古屋の5エリアです。
プリティストアで発売された商品
| 商品名 | 内容 |
|---|---|
| アクリルスタンド | コナンとキュアアンサーのコラボデザイン |
| キラキラビッグ缶バッジ | 特別なビジュアルを使用 |
| アクリルコースター | 2人の名探偵をデザイン |
3種類とも、江戸川コナンとキュアアンサーの共演を楽しめる商品です。
エンスカイからは300ピースパズルも登場
300ピースジグソーパズル
税込・エンスカイ公式商品情報
コナンとキュアアンサーの特別ビジュアルを採用。完成サイズは26×38cm。
さらに、2026年8月下旬にはキャラクタースリーブも発売予定商品として案内されました。
グッズを購入する際のチェックポイント
- プリティストアの商品は、店舗とオンラインで在庫状況が異なる場合がある。
- パズルやスリーブは、プリティストアの商品とは販売経路が異なる。
- 発売予定日と実際の購入可能日は区別する。
- 中古市場で購入する場合は、未開封品かどうかや価格を確認する。
特に、今回のように放送を記念したコラボ商品は、通常のシリーズ商品とは異なるデザインが魅力です。コナンとキュアアンサーが並ぶビジュアルを手元に残したい人には、アクリルスタンドやパズルが注目商品になります。
【コラボの見どころと誤解】今回限りなのか、続編はあるのか
今回の企画について、押さえておきたいポイントがいくつかあります。
誤解1:6月6日のコナンは5月31日の続編なのか?
厳密には、同じ事件を前後編で描く構成ではありません。
5月31日は美術館のガラスの靴をめぐる事件、6月6日は米花町の連続宝石強盗事件です。
それぞれの作品の世界観を保ちながら、相手側のキャラクターが出演する独立したエピソードとして制作されています。
したがって、片方だけでも事件の流れは理解できますが、両方を見ることで相互出演という企画の面白さをより深く味わえます。
誤解2:コナンがプリキュアに変身するのか?
コナンがプリキュアに変身する企画ではありません。
コナンは探偵として推理を担当し、プリキュアは変身ヒロインとして戦います。
両者の役割を保ったまま協力することが、今回の企画の面白さです。
誤解3:今後も定期的にコラボするのか?
制作スタッフは、今回の企画を非常に特別なものとして説明しています。
一方、インタビューでは将来的な可能性についても話題になりました。
荒牧プロデューサーは怪盗キッドとプリキュアの対決に関心を示し、山本監督も他のプリキュアたちを登場させたいという思いを語っています。
ただし、こうした発言は将来への希望であり、続編の制作決定を意味するものではありません。
【プロの結論】今回のコラボを評価する3つの視点
今回の企画の価値は、単純な人気キャラクター同士の共演にとどまりません。
第一に、異なる制作体制を横断した企画であること。
テレビ局、制作会社、原作出版に関係する組織が異なる作品を同じ企画で成立させたことには、アニメ制作の面でも大きな意味があります。
第二に、作品の個性を壊さなかったこと。
コナンの推理、プリキュアの変身とアクションという、それぞれの看板要素が残されています。相手の世界観に完全に合わせるのではなく、両方の魅力を生かした構成です。
第三に、視聴者層をつなぐ企画であること。
コナンを中心に見ている人がプリキュアに興味を持ち、プリキュアを見ている子どもやファンがコナンに触れるきっかけになります。
特に、探偵という共通テーマを入口にした点は、作品を知らない視聴者にも企画の魅力が伝わりやすい設計です。
【名探偵プリキュアと名探偵コナンのコラボ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:名探偵プリキュアと名探偵コナンのコラボ放送日はいつですか?
A1:2026年5月31日(日)8時30分から『名探偵プリキュア!』第18話、6月6日(土)18時から『名探偵コナン』が放送されました。
Q2:江戸川コナンが登場するプリキュアは何話ですか?
A2:第18話「名探偵の共演(アッセンブル)」です。宝生美術館のガラスの靴盗難事件で、あんなやみくると協力します。
Q3:キュアアンサーが登場するコナンの回は何ですか?
A3:2026年6月6日放送の特別編「はなまるな真実(アンサー)」です。米花町の連続宝石強盗事件をめぐる物語に登場します。
Q4:コラボグッズはどこで買えますか?
A4:プリキュア プリティストアの常設店舗と公式オンラインストアで販売が案内されました。アクリルスタンド、キラキラビッグ缶バッジ、アクリルコースターなどがあります。エンスカイからはジグソーパズルなども展開されています。
Q5:コラボが実現した理由は何ですか?
A5:名探偵という共通テーマに加え、プリキュア側プロデューサーのコナンへの思いが企画の出発点でした。コナンのテレビアニメ30周年という節目も重なり、関係各所の協力によって実現しました。
Q6:コラボの続編や映画化は決定していますか?
A6:今回確認できる企画はテレビアニメの相互出演と関連グッズ展開です。制作スタッフは将来のコラボへの希望を語っていますが、続編や合同映画の制作決定とは区別する必要があります。
まとめ:名探偵同士の共演が生んだ2026年の特別企画
2026年の『名探偵プリキュア!』と『名探偵コナン』のコラボは、5月31日と6月6日の2週にわたって実現しました。
5月31日の第18話「名探偵の共演(アッセンブル)」では江戸川コナンが登場し、ガラスの靴の盗難事件に挑戦。6月6日の「はなまるな真実(アンサー)」ではキュアアンサーがコナンの世界に登場しました。
企画の出発点にはプリキュア側プロデューサーのコナンへの思いがあり、テレビ局や制作会社の垣根を越えた調整によって実現しています。
さらに、アクリルスタンドや缶バッジ、コースター、ジグソーパズルなどの関連商品も展開され、テレビ放送以外にも楽しめる企画となりました。
今回のコラボを振り返るうえで大切なのは、単に2人の名探偵が同じ画面に登場したことだけではありません。推理とアクションという共通点を生かしながら、異なる作品の魅力を尊重したことにあります。
「名探偵」という共通のキーワードが、30年の歴史を持つコナンと新しいプリキュアの物語をつないだ。 2026年を代表する特別なアニメコラボの一つとして、両作品のファンにとって記憶に残る企画になりました。